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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今日は、「2010年家具業界の予測」と題しまして、話したいと思います。

家具業界の専門誌に「ルームファニシング」と言う雑誌があるのですが、新春号で「トップリーダーが予測する2010年家具、インテリア業界」と言う題で編集されていました。

「2009年を振り返って景気をどのように判断しますか?」と言う質問に対して、家具関連業者150社に対しアンケートをとったところ、、、、、

「悪かった」と答えた業者がなんと、93.7%であったそうです。

さらに2010年の今年の予測はと言うと、情けない話ばかりで読んでいて腹が立ってきました。

確かに、厳しい経済環境ではあると思いますが年の初めの挨拶で、こんな事しか言えないのかと、あきれてしまいました。

勝負をするのに、する前からすでに負けているような状態です。

どんなに景気が悪くなっても、デフレになって価格競争が激しくなっても、その時代に合った経営方針があるはずだと思います。

業界を代表するトップリーダーが、揃いも揃って情けない事しか言えないようではどうしようもないですね。

日本の家具業界は一部の勝ち組企業を除いて全滅するのではないかと思うほどです。

「時代と共にお客様の価値観が、変わった事」をいかにも悪い事のように愚痴を言っているようでは、経営者としては失格でしょう。

お客様のニーズをすばやく察知して、それに答える物を提供していくのが我々経営者の仕事だと思います。

デフレ結構、価格競争結構、不景気結構じゃないですか!

その時代その時代に合った経営感覚を身に着けていなければ、会社は存続出来ないですよ。

本当に、今、お客様が望んでいる商品、サービスを提供することが生き残る為の絶対条件でしょう。

日本の家具メーカーさんにしても、もっとグローバルに物を考え、他の業界のメーカーさんがいかに努力しているかもっと勉強すべきですよ。

卸屋さんにしても、直接お客様の声を聞く仕組みを作らないと、ピントの外れた商品ばかり提供しても小売店さんはどうしようもないですよ。

小売店にしても、お客様の要望を聞きながら自分達の都合で、お客様の気持ちを無視していたのでは、誰も来なくなりますよ。

我々企業は、お客様のために存在している訳で、支持を得られない場合は退場するべきです。

あるいは、過去の業態を見直し新しい業態に変化するか、価格とサービスの見直しをするか、顧客管理を徹底し満足していただくか、、、、

あるいは、全てをやり遂げないとお客様の支持は得られないかもしれません。

要するに「改革」をすべき時です!

今までの家具業界のままでは生き残れないのが、現実です。

変化することは、決して苦しいだけではありません。

夢を持って、楽しく変化すればお客様も喜んで帰って来てくれると思います。

家具業界の皆さん、皆で生き残りましょう!

松下幸之助さんが言われていた「好況よし、不況さらによし!」の精神で頑張りましょう。

我が社も今年は「飛躍の年」だと思って改革を実行します。

今年のキーワードは「チェンジ、チェンジ、チェンジ」で行くつもりです。

成功のキーワードは「お客様と一体となる!」です。

本年も宜しくお願いいたします。

               株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、来年「2010年の経営方針」についてお話したいと思います。

ビッグウッドも26歳を迎える事になりました。

私が今年で53歳になるのですが、今まで生きて来た人生のちょうど半分をビッグウッドと共に過ごしたことになります。

長いようで、あっという間の短い時間だったように感じます。

前置きは終わりにして、今年の年度方針を書きたいと思います。

一言で言えば「改革」です。

日本一の家具アウトレット専門店になるために、今年一年、懸命に「改革」をすると言うことです。

第一に、「商品改革」ですアウトレット商品を増やし、出来るだけプロパー商品を減らすという事です。

B品、換金商品、旧型品、倒産品、自社コンテナ商品の増加を目指す。

他社との差別化、集客増員、粗利率の改善を成し遂げるにはどうしても、商品改革が必要です。

今年の最重要課題です。

第二に、「物流システムの改革」です。

これは、ビッグウッドが今後、成長発展していくためには新しい物流の仕組みが必要であるからです。

第三に、「サービスの改革」です、現在下取りサービスを実施していますが、もっと                
     いろいろとお客様に喜んでもらえるサービスを考えていかねばなりません。          
 

