アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、「通販市場状況」について話したいと思います。
日本通信販売協会が2012年度(2012年4月~2013年3月)の通信販売市場の売上高に関する速報値を発表しました。
それによると2012年度の売上高は、前年比 6.3%増の 5兆4,100億円。
前年に比べて3,200億円の増加となり、ついに 5.5兆円規模の市場にまで成長しました。
気になる伸び率ですが、前々年度 8.4%、前年度 9.0%に比べて鈍化したものの他の小売業態に比べれば、高い成長率を示しています。
14年間連続して増加となり、通販市場は成長市場であることを示しております。
その大きな理由としては?
1.スマートフォン、タブレット型端末の出現でますます活性化した。
平成23年「通販利用動向調査」の端末別インターネット人口普及率によると従来の携帯電話が52.1%であったのに対してスマートフォンが16.2%でした。
まだまだ携帯電話の比率が高いものの、スマートフォンは急成長を続けており社会情勢から見て、今後携帯電話を抜くことは必至です。
通販市場を担ってきた「カタログ」「テレビ」という販売手段からパソコンをはじめとして携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末へとシフトしていくと思われます。
2.幅広い年齢層に「通販」が浸透。
「平成23年度通信利用動向調査」における「電子商取引きの利用率」を見ると、日常のあらゆる面でインターネット通販が利用されていることがわかります。
年齢層も20代から60代まで幅広く、もはや日常化したといっても過言ではありません。
今後、子育て世代、共稼ぎ世代、自営業者などの更なる利用が見込まれ、まだまだ市場が拡大しそうです。
では、インターネット通販で成功する為には?
1.成功するショップは 「集客」 から 「顧客維持」 まで一貫している。
インターネット上のショップもリアルでのショップ展開も、ほとんど変わることはありません。
ユーザーを集める(集客)、特徴ある商品を販売する(ショップの商品特性)、ユーザーに満足していただく(ショップ機能性)、リピーターになっていただく(顧客維持)
インターネットだからと言ってリアル店舗と比べて「楽になる」というわけではありません。
インターネットの特性を踏まえ活用したショップが成功するのです。
2.インターネットショップにもマーケティングが必要。
インターネットのユーザー層を考慮し、誰を対象として何を売るのか、集客からリピート化までの流れをしっかりと構築する必要があります。
またユーザーからの問い合わせに素早く対応する、商品をオンタイムで配達する、といった基本的なサービスも充実させる必要があります。
3.ショップの特性を明確にする。
インターネット上にある数あるショップの中から自社を選んでもらうには他店とは異なる 「何か」 が必要です。
オリジナル商品、品揃えと検索性、または双方向性を活かした付加価値サービスなど、このショップだから買うと思わせる商品または機能の特徴を持たせる必要があります。
4.インターネットショップの特性を活かす。
インターネットショップでは、リアルでのショップ展開とは異なるテクニックがあります。
「リンク」「検索」「インタラクティブなコミュニケーション」といったインターネットの特性を有効に使うことが成功への近道になると思います。
以上がインターネット通販事業で成功する要諦であるそうです。
「家具業界における、インターネット通販の現状」
配送費用 売上に対して (14.5%)かかります、「大型家具を配送した場合」。
楽天手数料 売上に対して (12.5%)かかります、「10倍ポイントなど活用した場合」。
この大きな二つの費用は合わせると、なんと売上げに対して (27.0%) になります。
ですから粗利益率が低いインターネットショップは、経営が成り立たないのが現状です。
特に運送費が高額である大型家具(ソファー、ベット、食器棚、TVボード等の完成品)を販売するネットショップは減少しています。
楽天などの大手ネット業者は莫大な手数料収入で、大いに儲かっておりますが、我々のような大型家具を扱うネット販売業者は、利益が出ないのが現状です。
「配送費」と「手数料」をいかに安くするかが、今後の課題となるでしょう!
日本通信販売協会が2012年度(2012年4月~2013年3月)の通信販売市場の売上高に関する速報値を発表しました。
それによると2012年度の売上高は、前年比 6.3%増の 5兆4,100億円。
前年に比べて3,200億円の増加となり、ついに 5.5兆円規模の市場にまで成長しました。
気になる伸び率ですが、前々年度 8.4%、前年度 9.0%に比べて鈍化したものの他の小売業態に比べれば、高い成長率を示しています。
14年間連続して増加となり、通販市場は成長市場であることを示しております。
その大きな理由としては?
1.スマートフォン、タブレット型端末の出現でますます活性化した。
平成23年「通販利用動向調査」の端末別インターネット人口普及率によると従来の携帯電話が52.1%であったのに対してスマートフォンが16.2%でした。
まだまだ携帯電話の比率が高いものの、スマートフォンは急成長を続けており社会情勢から見て、今後携帯電話を抜くことは必至です。
通販市場を担ってきた「カタログ」「テレビ」という販売手段からパソコンをはじめとして携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末へとシフトしていくと思われます。
2.幅広い年齢層に「通販」が浸透。
「平成23年度通信利用動向調査」における「電子商取引きの利用率」を見ると、日常のあらゆる面でインターネット通販が利用されていることがわかります。
年齢層も20代から60代まで幅広く、もはや日常化したといっても過言ではありません。
今後、子育て世代、共稼ぎ世代、自営業者などの更なる利用が見込まれ、まだまだ市場が拡大しそうです。
では、インターネット通販で成功する為には?
1.成功するショップは 「集客」 から 「顧客維持」 まで一貫している。
インターネット上のショップもリアルでのショップ展開も、ほとんど変わることはありません。
ユーザーを集める(集客)、特徴ある商品を販売する(ショップの商品特性)、ユーザーに満足していただく(ショップ機能性)、リピーターになっていただく(顧客維持)
インターネットだからと言ってリアル店舗と比べて「楽になる」というわけではありません。
インターネットの特性を踏まえ活用したショップが成功するのです。
2.インターネットショップにもマーケティングが必要。
インターネットのユーザー層を考慮し、誰を対象として何を売るのか、集客からリピート化までの流れをしっかりと構築する必要があります。
またユーザーからの問い合わせに素早く対応する、商品をオンタイムで配達する、といった基本的なサービスも充実させる必要があります。
3.ショップの特性を明確にする。
インターネット上にある数あるショップの中から自社を選んでもらうには他店とは異なる 「何か」 が必要です。
オリジナル商品、品揃えと検索性、または双方向性を活かした付加価値サービスなど、このショップだから買うと思わせる商品または機能の特徴を持たせる必要があります。
4.インターネットショップの特性を活かす。
インターネットショップでは、リアルでのショップ展開とは異なるテクニックがあります。
「リンク」「検索」「インタラクティブなコミュニケーション」といったインターネットの特性を有効に使うことが成功への近道になると思います。
以上がインターネット通販事業で成功する要諦であるそうです。
「家具業界における、インターネット通販の現状」
配送費用 売上に対して (14.5%)かかります、「大型家具を配送した場合」。
楽天手数料 売上に対して (12.5%)かかります、「10倍ポイントなど活用した場合」。
この大きな二つの費用は合わせると、なんと売上げに対して (27.0%) になります。
ですから粗利益率が低いインターネットショップは、経営が成り立たないのが現状です。
特に運送費が高額である大型家具(ソファー、ベット、食器棚、TVボード等の完成品)を販売するネットショップは減少しています。
楽天などの大手ネット業者は莫大な手数料収入で、大いに儲かっておりますが、我々のような大型家具を扱うネット販売業者は、利益が出ないのが現状です。
「配送費」と「手数料」をいかに安くするかが、今後の課題となるでしょう!
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