アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今年も、12月になり冬季賞与の時期が参りました。
今年は、3月11日に「東北大震災」があり、大変な一年になったと思います。
我が社ビッグウッドにおきましても、3月に「福岡東店」をオープンしてから間も無く「東北大震災」が起こりオープンセールが予想を覆して、残念な結果に終わってしまいました。
4月になって、広島県福山市に「ビッグウッド福山店」をオープンいたしましたが、やはりオープンセールはうまくいきませんでした。
毎年の事なのですが、12月、1月、2月の3ヶ月の売上及び利益が非常に悪くて、何とかしなければいけないと思っています。
3月、4月、5月で挽回する予定でしたが、東北大震災の影響もあり挽回出来ませんでした。
本来なら、夏季賞与は出す事が出来なかったのですが、なんとか工面してやりくりしました。
社員のみんなには、申し訳ないような賞与だったと思います。
しかし、皆の利益を預かる「経営陣」としては、精一杯の金額だったと思います。
それでも、7月には「ビッグウッド家具祭り」を企画実行して、全35店舗の売り上げが6億円を突破するという記録を達成いたしました。
また、ペルシャ絨毯展も皆の頑張りで成功した店舗が多々あり、そこそこの利益は確保できたと思います。
ところで、我が社(ビッグウッド)の賞与の原資の算定方法でありますが、労働分配率で算出しております。
売上から商品原価(仕入)を引いた「粗利益」に対して「人件費総額」の割合を「労働分配率」と言います。
「人件費」の内訳は、(給与、残業代、雑給、通勤手当、社宅家賃、法定福利費、福利厚生費、人材外注費、賞与、報奨金、退職金積立金)などであります。
ちなみに「法定福利費」の内訳は、、社会保険料、労働保険料であります。
また、「福利厚生費」の内訳は、健康診断費、祝い金、見舞金、食事会費、などであります。
実はこの「法定福利費」は、社員負担と同じ額を会社は負担しております。
年々負担額が増額されて来ており、本年度ではなんと支給額の14%を社員さんが負担し、同じ様に14%を会社が負担しております。
日本の財政悪化の原因の一つに、社会保険費用の増大があると言われておりますが、正に会社経営にとって、この「社会保険料」と言うものは、今後ますます大きな問題となるでしょう。
労働分配率は、業種によって異なりますが、我々小売業の平均は40%前後であります。
ビッグウッドの労働分配率は、(43%~44,5%)が妥当であると考えております。
そこで、賞与原資の算定式を公開いたします。
売上-商品原価=粗利益
粗利益×労働分配率=人件費総額
人件費総額-(賞与、報奨金を省いた人件費)=賞与、報奨金総額
賞与、報奨金総額-報奨金=賞与原資
皆さん、理解していただけたでしょうか!
ほとんどの会社が、この方法で賞与支給額を算定しております。
正社員さんの数を減らして、派遣社員さんやパートさん、アルバイトさんを増やしている理由は、労働分配率を下げるのが目的です。
また、正社員さんの賞与原資を増やす為に、契約社員さんを増やしているのが現状ではないでしょうか。
もうすぐクリスマスですが、12月23日から3日間(クリスマスプレゼントセール)を実施いたします。
是非、アウトレット家具専門店ビッグウッドへ、ご来店ください。
宜しくお願いいたします。
今年は、3月11日に「東北大震災」があり、大変な一年になったと思います。
我が社ビッグウッドにおきましても、3月に「福岡東店」をオープンしてから間も無く「東北大震災」が起こりオープンセールが予想を覆して、残念な結果に終わってしまいました。
4月になって、広島県福山市に「ビッグウッド福山店」をオープンいたしましたが、やはりオープンセールはうまくいきませんでした。
毎年の事なのですが、12月、1月、2月の3ヶ月の売上及び利益が非常に悪くて、何とかしなければいけないと思っています。
3月、4月、5月で挽回する予定でしたが、東北大震災の影響もあり挽回出来ませんでした。
本来なら、夏季賞与は出す事が出来なかったのですが、なんとか工面してやりくりしました。
社員のみんなには、申し訳ないような賞与だったと思います。
しかし、皆の利益を預かる「経営陣」としては、精一杯の金額だったと思います。
それでも、7月には「ビッグウッド家具祭り」を企画実行して、全35店舗の売り上げが6億円を突破するという記録を達成いたしました。
また、ペルシャ絨毯展も皆の頑張りで成功した店舗が多々あり、そこそこの利益は確保できたと思います。
ところで、我が社(ビッグウッド)の賞与の原資の算定方法でありますが、労働分配率で算出しております。
売上から商品原価(仕入)を引いた「粗利益」に対して「人件費総額」の割合を「労働分配率」と言います。
「人件費」の内訳は、(給与、残業代、雑給、通勤手当、社宅家賃、法定福利費、福利厚生費、人材外注費、賞与、報奨金、退職金積立金)などであります。
ちなみに「法定福利費」の内訳は、、社会保険料、労働保険料であります。
また、「福利厚生費」の内訳は、健康診断費、祝い金、見舞金、食事会費、などであります。
実はこの「法定福利費」は、社員負担と同じ額を会社は負担しております。
年々負担額が増額されて来ており、本年度ではなんと支給額の14%を社員さんが負担し、同じ様に14%を会社が負担しております。
日本の財政悪化の原因の一つに、社会保険費用の増大があると言われておりますが、正に会社経営にとって、この「社会保険料」と言うものは、今後ますます大きな問題となるでしょう。
労働分配率は、業種によって異なりますが、我々小売業の平均は40%前後であります。
ビッグウッドの労働分配率は、(43%~44,5%)が妥当であると考えております。
そこで、賞与原資の算定式を公開いたします。
売上-商品原価=粗利益
粗利益×労働分配率=人件費総額
人件費総額-(賞与、報奨金を省いた人件費)=賞与、報奨金総額
賞与、報奨金総額-報奨金=賞与原資
皆さん、理解していただけたでしょうか!
ほとんどの会社が、この方法で賞与支給額を算定しております。
正社員さんの数を減らして、派遣社員さんやパートさん、アルバイトさんを増やしている理由は、労働分配率を下げるのが目的です。
また、正社員さんの賞与原資を増やす為に、契約社員さんを増やしているのが現状ではないでしょうか。
もうすぐクリスマスですが、12月23日から3日間(クリスマスプレゼントセール)を実施いたします。
是非、アウトレット家具専門店ビッグウッドへ、ご来店ください。
宜しくお願いいたします。
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