今日は「利益配分」と言う事について話したいと思います。
簡単に言うと、「利益」とは売り上げから経費を差し引いて残ったお金であります。
そして「利益」とは、会社を存続させるためにどうしても必要なお金でもあります。
また、お客様に満足していただいた量「顧客満足度」=利益額であります。
ですから「利益」をたくさん出している会社は、お客様にたくさん満足を与えている訳です。
お客様に支持されていなければ、お客様に喜んでいただいていなければ、「利益」は出ないと言う事になります。
ですから「利益」とは、「お客様からの感謝の気持ち」を形にしたものであります。
そして会社とは、「利益」を全社員に公平に分配するための組織であります。
公平に分配する為の仕組みが「人事考課制度」であり、それを構築するのが社長の最も大事な仕事であります。
「利益分配」の時期は、年に一度の昇給査定と年2回のボーナス査定であります。
まず昇給査定は、年間実績と上司の評価をあわせたもの、それを「会社貢献度」と言いますが、要するに会社にどれほど貢献したかによって査定されます。
また、ボーナス査定は前期、後期の6ヶ月で査定されますが、6ヶ月の業績を中心に査定されます。
会社によって、査定の仕方は様々で100社100通りあると思いますが、社風と同じように会社の個性が出るものであります。
会社が大きく成長するためには、最も大事な仕組みであり、会社の規模に応じて改良、改善する必要があると思います。
中小の会社には、ちゃんとした「人事考課制度」というものがない場合が多いのですが、我が社にしてもやっと出来つつあるような状態です。
「利益配分」の為に必要な「人事考課制度」を構築する事が、大きな組織に成長する為の要になると思います。
誰が社長になろうとも、利益を公平に分配する仕組み「人事考課制度」が会社成長の原動力になるわけですから、社長に就任した人は真剣に取り組んでもらいたいと思います。
優秀な人材ほど、自分を正しく評価してくれる会社で働きたいと思っているでしょう。
ですから、公平な「利益配分」がいかに大切であるかと言う事を肝に銘じて、会社経営をするべきだと思います。
中小家具店の経営者の皆さん、厳しい経営環境ではありますが、利益=(顧客満足度)を稼ぎ出し、社員に分配できるよう頑張りましょう!
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