第四に、「情報伝達の改革」それぞれの部署の人達がすばやく情報を手に入れる仕組みを作り上げたいと考えています。  

第五に、「仕入れ改革」ですが、計画発注の仕組みを考えて行きたいと思います。

自社コンテナの商品を欠品しないとか、デッドストックを作らない様にする為に是非必要です。

第六に、「経営理念に対する意識改革」をお願いしたいと思います。

ビッグウッドの経営理念「お客様及び全従業員の喜びの創造」「企業の再生支援を通じて社会に貢献する」この二つの理念の意味を全従業員が理解し実践できるようになりたいのです。

第七に、「在庫の改革」です

各店舗が在庫回転率を考え、適正在庫になるよう在庫削減に取り組む事が必要です。
なぜかと言うと、在庫と言う物は多ければ良いというものではないのです。

売り上げが悪い店舗は、売れない在庫が多いと言うのが現実で、古い商品がその店の鮮度を落としており、店舗の魅力を半減しているからです。

第八に、「業務マニュアルの作成」です。

接客マニュアル、配達マニュアル、サービスマニュアル、店長マニュアル等の作成を今期中に完成させる事が必要です。

なぜかと言うと、お客様に喜んでいただくためには、高いサービスの標準化が必要であり、店舗価値の標準化をしなければ、お客様に迷惑がかかるからです。

第九に、「店長の育成」です

多店舗展開していく上で、店長の育成が急務となってきていますので、「店長養成講座」を作って、店長資格を所得する仕組みが必要です。

以上の「九つの目標」を達成できるよう、全社員の皆さん宜しくお願いします。

来年はビッグウッドにとって「飛躍の年」になるのでは?
という予感がしています。

今年のブログはこれで終わりますが、一年間読んでいただいた方には、心から感謝いたします。  ありがとうございました

又、来年も宜しくお願いします。
            
              株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟




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今日は、「仕事は自分で作るもの」という話をします。

我々中小企業に従事する者は「自分で仕事を作り出し、自分で責任を持って成し遂げる」と言うスタンスで仕事をしなければ何事も成しえません。

ところが、会社から与えられた仕事、上司から命令された仕事だけしかしていない人達が存在しています。

もし、あなたがそのような「指示待ち人間」であるならば、中小企業では働いても意味がありませんので、公務員に転向するか、大工場のような所で働いたほうが良いと思います。

中小企業では、一人ひとりが事業主のような気持ちで、全体を見渡し自分のすべき仕事を、自分で考え実行できなければ意味がありません。

なぜかと言うと、中小企業とは、将来の自分の為に自己を磨いて、自己成長をする場所だからです。

大企業と違って、中小企業は会社全体の流れがわかり易く、仕事のノウハウも覚えやすく、又自分のしたい事も出来る土壌があります。

そして、社員の数も少なく一人の社員に任せる仕事の領域が大企業に比べると、とても大きく深いのです。

ですから、自分のやりたい仕事や新しいアイデアも実践できる可能性が、大企業や公務員に比べると比較にならないほど大きい訳です。

そのような職場でやりたい事が出来る環境にいるにもかかわらず、自分で仕事を作り出すことが出来ない人は、人生を無駄に過ごしているとしか言いようがありません。

すぐに、転職することをお勧めします。

仕事とは、人生の大半の貴重な時間を費やするものであり、面白くなくてはとても苦痛になる物です。

「人生の貴重な時間」を、「生活する為だけのお金」と引き換えにするのは、あまりにももったいないと思いませんか?

