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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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15年前、ペルシャ絨毯のアンティークを見て感動し、こんな素晴らしい物が世の中には存在するんだと驚きました。

それ以来、ペルシャ絨毯に魅入られ夢中になって、まず自分が購入し、親、兄弟、親戚、友達にも勧めました。私の熱意が伝わって、たくさんの人が購入してくれました。

ペルシャ絨毯の魅力とは

1 とてつもなく手間がかかる製法(一日数ミリしか出来ない)

2 美術品的価値(工房のサインが織り込んである)

3 アンティーク価値がある(古くなれば美しくなる)

4 4千年の歴史があり、人類の文化遺産である

5 自分の生きた証として、自分の感性を後世に伝える

6 親が使った絨毯を子供や孫に喜んで使って貰える

7 同じものがないと言うステイタスもあり、心が癒される

以上の様な素晴らしい物ですが、ペルシャ絨毯の文化を日本に広めると言う使命感を私は今持っております。

日本人は、ペルシャ絨毯にあまり馴染みがありませんでしたので、絨毯の製法も、アンティークの価値も知らない人が多いです。

実は日本に輸入できるようになったのは14年前で、アメリカとイランが国交を断絶したお陰です。

アメリカはイランの石油を始め、ピスタチオ、キャビア、ペルシャ絨毯の輸入を全面禁止いたしました。

その事によってイランの経済は破綻し、貨幣価値が下がった為、人件費が安くなったのでペルシャ絨毯が日本でも買えるようになったのです。

とにかく14年以前は値段が高すぎて、日本では販売できなかったのが事実です。

その証拠に我々日本人の先祖は、ほとんどの人が持っていないはずです(豊臣秀吉、織田信長、徳川家康は持っていました)。

畳の文化であった日本には絨毯その物があまり必要なかったのだと思いますが、現在の日本の建築様式は洋風になってきていますので、広いリビングの床に絨毯を敷く様式が普通になっています。

いずれはヨーロッパのように、アンティークのペルシャ絨毯を日本人全員が持つ時代が来ると信じています。

現在不安に思っている事は、アメリカとイランが国交再開すると、日本に輸入できるペルシャ絨毯の量が非常に少なくなり、値段が高騰する事です。

最近では原油の高騰も気になりますが、とにかく4千年の歴史の中でほんの短いチャンスを逃さず、今日本に輸入する事は私の使命だと感じています。

私だけではなくビッグウッドの社員一同、ペルシャ絨毯の文化をお客様に広める努力をする覚悟です。

是非皆様も、興味を持って勉強してみて下さい。

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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