アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
「消費者」という言葉に抵抗感を覚えます。
それは、お客様を「商品を費やして消す者」と捉えることへの違和感から来ています。
ですから、消費者の代わりに「生活者」と表現することを心がけています。
なぜなら、私たちが向き合っているのは「お客様」と呼ばれ、一人ひとりが個性を持つ「商品を活かして生きる者」なのですから。
こう考える人は多いようで「大辞林」第三版では、生活者をこう定義しています。
「人は単に消費するだけではなく、消費活動を通じて生活の豊かさや自己実現を追求しているという考えに基づき、消費者に代わり用いられる語」
お客様を生活者と捉えると、そこには私たちが自らの商いで喜んでもらいたいと願う相手の顔がはっきりと浮かびます。
「あの人に、この商品で笑顔になってもらいたい」と営む商いにこそ、私たちの喜びがありはずです。
そのために私たちは、商品を仕入れ、または作るのです。
そのために私たちは。店を構え、売り場を整えるのです。
何でも一通り揃えております。
しかし、ろくなものはございません。
こういう商売のどこにお客を引く魅力があるのだろうか。
AとBの二種類しかございません。
しかし、そのいずれもが確信のある品でございます。
こういう特色のある商売の仕方にお客は大きな魅力を感ずる。
お客様を「費やして消す者」と捉えたら、商品という「物」に当てられ自店の都合が優先します。
しかし、「活かして生きる者」と捉えたら「人」を見つめ、彼らの喜びを第一とするようになります。
「消費者と生活者の違いなど、たかが表現上のこと」と思ってはいけません。
私たちは言葉によって生きる存在なのですから。
以上の文章は、「商業界」の編集長である笹井清範さんが書かれた文章です。
非常に感銘を受けましたので書かせていただきました。
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本日は、月刊誌「商業界」の中からの抜粋を掲載いたします。
笹井編集長の文章です。
「義も利もひとつ」
世の中の人々に公平であり、親切であり、「愛」を持って接しているか。
自分のやっていることが仕入れも販売も「真実」に徹しているか。
お客様にも、従業員にも、取引先にも、地域社会にも、そして自分にも「利益」をもたらしているか。
愛、真実、そして利益 この言葉は、商業界創立者、倉本長治が提唱した商いの本質です。
これら3つは不可分のもの、つまり「三位一体」のものだと説いています。
ですから、これら3つを同時に実現してこそ、初めて輝かしい商売が成り立ち、美しい商人が誕生するのです。
「三位一体」と表現されているように、これらは分かちがたい関係にあります。
その理由の核心として、商売の目的は「金儲け」ではないと倉本は断じました。
しかし、利益や儲けがなければお客様に有利な商いはできません。
店とは「人間の勤労の報酬が、その生活の喜びヘと昇華する神聖な場所」なのですから。
このような店を維持し、生活者を幸福にするように商売を維持、改善、そして継続していくためにこそ利益は必要なのです。
それゆえ倉本はこうも言いました。
「儲けない商売に誇りを持っても、儲からぬ商売を恥じよ」
だから、皆さん精いっぱい力の限り儲けてください。
すると、単純な心理に気づくはずです。
たくさん儲けるには、まずはお客様にたくさん儲けていただくことが最善の道であることを。
儲けるとは、喜びであり、満足のことです。
すると、こんな言葉が思い浮かびます。
「先義後利」
中国の儒学の祖の一人、荀子の栄辱編の中にある「義を先にして利を後にする者は栄える」を原典とする言葉です。
企業の利益は、お客様、社会への義を貫き、信頼を得ることでもたらされるという意味で、言い換えると「顧客第一主義」「社会貢献」となります。
しかし、倉本の考え方はそれとは異なるものでした。
愛、真実、そして利益が「三位一体」であるように、義も利も一体であるべきだというのです。
義を先にすれば後から利がついてくるのではなく、義とは利であり、利とは義であるということでしょう。
義と利は異なるものではありません。
義と利を異なるものと捉えるから、真実から離れていくのです。
人間の営みの根本に愛情を置きましょう。
商売の根本にも愛の観念を置くとき、嘘のない、お客に親切な、信頼される商店が生まれるのです。
笹井編集長の文章です。
「義も利もひとつ」
世の中の人々に公平であり、親切であり、「愛」を持って接しているか。
自分のやっていることが仕入れも販売も「真実」に徹しているか。
お客様にも、従業員にも、取引先にも、地域社会にも、そして自分にも「利益」をもたらしているか。
愛、真実、そして利益 この言葉は、商業界創立者、倉本長治が提唱した商いの本質です。
これら3つは不可分のもの、つまり「三位一体」のものだと説いています。
ですから、これら3つを同時に実現してこそ、初めて輝かしい商売が成り立ち、美しい商人が誕生するのです。
「三位一体」と表現されているように、これらは分かちがたい関係にあります。
その理由の核心として、商売の目的は「金儲け」ではないと倉本は断じました。
しかし、利益や儲けがなければお客様に有利な商いはできません。
店とは「人間の勤労の報酬が、その生活の喜びヘと昇華する神聖な場所」なのですから。
このような店を維持し、生活者を幸福にするように商売を維持、改善、そして継続していくためにこそ利益は必要なのです。