自分で考えたアイデアや、仕事のやり方、方法を会社全体に浸透させたり、全社員が共感してくれる様な場所は、中小企業が最高だと思います。

そして、自分が会社を変える、成長させる、進化させると言う意気込みがあれば、将来会社のリーダーとして活躍することも可能です。

「自分の仕事は、自分で作る」と言うことが先ず第一であり、見渡せば改良改善すべき点が山のようにあるのが、中小企業であります。

中小企業で働かれている皆さん、良い修行の場であると考えて仕事を考え出してください。

「必ず、将来自分のためになる!」と断言しても過言ではないと思います。

         株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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こんにちは、2009年も終わりに近づいて来ましたが、今年は皆さんにとってどんな年だったでしょう。

今年は、本当に色々な出来事がありましたね。

リーマンショックによる世界経済の悪化から始まって、日本では円高による輸出企業の業績悪化、失業率の悪化、デフレスパイラルによる物価の下落など、我々中小企業にとっては、極めて厳しい年でありました。

ビッグウッドにとっては、今年は改革元年であったと思います、2009年年度方針を「全社一丸となった経営」とし、全社員が愛社精神を持ち、会社を良くして行こうと頑張った年であったと思います。

又、部長、課長、エリア長、店長をはじめとする20代から40代の若手社員が、ビッグウッドを自分たちの会社であると認識しはじめて、改革を始めた年であったと感じています。

我々50代の経営幹部は、世代交代の時期を迎えつつあると感じております。

優秀な部下を育成し、自分がやってきた責任ある仕事を部下に引き継ぐと言うことは、喜ばしいことである反面ちょっと寂しいものです。

しかし、会社と言う物は変化、進化していく物であり、役割も若い世代に交代していく物であります。

時代に合った経営を行うことが、生き残る最善の方法であり、成長発展する唯一の手段である事は、誰しも理解しているはずです。

しかし、過去の成功体験をなかなか忘れることが出来ない我々幹部社員は、変化することを恐れる傾向があります。

改善、改良を積み重ねて行くことは、過去の成功を打ち消し将来の成功を見出すことであります。

「昨日までの成功は、明日の成功を約束しない」と誰かが言っていましたが、本当にその通りだと思います。

ですから、世代交代が行われなければ会社は衰退すると言うのも当然です。

しかし、世代交代するためには優秀な部下を育てる必要があり、自分たちが築いてきたノウハウや技術を引き継いでもらわなければなりません。

最も大切にしなければならない物は、経営理念でありビッグウッドの創業の精神であります、これは不変の物であり羅針盤でもあります。

どんなに時代が変わっても、「お客様の喜びの創造」という精神は永遠に不滅であるべきでしょう。

我々経営幹部は、次の世代の人たちに「変えなければいけない物、変えてはいけない物」を両方伝えなかればいけないと思います。

改革とは、「喜びを作り出すために苦しむことである」と言う名言の通りではないでしょうか。

皆さんも、将来の成功のために苦しんでください。

            株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟






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今日は、長い間ご無沙汰しておりました、すみません。

毎週ブログを書こうと思っていたのですが、なかなか出来ないものですね!

自分の意思の弱さを反省するばかりです。

ところで、今日は「使命」についてお話したいと思います。

人間は、誰でも「使命」を持って生まれてくるものだと思います。

意味もなく、生まれてくるのではなく、成すべき「使命」があるはずです。

自分の場合は、「家具業界に新しい業態を作り出すと言う使命」をもって生まれてきたのだと思います。

新しい業態とは、「家具のアウトレット」であり、日本の物流が変化していく中で必要に迫られて生まれてきた業態です。

何かの縁があり、私がその業態を日本に広める事になりました。

しかし、たまたま私が選ばれただけで、私以外の誰でも良かったわけです。

と言う風に、人間にはそれぞれの「使命」があるわけですから、自分の「使命」に気がつく事が大切だと思います。

私が気がついたのは、40歳を過ぎてからの事ですから、情けない話です。

しかし、「使命」に気がついたならば何が何でもやり抜かなければなりません。

自分が生まれてきた意味を知ったからには、死ぬまでやりぬく覚悟を持つべきだと思います。

もっと早く自分の「使命」に気がついていたならば、もっと違った人生が送れたのにと後悔する暇などありません。

おそらく、「使命」に気がつく時期も運命で決まっていたのかもしれません。

ただ、「自分は何の為に生まれてきたのだろう?」と言う疑問を若い時から持っていると、いないとでは人生が大きく変わると思います。

是非皆さんも、自分の「使命」はなんだろうか?と言う疑問をもって生きてみてください。

必ず、見つかるはずです!

