アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、賞与について話したいと思います。
賞与と言うよりは、ボーナスという方が一般的でしょうか。
一年間にだいたい2回出す企業が多いと思います。
時期は、夏(5月~7月)と冬(12月)だと思います。
査定期間は、6ヶ月です。
6ヶ月間の業績をもとに賞与の額を決めるのが一般的ですね。
我が社では、12月「冬期賞与」の査定は3月~8月の6ヶ月で、6月「夏季賞与」の査定は9月~2月の6ヶ月です。
最も大事なものは、「6ヶ月間の経常利益」だと思います。
みんなが一生懸命稼いだ利益の分配が「賞与」ボーナスです。
ですから、みんなでしっかりと稼いでおかないと、「賞与」ボーナスは期待できません。
では、分配方法はどうなっているのか?
まずは、6ヶ月間の会社の利益を計算して「賞与原資」を計算します。
そして、部署ごとに賞与を割り当てます。
一生懸命頑張って利益を残した部署には多く、利益を残せなかった部署には少なくなってしまします。
例えば我が社では、直営事業部、FC事業部、仕入れ部、管理部、ペルシャ絨毯部
ネット販売課、家具再生工場の7つの部署があります。
しかし、売上や利益を出せる部署は、直営事業部、FC事業部、ペルシャ絨毯部、ネット販売課、家具再生工場の5つです。
仕入れ部、管理部は売上を計上することができません。
ですから、賞与原資をまずは、7つに分けます。
その時に、頑張った部署には多く、頑張れなかった部署には少なくなります。
仕入れ部や管理部は、賞与原資が多ければ沢山出せますし、少なければ少ししか出せません。
例えば、直営事業部などでは、部署ごとに分けた「賞与」をさらに店舗ごとに分配していきます。
その時も、6ヶ月間の店舗ごとの業績をもとに分配していきます。
業績の悪い店舗は、残念ながら賞与の配分が少なくなってしまいます。
店舗ごとに分けた賞与原資を、さらに一人一人に分配していきます。
その時の分配方法は、人事考課という評価システムを使います。
一人一人の6ヶ月間の売上目標達成率や職務態度、会社貢献度などを5段階の点数に
表して採点します。
最初に自分自身が点数をつけます。
そして、直属の上司が更に点数をつけます。
更にその上の上司が点数をつけます。
そうすることによって、平等公平な評価が出来るからです。
しかし、実際に賞与を分配する者は、全社員さんの仕事ぶりを把握しておりません
ですから、皆さんの直属の上司が評価して採点をしたものを、大きなグラフに書き
出します。
そして、全社員の点数をグラフに落としていろいろな角度から評価します。
かなり大変な業務ですが、賞与をたくさん出せるときは楽しくてやる気も出ます。
しかし、少ない賞与を分配するときは、とても苦痛で情けない気持ちでいっぱいになります。
ですから、日々の予算をちゃんと達成して、たくさんの賞与を出せるようにして欲しいと思います。
「賞与」ボーナスは会社が出しているように思われているかもしれませんが、そうではありません。
みなさんが、自分で作って貰っているだけです。
ですから、たくさんの利益を出して「賞与」をたくさんもらえるようにして欲しいと思います。
自分たちの収入は自分たちで決めるのです!
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