アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「日本経済」について話します
最近、岸田首相が「経済、経済、経済」と言って、デフレからの脱出ができる千載一遇のチャンスだと言っております
「失われた30年」とよく言われますが、日本経済が他の国に比べて成長していないのは事実だと思います
1990年代初めの「バブル崩壊」以降、約30年間にわたり低成長が続く日本
潜在成長率は低迷し、賃金が諸外国と比べて上がらない
そして、世界に類を見ないほど少子高齢化が進み、人口が減少しているのは事実です
これからの日本にとって、少子化対策や外国人の受け入れなどの対策を進めることはもちろん重要だと思います
人口減少をできる限り食い止められるかどうかは、日本の将来に大きな影響を及ぼすでしょう
しかし、日本経済の長期停滞という課題を打開するには、それだけでは不十分です
この先も続く人口減少のトレンドが避けられない以上、むしろ人口減少を前提として受け入れつつ、その下でも成長を実現できる新たな戦略が必要だと思います
人口減少を経験するのは日本だけではなく、近い将来中国や欧州の多くの国が少子高齢化に向かいます
国連の予測によれば、世界人口は、2080年代に104憶人でピークを迎え、22世紀には「人口減少下における経済成長」が、世界中の多くの場所で重要な戦略テーマになるでしょう
「日本の底力はこんなものではない」と誰もが思っていても、現状維持に追われ、ダイナミズムを失ったまま、変われなかった日本
人口減少を乗り越える新たな成長戦略を考え、未来に向けて期待をもって頑張りましょう
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