アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「アメリカのベンチャー企業」について話します
アメリカはスタートアップの国です
特に西海岸でのIT系スタートアップの爆発的増加は、スタンフォード大学がつくったSRI(Stanford Research Institute)というインフラがもとになっています
これがシリコンバレーにつながります
そのシステムは完全に「多産多死型」で、アイデア段階からいうと100万分の1の確率をくぐり抜けて成功者が出てくる仕組みです
素晴らしいのは、ダメなアイデアや事業を早めに殺す、ダメなやつはダメとすぐに退場勧告するところです
日本のスタートアップや新規事業はみんな粘ります、例えばいったん大企業が何か始めると、なかなかやめられずに10年くらいは引きずりますね
若い起業家たちも一度やり始めたらなかなかやめられず、その貴重な20代を失敗に費やしてしまいます
米国だと2~3年で駄目ならダメとベンチャーキャピタルや市場が判定し、破綻となり、起業家もそれで割り切って次に向かいます
20代の間に何回もチャレンジができるのです
貴重な起業家人材が無駄になりません
アメリカではスタートアップは「多産多死」が当たり前です
日本でも、起業家が何度でも「挑戦できる仕組み」が必要だと思います
才能のある起業家が、一度の失敗で諦めてしまう、挑戦をやめてしまうことが日本で新規事業が生まれてこない理由だと思います
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