アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今日は、小池龍之介さんの「ブッダの言葉」という本について話したいと思います。
なぜ、今「ブッダの言葉」という本が、ベストセラーになり20万部以上も売れたのか?
現代に生きる我々が、なぜ2500年も前に生きたブッダの言葉に感銘を受けるのか?
宗教的な難しい本であれば、おそらくベストセラーにはならなかったと思います。
小池龍之介さんは、「超訳」と言っていますが、ブッダとその弟子達の問答を、とてもわかりやすく解説しており、今の言葉に置き換え、すんなり理解できるように翻訳しております。
ブッダとは、仏様の事ですが本名をゴータマ、シッダールタといい、シャカ族の王子として生まれたことから、釈迦とも釈尊とも呼ばれたそうです。
「けっして私に依存することなく、君自身の感覚をよりどころにするように」と弟子達に説き続けたそうです。
「崇拝する相手でも依存の対象ではなく、単に二千五百年前に生きて死んだ、一人の教師としての言葉です。」と前置きをして、書かれているあたりが、たくさんの人に受け入れられた理由ではないかと思います。
「十二章」の文章から構成されており、エッセイ風でとても読みやすく、今の時代でも十分通用する内容であると思います。
1.怒らない
この世のどんな人でも、必ずどこかで誰かの怒りを買っている。
誰かに悪口を言われるのが当たリ前、昔も今もこの先も未来永劫、それは当たり前なのだから、悪口なんて涼しく聞き流すのが良い。
2.比べない
君がものごとに成功したのちにも、思い上がりの罠にかからないなら、優れた人から君は、「心がきれい」と慕われるだろう。
他人から罵られても批判されても、尊敬されても、どちらにしても同じ心でいるように。
他人からの評価により生じる快,不快など、脳内で生み出される幻にすぎない。
3.求めない
君の手に与えられたものがたとえどんなにわずかでも、君がそこに幸せを見つけるなら、「足るを知る」充足感で心は綺麗に澄んでいく。
褒めてもらえないとか、
愛されてないとか、
約束を守って貰えないとか、
君が「ない」に対して嘆かないなら、「ある」にこだわらず、「ない」に嘆かず、君の心は無敵とばかりにやわらかくなる。
4.業を変える
君と言う存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりして内容が、一つ一つ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今ここに立っている。
人間は、心で思ったとおりのものへとすこしずつ変化してゆく、全ては心が思うことから生まれ、全てが心が思うことによって創られる。
ゆえにネガティブな心によって嫌な話をしたり、ネガティブな心によって嫌な行動をしたりするならば、必ずや苦しみが自分についてくるだろう。
優しくポジティブな心で話したり行動したりするなら、必ず安らぎが自分についてくるだろう。
5.友を選ぶ
君が人生を歩むにあたって、自分より性格の良い友、あるいは、せめて自分と同じくらいには良い友と親しくするといい。
性格の悪い友といるくらいなら、いっそただ独りぼっちで歩むのが清々しい。
君の言う事なす事に何か欠点がないかと、いつもしつこく見張ってあら探しをし、互いにぶつかるのを待ち望んでいるような人は、友ではないと幻滅しておくとよい。
6.幸せを知る
持ち物に執着しない、成果に執着しない、食べ物に執着しない、寝る場所に執着しない、わが子に執着しない、パートナーに執着しない、お金儲けに執着しない、「満足する喜びを知る事」が幸せであります。
尊敬する心の整った人を尊敬し、偉そうになる事もなく誰に対しても丁寧であること。これが最高の幸福。
心が安らいでいて平静であれば、いかなるところで、いかなる事が起ころうとも、心がくじけることもなく、心がへこむ事もなく、負けるという事がない。
それゆえに、どこにいても心が幸福でいられる、これこそが最高の幸福。
まだ「6つの章」があるのですが、今日はこれくらいで終わりにします。
又来週、続きを書いてみます、お楽しみに!
なぜ、今「ブッダの言葉」という本が、ベストセラーになり20万部以上も売れたのか?
現代に生きる我々が、なぜ2500年も前に生きたブッダの言葉に感銘を受けるのか?
宗教的な難しい本であれば、おそらくベストセラーにはならなかったと思います。
小池龍之介さんは、「超訳」と言っていますが、ブッダとその弟子達の問答を、とてもわかりやすく解説しており、今の言葉に置き換え、すんなり理解できるように翻訳しております。
ブッダとは、仏様の事ですが本名をゴータマ、シッダールタといい、シャカ族の王子として生まれたことから、釈迦とも釈尊とも呼ばれたそうです。
「けっして私に依存することなく、君自身の感覚をよりどころにするように」と弟子達に説き続けたそうです。
「崇拝する相手でも依存の対象ではなく、単に二千五百年前に生きて死んだ、一人の教師としての言葉です。」と前置きをして、書かれているあたりが、たくさんの人に受け入れられた理由ではないかと思います。
「十二章」の文章から構成されており、エッセイ風でとても読みやすく、今の時代でも十分通用する内容であると思います。
1.怒らない
この世のどんな人でも、必ずどこかで誰かの怒りを買っている。
誰かに悪口を言われるのが当たリ前、昔も今もこの先も未来永劫、それは当たり前なのだから、悪口なんて涼しく聞き流すのが良い。
2.比べない
君がものごとに成功したのちにも、思い上がりの罠にかからないなら、優れた人から君は、「心がきれい」と慕われるだろう。
他人から罵られても批判されても、尊敬されても、どちらにしても同じ心でいるように。
他人からの評価により生じる快,不快など、脳内で生み出される幻にすぎない。
3.求めない
君の手に与えられたものがたとえどんなにわずかでも、君がそこに幸せを見つけるなら、「足るを知る」充足感で心は綺麗に澄んでいく。
褒めてもらえないとか、
愛されてないとか、
約束を守って貰えないとか、
君が「ない」に対して嘆かないなら、「ある」にこだわらず、「ない」に嘆かず、君の心は無敵とばかりにやわらかくなる。
4.業を変える
君と言う存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりして内容が、一つ一つ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今ここに立っている。
人間は、心で思ったとおりのものへとすこしずつ変化してゆく、全ては心が思うことから生まれ、全てが心が思うことによって創られる。
ゆえにネガティブな心によって嫌な話をしたり、ネガティブな心によって嫌な行動をしたりするならば、必ずや苦しみが自分についてくるだろう。
優しくポジティブな心で話したり行動したりするなら、必ず安らぎが自分についてくるだろう。
5.友を選ぶ
君が人生を歩むにあたって、自分より性格の良い友、あるいは、せめて自分と同じくらいには良い友と親しくするといい。
性格の悪い友といるくらいなら、いっそただ独りぼっちで歩むのが清々しい。
君の言う事なす事に何か欠点がないかと、いつもしつこく見張ってあら探しをし、互いにぶつかるのを待ち望んでいるような人は、友ではないと幻滅しておくとよい。
6.幸せを知る
持ち物に執着しない、成果に執着しない、食べ物に執着しない、寝る場所に執着しない、わが子に執着しない、パートナーに執着しない、お金儲けに執着しない、「満足する喜びを知る事」が幸せであります。
尊敬する心の整った人を尊敬し、偉そうになる事もなく誰に対しても丁寧であること。これが最高の幸福。
心が安らいでいて平静であれば、いかなるところで、いかなる事が起ころうとも、心がくじけることもなく、心がへこむ事もなく、負けるという事がない。
それゆえに、どこにいても心が幸福でいられる、これこそが最高の幸福。
まだ「6つの章」があるのですが、今日はこれくらいで終わりにします。
又来週、続きを書いてみます、お楽しみに!
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