こんにちは。今日は家具小売業の皆様に、是非読んでもらいたい本の紹介をさせていただきます。
それは『幸せな売場のつくり方』という本です。著者はフリーインストラクターの兼重日奈子さんで、商業界より出版されています。
この本は我々小売業に携わる者にとって、大変参考になる本だと思います。
第1章では、店長に起こる出来事を中心に店長の立場で書かれているのですが、実際にあった実話であり、店長の大変さが赤裸々に描写されており感動させられます。
第2章は、チーフ(副店長、販売主任)の立場で書かれてあり、共感するところが多々あります
第3章では、新人販売員の気持ちをうまく表現してあり、若い女の子の心理がよくわかります。
第4章はエリア長(エリアマネージャー)の気持ちを赤裸々に書いてあり、これも本当にあった事として参考になると思います。
第5章はディベロッパーの考えを中心に、テナント店との関係をどうするかという、現実に今起きている問題を取り上げて書かれており、参考になると思います
第6章と第7章は、インストラクターとして店舗に関わる著者の立場で、「低迷している店舗を建て直す為の方法」について書かれてあり、「なるほど」と感心させられます。
この本は実際にあった話を基にリアルに書かれてあり、我々小売業に従事する者には本当に参考になると思います。店長、副店長(チーフ)、新人販売員、エリア長(エリアマネージャー)、ディベロッパー、営業部長、社長、それぞれの立場で考えている事が非常にリアルに書かれてあり、読んでいると時間を忘れて一日で読んでしまいました。
会話形式で書かれてあるので、非常に読みやすく本を読むのが苦手な人でも心配ありません。
店舗のスタッフ達の考え方が変化して、すばらしいお店になる様子は感動ものです。年配の方には、ちょっと今時の言葉で書かれてあるので抵抗はあるかもしれませんが、読んでいるとすぐに慣れてきて面白くなってくると思います。
是非、読まれることをお勧めします。
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