ビッグウッドは家具のアウトレット専門店ですが、日本一安く、日本一サービスの良い店舗を目指しています。
お客様が、アウトレットの店に一体何を求めているのかと考えてみると、良い商品をどこよりも安く買いたいと思って来店されるのだと思います。
同じ価格で、二度と買う事が出来ない商品を求めて来られるのでしょう。
ですから我々は、これ1ヶしかありませんという「現品販売」を心掛けなくてはいけないのです。
お客様は、本当に1ヶしかないのか確かめる為に「これしかないの?」と言われますが、「注文できます」とか「まだたくさんあります」と言うのでは、お客様の期待を裏切る事になると思います。
アウトレット商品は何か理由があって安くなった商品ですから、傷があっても旧型でも、倒産品でもお客様は喜んで買っていただけます。
逆に、他の家具店でも買えるような国内メーカー品や安くない商品は喜びません。ですから、お客様が我々に求めているのは、最先端の新しいデザインの商品ではなく、旧型でも品質が良く非常に安い商品だと思います。
現在、N社が低価格家具の全国標準価格を示し、お客様はN社より高いか安いかという判断で商品を選んでいます。
同じレベルの商品であれば、アウトレット店では当然N社より安く販売しなければ、お客様は納得しないと思います。
お客様は、N社にあるような低価格商品だけをアウトレットの店に求めているのではなく、実は高級な家具も理由があって安くなっていると喜んで買ってくれます。
要するにアウトレットの店舗は、価値がある商品を何かの理由で安く仕入れ、お客様に喜んでもらえる価格で販売しなければいけないのです。
ですから現品販売が原則で、もし数がある場合でも「何本限りです」と言う風に販売するべきです。
我々アウトレットの看板を出している店舗は、二度と買えない価格で価値ある商品を販売しなければなりません。
その為には、全国のメーカーから、いや全世界のメーカーからアウトレット商品を仕入れる努力をするべきです。
お客様に、驚きの価格で喜んでもらえるよう真剣に仕入れに取り組むべきです。
そして、アウトレットのお店だけれど、お客様に喜んでもらえるサービスと丁寧な接客を心がけ、アウトレット店のイメージを良くしていかなければと思います。