アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今日は 「変えてはいけないもの」 という題で話したいと思います。
会社経営において 「変えてはいけないもの」 とは一体なんでしょうか?
一つは経営理念です。
経営理念は、大きな目標であり、理想であります。
大きな目標や、理想像がころころ変わっては、社員さん達は右往左往してしまいます。
もう一つは、「収益構造」です。
これは業界よっても違いますが、企業によっても違います。
例えば家具業界の「収益構造」は、粗利益 50%以上、販売管理費比率 45%以下、差額が経常利益ですから 5%以上
というのが普通です。
上場企業のほとんどが、粗利益率50%以上をキープしています。
ニトリ 平成24年度決算 粗利益率 55.1%
販売管理費率 34.6%
経常利益率 18.3%
大塚家具 平成24年度決算 粗利益率 56.6%
販売管理費率 54.4%
経常利益率 2.4%
カッシーナイクスシー 平成24年度決算 粗利益率 53.3%
販売管理比率 48.5%
経常利益率 4.1%
unico(ミサワ) 平成24年度決算 粗利益率 58.0%
販売管理費率 52.4%
経常利益率 5.5%
最近上場したunico(ミサワ)に至っては、なんと 58% の粗利益率を確保しております。
異常なのはニトリです、粗利益率 55.1% は他社と変わりませんが、販売管理費率が 34.6% ですから、経常利益が
18.3%という異常値をたたき出しています。
しかし、後の三社は販売管理費が 50% 近くまでありますので、経常利益率が悪いのです。
いずれにせよ、家具業界で生き抜く為には 50% 以上の粗利益率が必要だということです。
なぜ、粗利益率が高くないといけないのかというと、スーパー業界や他の小売店にはない業務 「配達」 という業務があるからです。
家具を配達する、商品をお届けする為にはかなりの経費が発生します。
ですから、販売管理費比率が高くなるのは仕方がないのです。
ホームセンターの売り上げがほとんどを占める ナフコ や 島忠 の粗利益率は 家具専門店に比べるとかなり低くなっています。
お持ち帰りの商品がほとんどですから、配達経費があまりかからない為に粗利益率が低くなっています。
我々の会社 アウトレット家具専門店「ビッグウッド」では「配達経費+下取り経費+ゴミ処理費」という三大経費がかかっています。
しかし、現状では 50% 以上の粗利益を確保できておりません。
将来的にはなんとか、 他の上場企業と同じように 50% 以上の粗利益率を達成したいと考えております。
「B品改革」によって、粗利益率をアップする事が生き残る為の条件だと思います。
会社経営において 「変えてはいけないもの」 とは一体なんでしょうか?
一つは経営理念です。
経営理念は、大きな目標であり、理想であります。
大きな目標や、理想像がころころ変わっては、社員さん達は右往左往してしまいます。
もう一つは、「収益構造」です。
これは業界よっても違いますが、企業によっても違います。
例えば家具業界の「収益構造」は、粗利益 50%以上、販売管理費比率 45%以下、差額が経常利益ですから 5%以上
というのが普通です。
上場企業のほとんどが、粗利益率50%以上をキープしています。
ニトリ 平成24年度決算 粗利益率 55.1%
販売管理費率 34.6%
経常利益率 18.3%
大塚家具 平成24年度決算 粗利益率 56.6%
販売管理費率 54.4%
経常利益率 2.4%
カッシーナイクスシー 平成24年度決算 粗利益率 53.3%
販売管理比率 48.5%
経常利益率 4.1%
unico(ミサワ) 平成24年度決算 粗利益率 58.0%
販売管理費率 52.4%
経常利益率 5.5%
最近上場したunico(ミサワ)に至っては、なんと 58% の粗利益率を確保しております。
異常なのはニトリです、粗利益率 55.1% は他社と変わりませんが、販売管理費率が 34.6% ですから、経常利益が
18.3%という異常値をたたき出しています。
しかし、後の三社は販売管理費が 50% 近くまでありますので、経常利益率が悪いのです。
いずれにせよ、家具業界で生き抜く為には 50% 以上の粗利益率が必要だということです。
なぜ、粗利益率が高くないといけないのかというと、スーパー業界や他の小売店にはない業務 「配達」 という業務があるからです。
家具を配達する、商品をお届けする為にはかなりの経費が発生します。
ですから、販売管理費比率が高くなるのは仕方がないのです。
ホームセンターの売り上げがほとんどを占める ナフコ や 島忠 の粗利益率は 家具専門店に比べるとかなり低くなっています。
お持ち帰りの商品がほとんどですから、配達経費があまりかからない為に粗利益率が低くなっています。
我々の会社 アウトレット家具専門店「ビッグウッド」では「配達経費+下取り経費+ゴミ処理費」という三大経費がかかっています。
しかし、現状では 50% 以上の粗利益を確保できておりません。
将来的にはなんとか、 他の上場企業と同じように 50% 以上の粗利益率を達成したいと考えております。
「B品改革」によって、粗利益率をアップする事が生き残る為の条件だと思います。
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