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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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本日は、商業界主幹をされている倉本初夫さんの記事を書かせていただきます。

「転換期~大から小へ」

成長と拡大がなければ企業ではないという意識は、すでに戦後から常識のようになっていました。

特に高度成長期には,何もしなくても前年比が大きく高まったという経験を持つ方もあるでしょう。

今もなお企業社会では、常に拡大、シェア獲得、新事業へという傾斜は基本的には変わりません。

けれども、装置産業,画一管理、生産計画などの背景に力を入れなければなりませんし、消費者との接点

が見えにくくなるとうマイナスも出てきています。

しかし、そうとばかりもいえない。

特に商業は,他の産業と比べいくらか違う視野が持てる有利な部分もある事を、読者諸君は経験的にす

でに理解しているはずです。

かつて「大きいことはいいことだ」とうたわれるほどに「大」が膨らむ時代がありました。

大きいほど画一化が優先され、個別接客や消費者の利便性、個性対応などが出来なくなるのはやむを得

えないとの理論に納得するしかない時期が長く続いたのです。

ですが、世の中は必ず動きます。

大から小へ、見て御覧なさい。

巨大な百貨店の現状を。

新興勢力だったショッピングセンターさえも大きな転換期を迎えています。

一世を風靡した総合スーパーの現状はどうでしょうか。

それよりも、最近のコンビニ、そして注目の都市へのミニスーパーの急速展開、そればかりか専門店の中

にも堂々と、雑貨、食品、衣料、コスメティック、アクセサリー、ミュージックと我が守備範囲を宣言するところ

まで出現しています。

百貨店も地域への小型店展開に力を入れると宣言しています。

地域商業の立地は、いわゆる商店街とは多少異なるのかもしれませんが,基本的には「お客様に利便性

の高い所」でなければなりません。

小型総合店の運営には,組織力、情報力、商品力など、一段と精緻で対応の技術の高度化が求められ

未知の分野が待ち構えています。

けれどもすでに門は開かれました。

大より小へ、その拠点を増やせという声が聞こえるようです。

さあ既存商業者はこれをどう受け止めるのでしょうか。

2014年の、そしてこれからの大転換期の幕が、今まさに切って落とされました。


以上の文章ですが、「商業の大転換期」が起こると言われています。

我々小売業は、時代の変化に対応できるか出来ないかで、生き残るか、消え去るかが決まります。

「大から小へ」という大きな変化をチャンスとして捉えなければなりません。

中小専門店の時代が来るかもしれませんね。

4月の「消費税増税」が転換期の鐘を鳴らす合図のような気がします。

大企業の「外税表示」、中小企業の「内税表示」、さてお客様はどちらを選ぶでしょうか?

今こそ、小が大に勝つチャンスです。

皆さん頑張りましょう!

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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