         株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、先週に引継ぎ「家具屋の常識をぶっ壊せ第二段」をお話したいと思います。

家具屋さんの常識の中に、配送料というのがあります。

商品を買っていただき、お届けする為の料金ですが、家具は一応にして大きい物が多いですから、一人では配達が難しいので、二人で行います。

当然、人件費が発生しますので、もし配達に一時間かかれば二人で2000円はかかります。

また、トラックにかかる経費や、燃料代を計算するとかなりのお金がかかることになります。

ですから、配送料をお客様からいただくのは当然であるという常識ができたのです。

しかし、お客様から考えれば商品を購入しても自分で持って帰る事が出来ない訳で届けるのは当然であると言うことになります。

需要と供給のバランスを考えれば、現在は買い手市場でありますからお客様の考え方で、物事を考えなければ商売は成り立たないわけです。

そうすると、配達料をいただくのは間違いであると言うことになります。

10年前までは、配達料をいただくのは当然でありましたが、現在は送料無料が当たり前になっています。

ですから、いまだに家具屋の常識にとらわれて配達料をいただいているお店は、お客様から支持されないと言うことです。

さらに、新しい家具を買うお客様は大抵古い家具を持っていますから、新しい家具を買う為には、古い家具を廃棄しなければ買うことができません。

家具屋の常識では、古い家具を引き取る時は引き取り料をいただくのが当たり前でありました。

と言うのも、古い家具を引き取れば、それを家具屋さんが廃棄しなければならず、廃棄料が発生するからです。

ですから、家具の種類にはよりますが、2000円から5000円ぐらいの引き取り料をいただくのが常識でした。

しかし、お客様の立場から考えれば、新しい家具を買えば当然古い家具は置き場がなく、引き取ってもらわなければ買うことができないと言う理論になります。

となると、家具店は古い家具を引き取って当たり前、引き取り料をもらえないと言うことになります。

さらにお客様の立場で考えれば、引き取った古い家具をリサイクルとして販売すれば、家具屋は儲かるのではないかと思うかもしれません。

であれば、買い取ってくれてもいいんじゃないかと言う考えがあるかもしれません。

自分が、お客様の立場になって家具を買う時にはどういう気持ちになるか想像すると、確かにそのとうりではないでしょうか。

そうすると、お客様が気持ちよく新しい家具を買うためには、古い家具を下取りしてあげる事が一番良いのではないかと言う結論になります。

すると、我々家具店は「無料配達、無料引取り、下取りサービス」が当たり前のサービスになる訳です。

家具屋さんの常識では考えられない様なサービスが、お客様から考えればいたって当然であると言うことになります。

さらに、お客様が考えている通り、古い家具を再販すればゴミ代も節約できるし、いくらかお金も入ってきます。

さらにエコ対策としても、地球温暖化防止対策としても家具を燃やさない事で協力できる訳です。

色々なアイデアが生まれてくる為には、常識をぶっ壊すことから始まるのだと思います。

皆さんも、もう一度自分たちの業界の常識を見直してください。

お客様の視線で物を見る事から、常識に対する疑問がわいてくるはずです。

          株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟

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ずいぶんご無沙汰をしておりました、申し訳ありません。

今日は、「家具屋の常識をぶっ壊せ」と言うお話をしたいと思います。

まず、「家具屋の常識」とはどういう物か?

