アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「六つの恐怖」について話します
1.貧しさの恐怖
2.批判の恐怖
3.病気の恐怖
4.愛の喪失の恐怖
5.老いの恐怖
6.死の恐怖
1.貧しさの恐怖
貧しさと豊かさは相いれません、貧乏に至る道と、金持ちに至る道は、正反対です
豊かになりたいのなら、貧しさにつながる状況を受け入れてはいけません
豊かさにつながる道の出発点は願望です
貧しさの恐怖は、理性を麻痺させ、想像力を破壊し、自立心を殺し、熱意を消し去り、自発性を低下させ、目的を不明確にし、先延ばしを促し、やる気を失わせ、自制心をくじきます
2.批判の恐怖
人間には、他人を批判することで自分の行動を正当化したがる習性があります
泥棒は、盗んだ相手の悪口を言う、政治家は、自らの能力を示すのではなく、相手を貶めて選挙に勝とうとする
批判に対する恐怖はさまざまな形をとるが、その原因はほとんど些細なものに過ぎません
批判への恐れは、人間の自発性や想像力、個性、自立心を奪います
3.病気の恐怖
この恐怖には、肉体的なものと社会的なものがあります
病気の恐怖は、私たちがよくは知らないが、恐ろしいものだと散々聞かされてきた忌まわしい世界を連想させます
世の中には、この恐怖を利用して人々に健康器具や食品を売りつける悪質な業者もいます
私たちが病気を恐れるのは、死を過度に恐れているからです、また治療のための莫大な医療費を払わなければならないことも恐れています
4.愛の喪失の恐怖
十分な根拠のある合理的な証拠がないのに、友人や愛する人を疑うような嫉妬は、正当な理由もなく暴力的になることがある
些細なことをきっかけにして、友人や家族、同僚、恋人、配偶者のあら探しをする
愛する人に貢ぐ金を稼ぐために、ギャンブルに手を出したり、時には盗みや不正行為などの危険な行為に走ったりする
5.老いの恐怖
精神的に成熟してくる50歳前後で、早くも老人気分になり、行動がおっくうになり、劣等感を抱く
50歳になって知恵や分別がついたことに感謝し、自信を持てばいいのに「もう年だから」と弁解して何事にも消極的になる
年齢を言い訳にして、積極的に新しいことに挑戦しようとせず、古い考えにしがみつき、自信を失う
6.死の恐怖
この恐怖ほど残酷なものはない、人を狂信的な信仰に駆り立てるのも、死を想像することに伴う恐ろしい苦しみです
宗教指導者は、私たちを確実に天国へ連れて行ってくれるとは限らないだろう
その宗教を信じなかった人が、地獄に落ちるわけではないだろう
にもかかわらず、地獄に落ちることを想像するとあまりにも恐ろしいので、人々は理性を失い、死の恐怖に縛り付けられてしまうです
もし、死が単なる変化や移行ではないとしても、死のあとに続くのは、永遠の安らかな眠りでしかない、眠りは恐れるものではない
そう考えれば、死の恐怖を払拭することが出来るはずです
人は、心に浮かんだもの以外は創造できません、そして人間の思考は、自発的であるか非自発的であるかにかかわらず、現実化されます
つまり、単なる思いつきも、意図的、計画的な思考と同じように、私たちの経済的、社会的な運命を決定するものになります
能力や教育、経験のレベルが同じくらいでも、不幸な人もいれば、幸せな人もいます
人は誰でも、自分の心を完全にコントロールできます
大切なのは、この力を活用して、心を外界のノイズから遮断し、大切な思考に集中させられるかどうかです
大自然は、人間に絶対的な支配力をただ一つ与えました、それは思考です
この事実を、人間が創造するあらゆるものは思考から始まるという事実と合わせて考えれば、恐怖に対処する方法が見えて来ます
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