アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「ドン・キホーテ」の話をします
ドンキの創業者である安田隆夫氏は、1949年生まれ75歳です
私より7歳年上で、現在はPPIHの創業会長兼最高顧問をされています
2014年、ドンキの売上が6,000憶円になったとき65歳でCEOを退きましたが、それから11年現在の売り上げは2兆円を突破しています
なぜ、カリスマ的な創業者が現役を引退してから快進撃が出来たのでしょうか?
それは、「源流」という安田氏の経営理念を文章にして、それを全従業員に浸透させることに成功したからです
いわば、「源流」がドンキのCEOなのです
安田氏が「源流」を作った理由は、2010年にジムコリンズの「ビジョナリーカンパニー」を読んで、ビジョンと理念に基づく経営をすればカリスマ経営者は必要ではないと悟ったからです
実は私も、安田氏と同じ時期に「ビジョナリーカンパニー」を読んで感銘を受け、素晴らしい「会社のあるべき姿」を理解しています
我社にも「経営理念」はありますが、ドンキの「源流」のようにすべてを網羅した経典のようなものはありません
まして、全ての従業員がそれを暗記して理解しているというのですから、本当に凄いと思います
また、「商売の権限移譲」という現場のアルバイトさんに仕入れから値付け、展示の全責任をまかせる仕組みがドンキにはあるのですが、なんと「経営の権限移譲」まで安田氏はやり遂げました
その為、経営者がたくさん生まれ本当に強い会社になったようです
カリスマ創業者の安田氏が、現役を引退してから11年で、売上はなんと3倍(6,000憶円から2兆円)にまで大きくなっています
また、近年は海外に出店し多店舗展開をしています
恐るべしディスカントストア「ドン・キホーテ」です
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