私は、大學を出てから30年間、家具屋をしており他の職業に従事した経験がほとんどありません。

ですから「家具屋の常識」にどっぷりとつかった人間でした。

家具屋の常識とは、まず現品販売をしないと言う事です。

何故現品販売をしないかと言うと、店に展示した商品は見本として置いておき、売れた場合はメーカーや卸屋さんに注文して新しい商品をお客様に届ける常識があるからです。

その方が、展示をやりかえる手間もなく楽だと言う事と、また家具メーカーや卸屋さんからも「現品は売らないでくださいね!」とお願いされますので、現品だしをする事がなくなったという訳です。

ですから、通常の家具さんで展示されている商品はかなり古い物が多いわけです。

どんなに良い家具でも、長期間展示していると汚くなってきます。

私は、商品の「鮮度」が落ちるのだと思います。

お客様は自分が買おうとする商品に対して、この「鮮度」を非常に敏感に感じ取ります。

ですから、店舗に入ってきたお客様が一番初めに感じるのは、商品の「鮮度」です。

販売員が接客する以前に、お客様は商品を見ただけでこんな商品は欲しくないと感じているわけです。

接客して、「買っていただけましたら新しい商品をお届けします」と言ってもお客様は、その見本の商品に魅力を感じませんから買う気が起きないのが現実です。

ところが、従来の家具屋さんはその事に気が付いていない方が多く、いまだに古い商品を展示して、なぜ売れないのだろうと嘆いていらっしゃるのです。

確かに、家具は大きいし重いので、展示商品を入れ替える作業は大変ですが、他のどんな業種でも、陳列を入れ替えるのは当たり前です。

家具店でも、最も大切なことは「商品の鮮度」をいかに保つかと言うことだと思います。

家具の「鮮度」が落ちて来る速度は、他の商品に比べて遅いと思いますが、3ヶ月が限度ではないでしょうか。

だから、どうしても「現品売り」をしなければお店の「鮮度」は落ちてきます。

売り越しができる商品でも「現品売り」をする事が大切なのです。

家具屋の常識を破ることが、お客様に支持されるお店になると言うことだと思います。

特にアウトレットの家具店では、すべての商品を「現品売り」しなければなりません。

どうしてかと言うと、もともと傷物とか、旧型品とか換金商品が多いわけですから、「鮮度」が落ちる速度が速いのです。

アウトレット商品は、2ヶ月を過ぎるともう売れなくなると思っても間違いではないでしょう。

ですから、もし同じ商品が3本あるならば全部展示して「現品売り」を徹底するべきです。

我々販売員は、常にお客様の目線で商品を検品し売れない理由を考える必要があるでしょう。

今日は、第一弾として「商品の鮮度」についてお話しました。

来週は、「サービス」についてお話したいと思います。

         株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟



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今日は「褒める仕組み」についてお話したいと思います。

あなたの周りには、ダイヤモンドの原石がいっぱいです。

それをただの石ころと思ってしまうか、ダイヤの原石として磨き光を当てるかで、企業の持つ価値は、大きく変わります。

また、あなたの人生の価値も大きく変わります。

「褒める仕組み」は今の時代に最も合った人材活用法の一つです。

ところで、褒めるという事は、まず相手をしっかり観察する事から始まります。

十人十色と言いますが、人間はそれぞれその人しかない宝物(長所)を持っていますが、それを見つけ出す事が、まず大切です。

自分より優れている所を見つけ出し、相手を尊敬できれば、好感を持てますから自然と「褒める」と言う行為が出来るようになります。

ちょっとした事でも、自分より優れたところがあればそれを認める度量がなければなりません。

「褒めるだけでは、人は育たない」と良く言われますが、叱るだけでは、人は変わらないし、動かないのも事実です。

では、どのようにして「褒める仕組み」をつくり出せば良いのか?

