アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今日は、2010年度の日本の家具製造業界について 話したいと思います。
平成20年の「家具製造業」の事業規模を示す数値をみると、「事業所」が前年比5.7%プラスとなっておりますが、「従業員数」、「現金給与総額」の2項目は前年比マイナスが続いております。
また2009年には、前年度比プラスとなっていた「原材料使用額」「製造品出荷額」の2項目も、前年度マイナスに転じてしまいました。
2009年度の「家具、装備品」の出荷額の合計は、1兆8844億100万円、前年度比伸率は-10.2%となっています。
過去5年間の推移をみると、連続して前年割れが続いており、特に昨年は2桁台のマイナスを記録しております。
業種別で見ると、たんす類が一年間で27.5減、5年前と比べるとな、なんと44.1%減、10年前と比べるとな、なんと79.3%減です。
木製家具全体で見ても、2009年度は一年間で10.6%減となっています。
家具製造業全体では「事業所数」「従業員数」「給与総額」「製品出荷額」の4項目が5年前より減少し、「原材料使用額」だけが材料高騰を受けて5年前より増加しています。
要するに日本の家具メーカーは、非常に苦しい状況にあると言う事がわかります。
日本で製造されるの家具は、品質がよく耐久性もあるのですが、人件費が高い為、どうしても商品の価格が高くなってしまいます。
現在のように、デフレ経済で商品価格が下落し、家具の価格競争も激化している状況で、国産の家具は高価すぎてお客様に受け入れられないのが現状だと思います。
ニトリのように、人件費の安い海外で生産し低価格で販売する手法がお客様に受け入れられる状況となっています。
これからの日本の家具製造業は、日本でしか作れない家具を生産するしか生き残る道はないと思います。
オンリーワン商品こそ、日本のメーカーが目指す最後の希望となるでしょう。
日本の家具メーカーさん、「張って欲しい!」と心から応援いたします。
株式会社 家具アウトレットビッグウッド 杉浦眞悟
平成20年の「家具製造業」の事業規模を示す数値をみると、「事業所」が前年比5.7%プラスとなっておりますが、「従業員数」、「現金給与総額」の2項目は前年比マイナスが続いております。
また2009年には、前年度比プラスとなっていた「原材料使用額」「製造品出荷額」の2項目も、前年度マイナスに転じてしまいました。
2009年度の「家具、装備品」の出荷額の合計は、1兆8844億100万円、前年度比伸率は-10.2%となっています。
過去5年間の推移をみると、連続して前年割れが続いており、特に昨年は2桁台のマイナスを記録しております。
業種別で見ると、たんす類が一年間で27.5減、5年前と比べるとな、なんと44.1%減、10年前と比べるとな、なんと79.3%減です。
木製家具全体で見ても、2009年度は一年間で10.6%減となっています。
家具製造業全体では「事業所数」「従業員数」「給与総額」「製品出荷額」の4項目が5年前より減少し、「原材料使用額」だけが材料高騰を受けて5年前より増加しています。
要するに日本の家具メーカーは、非常に苦しい状況にあると言う事がわかります。
日本で製造されるの家具は、品質がよく耐久性もあるのですが、人件費が高い為、どうしても商品の価格が高くなってしまいます。
現在のように、デフレ経済で商品価格が下落し、家具の価格競争も激化している状況で、国産の家具は高価すぎてお客様に受け入れられないのが現状だと思います。
ニトリのように、人件費の安い海外で生産し低価格で販売する手法がお客様に受け入れられる状況となっています。
これからの日本の家具製造業は、日本でしか作れない家具を生産するしか生き残る道はないと思います。
オンリーワン商品こそ、日本のメーカーが目指す最後の希望となるでしょう。
日本の家具メーカーさん、「張って欲しい!」と心から応援いたします。
株式会社 家具アウトレットビッグウッド 杉浦眞悟
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