アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今日は、「高齢化社会と家具」という題で話たいと思います。
高齢化社会とは、総人口に占める65歳以上の老齢人口が増大した社会のことを言います。
高齢化社会・・・・65歳以上の高齢者の割合 (7%~14%)
高齢社会・・・・・・65歳以上の高齢者の割合 (14%~21%)
超高齢社会・・65歳以上の高齢者の割合 (21%~ )
日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、1944年(平成6年)に高齢社会になり、2007年(平成19年)には、超高齢社会となりました。
日本は、平均寿命、高齢者数、高齢化スピードという三点において、世界一の高齢化社会といえます。
日本の少子高齢化の原因は、出生数が減り、一方で、平均寿命が延びて高齢者が増えている為であります。
総務省が発表した2010年9月15日現在の推計人口によると、65歳以上の人口は前年より46万人多い2944万人となり、総人口に占める割合は32.1%と過去最高を更新しました。
又、1947年(昭和22年)の平均寿命は男50,06年、女53.96年でありましたが、2005年(平成17年)の生命表を見ると、男78.56年、女85.52年となっております。
世界一の長寿国となった日本は、素晴らしい国ではあるのですが、少子化の影響は我々家具業界にとっても大きいと思います。
新しく家具を買い求めるお客様が減っているわけですから,家具市場は縮小して行くでしょう。
50歳で亡くなっていた方が80歳まで生き続けるような時代になったのですが、50年前だと60歳の方が、古い家具を新しい家具に買えようなどとは思わなかったでしょう。
ところが、現在は60歳の方が80歳まで生き続けるとすれば、約20年間家具を使い続けると言う事になります。
そこに新たな家具の市場が生まれてくると思うのです。
60歳から80歳までの20年間に家具を買い換える「買い替え市場」です!
60歳のお客様は、大抵古い家具を使っておりますので、買い換える気持ちが起きれば、新しい家具を買われると考えられます。
買ってから何十年も経ち、壊れているような家具を大切に使っている高齢者がたくさんいるのが現実です。
壊れた家具は、身体に良くない、特にベットとかソファーは健康を害する恐れがあります。
我々家具業界に従事する者は、この「買い替え需要」をチャンスと捕らえ、どうしたら60歳のお客様が新しい家具を購入してくださるのか、その為の戦略、戦術を考え出さなければなりません。
高齢者のお客様がよく言われますのが、「あと何年も生きないから、もったいない!」です。
しかし現実には、20年間家具を使われるわけですから、健康に過ごしていただく為にもベットやソファーの買い変えはした方が良いに決まっています。
我が社ビッグウッドの戦略は、「古い家具を買い取って、新しい家具を買ってもらう!」という「下取りサービス」です。
高齢者の方たちは、戦後の厳しい時代に育ちましたから、「もったいない!」と言う節約心がありますので、簡単には買い換えてはくれません。
そこで、古い家具を無料で引き取るのではなく、いくらかで買い取るのです。
そうすれば、高齢者の方たちが、重い腰を上げて、「家具の買い替え」を思いつくのではないかと考えます。
車にしても、下取りしてもらうのが当たり前で、もし下取りサービスがなかったら車を買い替える人は、かなり減少するのではないでしょうか。
家具業界では、下取りサービスを真剣に考えて実行している企業はほとんどありません。
潜在顧客を掘り起こし、新しい市場を作り出し、日本の将来に合致した「ビジネスモデル」を考える時だと思います。
家具業界の皆さん、このチャンスを活かしましょう!
株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟
高齢化社会とは、総人口に占める65歳以上の老齢人口が増大した社会のことを言います。
高齢化社会・・・・65歳以上の高齢者の割合 (7%~14%)
高齢社会・・・・・・65歳以上の高齢者の割合 (14%~21%)
超高齢社会・・65歳以上の高齢者の割合 (21%~ )
日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、1944年(平成6年)に高齢社会になり、2007年(平成19年)には、超高齢社会となりました。
日本は、平均寿命、高齢者数、高齢化スピードという三点において、世界一の高齢化社会といえます。
日本の少子高齢化の原因は、出生数が減り、一方で、平均寿命が延びて高齢者が増えている為であります。
総務省が発表した2010年9月15日現在の推計人口によると、65歳以上の人口は前年より46万人多い2944万人となり、総人口に占める割合は32.1%と過去最高を更新しました。
又、1947年(昭和22年)の平均寿命は男50,06年、女53.96年でありましたが、2005年(平成17年)の生命表を見ると、男78.56年、女85.52年となっております。
世界一の長寿国となった日本は、素晴らしい国ではあるのですが、少子化の影響は我々家具業界にとっても大きいと思います。
新しく家具を買い求めるお客様が減っているわけですから,家具市場は縮小して行くでしょう。
50歳で亡くなっていた方が80歳まで生き続けるような時代になったのですが、50年前だと60歳の方が、古い家具を新しい家具に買えようなどとは思わなかったでしょう。
ところが、現在は60歳の方が80歳まで生き続けるとすれば、約20年間家具を使い続けると言う事になります。
そこに新たな家具の市場が生まれてくると思うのです。
60歳から80歳までの20年間に家具を買い換える「買い替え市場」です!
60歳のお客様は、大抵古い家具を使っておりますので、買い換える気持ちが起きれば、新しい家具を買われると考えられます。
買ってから何十年も経ち、壊れているような家具を大切に使っている高齢者がたくさんいるのが現実です。
壊れた家具は、身体に良くない、特にベットとかソファーは健康を害する恐れがあります。
我々家具業界に従事する者は、この「買い替え需要」をチャンスと捕らえ、どうしたら60歳のお客様が新しい家具を購入してくださるのか、その為の戦略、戦術を考え出さなければなりません。
高齢者のお客様がよく言われますのが、「あと何年も生きないから、もったいない!」です。
しかし現実には、20年間家具を使われるわけですから、健康に過ごしていただく為にもベットやソファーの買い変えはした方が良いに決まっています。
我が社ビッグウッドの戦略は、「古い家具を買い取って、新しい家具を買ってもらう!」という「下取りサービス」です。
高齢者の方たちは、戦後の厳しい時代に育ちましたから、「もったいない!」と言う節約心がありますので、簡単には買い換えてはくれません。
そこで、古い家具を無料で引き取るのではなく、いくらかで買い取るのです。
そうすれば、高齢者の方たちが、重い腰を上げて、「家具の買い替え」を思いつくのではないかと考えます。
車にしても、下取りしてもらうのが当たり前で、もし下取りサービスがなかったら車を買い替える人は、かなり減少するのではないでしょうか。
家具業界では、下取りサービスを真剣に考えて実行している企業はほとんどありません。
潜在顧客を掘り起こし、新しい市場を作り出し、日本の将来に合致した「ビジネスモデル」を考える時だと思います。
家具業界の皆さん、このチャンスを活かしましょう!
株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟
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