その人が、今出来ている所、お客様に喜ばれているところに焦点を当てて、伝えてあげる事が大切です。

優秀なアスリートに対するコーチのように、自信を与えつつアドバイスをしていかないと結果は良くならないはずです。

しかし、褒めるという事は、おだてたりおべんちゃらを言う事ではありません。

褒めるとは、価値を発見して、伝えることです。

目の前の人、商品、サービス、起きる出来事の中に価値を見つけ、さらにその価値を高め、そしてその価値を伝えることが「褒める」と言うことだと思います。

まず、自分たちの店舗が提供している商品、サービス、体験などの価値を「お客様の声」を使って確認する事から始めましょう。

そして、「お客様に喜んでいただいた成功事例」を、共有化し「お客様の喜びの声」を組織内で共有する。

皆から集めた成功事例やモデルとなる接客を参考にポイントを絞って行動指針(接客内容)を決定する。

お客様からの支持を得やすいポイントに絞りその実現に向け、ポップ等によりお客様に宣伝すると効果的でしょう。

お客様の喜びの声「褒めるところだけ集めた報告書」を作り、それを使って店内会議」を行い、実名を挙げて、そのスタッフに店長やエリア長や営業部長から感謝の気持ちを伝える事も良いと思います。

「これだけ喜んでいただいているお客様に、さらに喜んでもらうためには?」等の議題でスタッフから、アイデアを発表してもらう。

最後に、店舗でスタッフが取り組むべき課題を決定して、お客様に喜んでいただく為に、さらに努力するようにすれば、どんどん良くなるでしょう。

改善が実現、課題が実現されていたら、それを認めて褒めていくことが大切です。

「お客様からの感謝の声が増えてきているよ」などと、お客様の声を使って褒めると良いと思います。

これは、「商業界」と言う雑誌に書いてあった文章ですが、非常に共感いたしましたので、書かせていただきました。

皆さんは、「褒める仕組み」を自社で構築されていますか?

是非、我が社も「最高のダイヤモンド(人財)」をたくさん作り出したいと考えています。

           株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟








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今日は、大型家具チェーン店の「ニトリ」についてお話したいと思います。

今年、「ニトリ」はついに200店舗を達成いたしました。

家具業界において、快挙と言う他はないでしょう。

では、その内容を振り返って見たいと思います。

1967年(昭和42年)に似鳥家具を創業してその一店舗目の歴史を歩み始めた「ニトリ」は、埼玉県三郷市にオープンした店舗で200店舗を達成したのです。

42年余りで、家具業界だけではなく日本の小売業を代表する企業に成長したことになります。

「ニトリ」の似鳥昭雄社長は、「200店舗を達成したら、いつ死んでもよいと思っていたが、ここに来てもっと欲が出て次の段階として500店舗を目指す」と言っています。

1967年 一店舗目をオープン

1982年 10店舗目をオープン

2003年 100店舗目をオープン

2009年 200店舗目をオープン

一店舗目から10店舗目までの期間が15年かかっています。

10店舗目から100店舗目までの期間が21年かかっています。

100店舗目から200店舗目までの期間は、なんと6年で達成しています。

これは面白い数字だと思います。

最初の100店舗目までにかかった期間は、なんと36年も掛かっていますが、後の100店舗はたったの6年で成し遂げていると言う事です。

約6分の1の期間で、同じ100店舗を出店したという事は、非常に興味があります。

ビッグウッドの場合はどうかと言うと、1984年に創業して2002年に直営店8とFC店2で、一応10店舗目を達成していますので、約18年かかっています。

「ニトリ」に比べると3年も遅い訳ですが、現在直営店11とFC店19で30店舗を達成していますから、7年間で20店舗を増やしたことになります。

要するに、ビッグウッドは30店舗を達成するまでに、25年かかったことになります

「ニトリ」は、36年かけて100店舗を達成していますので、ビッグウッドの残された期間は11年と言うことになります。

という事は、100店舗まであと70店舗を11年で達成すれば「ニトリ」に並ぶと言う訳です。

そして2020年、11年後に100店舗を達成したとすれば、6年で200店舗になる可能性があるとすれば、2026年には現時点の「二トリ」と並んで200店舗になると言う事になります。