それゆえ倉本はこうも言いました。
「儲けない商売に誇りを持っても、儲からぬ商売を恥じよ」
だから、皆さん精いっぱい力の限り儲けてください。
すると、単純な心理に気づくはずです。
たくさん儲けるには、まずはお客様にたくさん儲けていただくことが最善の道であることを。
儲けるとは、喜びであり、満足のことです。
すると、こんな言葉が思い浮かびます。
「先義後利」
中国の儒学の祖の一人、荀子の栄辱編の中にある「義を先にして利を後にする者は栄える」を原典とする言葉です。
企業の利益は、お客様、社会への義を貫き、信頼を得ることでもたらされるという意味で、言い換えると「顧客第一主義」「社会貢献」となります。
しかし、倉本の考え方はそれとは異なるものでした。
愛、真実、そして利益が「三位一体」であるように、義も利も一体であるべきだというのです。
義を先にすれば後から利がついてくるのではなく、義とは利であり、利とは義であるということでしょう。
義と利は異なるものではありません。
義と利を異なるものと捉えるから、真実から離れていくのです。
人間の営みの根本に愛情を置きましょう。
商売の根本にも愛の観念を置くとき、嘘のない、お客に親切な、信頼される商店が生まれるのです。
平成29年がスタートして既に20日以上が経ちました。
今年のビッグウッドの「年度方針」は全社員の意思統一です。
みんなで力を合わせて、リテールアウトレットという業態を作り出す事です。
また、具体的なの目標として
1.B品比率50%以上
2.5つの基本の徹底
3.関東進出の成功
今年、いよいよビッグウッドも、日本の中心「関東エリア」に出店いたします。
まず手始めとして、1月27日東京都青梅市に関東第一号店を出店します。
今年は、西関東エリアを重点的に展開していく予定です。
今年は、本当に身の引き締まる思いで、スタートをいたします。
現在44店舗のビッグウッドグループを、4年後には100店舗以上にしたいと考えております。
直営店舗を28店舗出店、FC店舗を28店舗出店すれば100店舗のグループになります。
同じビジネスモデルの店舗の出店なので、店舗開発が上手く出来れば問題はないと思います。
店長候補社員も、店舗が増えれば増えるほど「対象者」も増えるので出店速度がどんどん早くなっていくと思っています。
優秀な人材を探し出し、店長候補者として教育できれば育成速度は早くなっていくと思います。
その為には「店長育成教育」の仕組みが必要です。
今年は、この仕組みも作ろうと考えております。
そして、グループ拡大に絶対必要なのがアウトレット商品の仕入れ拡大です。
昨年、中国広東省に「ビッグウッド中国出張所」を開設いたしましたが、まだまだ仕入れ力が足
りていません。
広東省の家具生産額は約3兆円で、国内販売が1兆2千億円、海外への輸出額が1兆8千億円です。
1兆8千億円の3%がデッドストック比率として計算すると、約540億円のアウトレット家具が存在することになります。
また、中国だけではなく、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、アメリカ、ヨーロッパなど家具の生産地はたくさんあります。
各国のアウトレット家具を世界中から輸入する計画を立てております。
ですから、リテールアウトレット家具店を全国に展開することは可能だと思っています。
ビッグウッド全社の皆さん、ともに頑張りましょう!
今年のビッグウッドの「年度方針」は全社員の意思統一です。
みんなで力を合わせて、リテールアウトレットという業態を作り出す事です。
また、具体的なの目標として
1.B品比率50%以上
2.5つの基本の徹底
3.関東進出の成功
今年、いよいよビッグウッドも、日本の中心「関東エリア」に出店いたします。
まず手始めとして、1月27日東京都青梅市に関東第一号店を出店します。
今年は、西関東エリアを重点的に展開していく予定です。
今年は、本当に身の引き締まる思いで、スタートをいたします。
現在44店舗のビッグウッドグループを、4年後には100店舗以上にしたいと考えております。
直営店舗を28店舗出店、FC店舗を28店舗出店すれば100店舗のグループになります。
同じビジネスモデルの店舗の出店なので、店舗開発が上手く出来れば問題はないと思います。
店長候補社員も、店舗が増えれば増えるほど「対象者」も増えるので出店速度がどんどん早くなっていくと思っています。
優秀な人材を探し出し、店長候補者として教育できれば育成速度は早くなっていくと思います。
その為には「店長育成教育」の仕組みが必要です。
今年は、この仕組みも作ろうと考えております。
そして、グループ拡大に絶対必要なのがアウトレット商品の仕入れ拡大です。
昨年、中国広東省に「ビッグウッド中国出張所」を開設いたしましたが、まだまだ仕入れ力が足
りていません。
広東省の家具生産額は約3兆円で、国内販売が1兆2千億円、海外への輸出額が1兆8千億円です。
1兆8千億円の3%がデッドストック比率として計算すると、約540億円のアウトレット家具が存在することになります。
また、中国だけではなく、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、アメリカ、ヨーロッパなど家具の生産地はたくさんあります。
各国のアウトレット家具を世界中から輸入する計画を立てております。
ですから、リテールアウトレット家具店を全国に展開することは可能だと思っています。
ビッグウッド全社の皆さん、ともに頑張りましょう!