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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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私は、30年近く家具業界で働いています。

いろいろな時代を体験してきました。バブルの時期、バブル崩壊の時期、そして長期的な景気回復、混沌とした現在。

家具業界も30年の間に大きな変革を遂げて来ました。

そして、今後どのように変化していくのでしょうか?私の個人的な考えを書かせてもらいます。

おそらく、大型家具チェーン店は全国津々浦々まで出店するでしょう。
小さな街には中型店を展開してくると思います。

電気小売業界を見ればよく分かりますが、大手5社の戦いがす凄まじく市場を奪い合っています。

要するに、大手家具インテリアチェーン店が市場を独占する傾向があります。

彼らは大きな販売ルートを持ち、メーカーからの直仕入れを可能にし、さらに自社工場を建設し物流コストを削減し、大きな利益を上げています。

地方の単独大型店でも、同じレベルの商品では太刀打ちできないでしょう。

特に中小家具店は厳しい状況になると思われます。差別化をしなければ生き残れない時代がやってきます。

家具メーカーにしても、大手販売店からオリジナル商品を要求されて、在庫負担が益々大きくなるでしょう。

メーカーだけではなく商社も、一部の大型量販店の要求に応えるため新商品を開発しなければいけないので、旧型商品が不良在庫となって在庫負担が増えるでしょう。

要するにアウトレットの商品が益々生み出されていくと思われます。
この傾向は、家具業界だけのことではなく, どの業種にも言えることです。

我々アウトレット業界は、大手が生み出したアウトレット商品をいかに安く仕入れて、お客様に提供するかが命です。国内だけではなく、海外にも仕入れに行く必要があります。

東南アジア、ヨーロッパ等、家具生産地を求めて、世界中からアウトレットの商品を直輸入する事が我々の使命だと思います。

中小家具店が大手チェーン店と共存していく為には、アウトレットしかないと思います。

更に、大手のオリジナル商品はインターネットで購入されるようになるでしょう。
型番、品番が分かれば、店舗に見に行かなくても安心して購入できるからです。

しかし、アウトレットの商品は傷があるかもしれませんし、限られた本数しかないし、見て、手で触って確かめないと不安で購入できません。

ですから、来店されるお客様は益々増えるでしょうし、誰よりも安く買ったという満足感を求めてお客様は、我々アウトレットの業種を必要とするでしょう。

大手家具インテリアチェーン店とアウトレット家具専門店は、表裏一体なのです。

将来はお互い共存共栄していくと考えます。

皆さんは、どう思われますか?

全国の中小家具専門店の皆様にぜひご意見をお伺いしたいと思います。

どうかご意見をお
寄せください。宜しくお願いします。

株式会社ビッグウッド 代表取締役 杉浦真悟

  Eメール s.sugiura@big-wood.co.jp

http://www.big-wood.co.jp/

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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