新年明けましておめでとうございます,2009年,最初のブログを書いています。
今日は「下取りサービス」の意味についてお話をしたいと思います。
実は家具業界でこの「下取りサービス」をしている企業は今だにありません。
何故かと言うと非常にリスクが大きいサービスだからです。
古い家具の「無料引き取り」だけでも大変な手間でどの企業もやりたくないサービスなのに、有料で買い取るというサービスは考える事もできないサービスでした。
何故かと言うと、中古家具の場合再販できない物の割合が多く、かなりの数ゴミとして処分しなければいけません。
まして通常の家具店さんは、お客様から引き取った中古の家具をリサイクル商品として販売する等という事は、考えた事もないでしょうからすべてゴミとして処分するわけです。
そうすると、お金を払って下取りした家具を、又お金を払って処分する訳ですからかなりの経費がかかります。
実はこの「下取りサービス」を考えたのは10年以上前の事ですが、いろいろな問題があって不可能でないかと考えておりました。
1、まず自社で配達する機能がない企業は不可能です。
2、ゴミ処理費用の増大も大きな問題です。
3、「下取り価格」の見積もりをする為の労力(人件費)がかなりかかる。
しかし、この「下取りサービス」はお客様にとっては大きな喜びではないでしょうか、ビッグウッドの経営理念「お客様の喜びの創造」に沿った考え方であると思います。
そこで3年前から一つずつ問題を解決してきました。
1、「無料引き取りサービス」を実施して慣れてもらった。
2、全店、古物商の免許を取り、リサイクルコーナを設置してゴミを減らす方法を考え、実施した。
3、「下取り価格決定表」を作成して見積もりに行かないで、お客様が来店された時に買い取る方法を考えた。
試行錯誤の末に「下取りサービス」という業界初のサービスがビッグウッドで実施される予定です。
まだまだ問題点はたくさんありますが、2009年という激動、激変の年に他社との差別化を図り生き残る為、またお客様に喜んでいただく為、ビッグウッド独自のサービスとして展開していきたいと考えております。
一つのサービスがお客様に認知されるまで3年はかかるといいます。大切な事は、やり続けるける事だと思います。
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