しかし、似鳥社長は「今後3年で100店舗増やす」とおっしゃっておりますから、おそらく2026年には500店舗以上になっているかもしれません。

家具業界で、快挙を達成している「二トリ」は、現在、流行りの「SPA」であることは間違いないと思います。

「SPA」とは、「製造物流小売業」のことですが、皆さんが良く聞く「プライベートブランド」を自社で製造して、自社で物流して、自社で販売することです。

「SPA」と言われる企業は、例えば「ユニクロ」や「ニトリ」のように海外の自社工場で「プライベートブランド商品」を製造し、中間業者を一切なくす事によって高利益を出せる体質になっています。

海外から輸入する際の物流も、自前でやってしまう恐るべし企業の事です。

しかし、我々家具小売店は、似鳥社長が実現させた「業界改革」を手本にして、新しい「家具の小売業態」を構築すべきだと思います。

我々の先輩である似鳥社長は「家具業界の重鎮」であり、尊敬に値する素晴らしい経営者であると考えます。

皆さんは、どのように思われますか?

            株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟






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今日は「採用」についてお話したいと思います。

今年5月の完全失業率は5.2%となり、9月には5.5%を超えてきているそうです。

単純に、1000人のうち55人が失業していることになります。

早稲田大学の野口教授は「日本の失業率は、政府が抑えていることもあって、5.5%になっているが、実態は米国並みの9%台になっている」と言っています。

野口教授は、日本の失業率が低く見えるのは、雇用調整助成金がある為、企業内失業している人たちがカウントされていないからだそうです。

ちなみに、雇用調整助成金とは、事業の縮小を余儀なくされた企業が、従業員の一時休業や、出向させる際に、事業主が支払う手当てや賃金の一部を国が助成する制度だそうです。

雇用助成金の実施計画の受理状況によると、2009年5月には驚くことに233万8991人いるそうです。

この233万8991人は、リストラ解雇や派遣切りの一歩手前の「失業予備軍」であるそうです。

5月の完全失業者数は345万人で、もし「失業予備軍」を加えると約579万人に達し、今後益々失業率は上がっていく可能性があるそうです。

我が社が最近「人材採用」したところ7人の募集に対して、なんと60人以上の応募があり、2次面接まで行いました。

本当にありがたいことですが、2年前までは考えられない様な状態です。

面接に来られる方は、大変一生懸命な素晴らしい方ばかりで、冷やかしで来ているような人は、一人としておられませんでした。

我々も、誠心誠意面接をして、真剣に選考しなければいけないのですが、採用人数が限られていますので、選考には大変苦労いたしております。

どの方も、落としがたい方ばかりで辛く、苦しい選択を迫られております。

私の考えですが、「人を採用すると言うことは、その人の人生を預かるものである」
と言う風に考えております。

ですから、一度採用すると、家族と同じような関係になると思っています。

よく、多めに採用して、何ヶ月か様子を見て振るいにかけるような採用をされる会社があるそうですが、わたしは決して、決してそのような事はしてはならないと思っています。

なぜなら、一度採用して身内となった人間を簡単にやめさせるような事は断じてするべきではないと考えているからです。

景気が悪いからと言って、簡単にリストラするような会社の考え方が、私にはどうしても理解できないのです。

私は、人を募集しても、募集しても面接にも来てくれない小さな会社のころ、入社してくれた社員を子供以上にかわいがって来ました。

愛情を持って育てる事が、私の「すべて」であり、自分以上の人間に育てる事が私の使命であると今まで、考え生きてきました。

年齢が上とか下とか、そういう問題ではなく、自分がお預かりした人たちは、生涯面倒を見るのが、社長の責任と思って会社を経営してきました。

ところが、最近は「経費削減のためリストラする企業」があたかも偉い企業のように思われているところがあるように思います。

確かに、変化の激しい経済環境でありますが、社員を自分の子供だと思っていたら、簡単に放り出すことが出来るでしょうか。

もしリストラする可能性があるのであれば、最初から雇わなければいいのです。

私の考えは古臭く、時代遅れかもしれませんが、会社はそこで働く社員のものであり、その社員を守るのが社長の仕事ではないでしょうか。

皆さんは、今の日本の企業経営者の方たちの考え方をどのようにお考えでしょうか?

           株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟






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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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