アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「オフプライス世界市場」です
2021年オフプライスの世界市場規模は、350兆円です
北米の市場規模は、150兆円、欧州の市場規模は、100兆円です
中国の市場規模は、37兆円です
ドイツだけの市場規模は、29兆円です
2028年には、350兆円から624兆円へ、約1.8倍に増加すると予測されています
ものすごい勢いで成長している「オフプライス市場」ですが、日本ではまだ1兆円の市場にもなっていません
では、どうして日本では、「オフプライス市場」がこれほど成長していないのか?
それは、一次流通の代表である「デパート、専門店」がメーカーに圧力をかけて価格の低下を阻止しているからだと思います
それでも、ゲオが展開している「ラック.ラック」や、ワールドが始めた「&ブリッジ」などアパレルの分野ではオフプライスストア(OPS)が出店を加速しています
日本では、売れ残りアパレルの廃棄割合が、な、なんと40%を占めるといわれています
金額に直すと、とんでもない額になります
しかし、一次流通の企業の売り上げを守るために、価格を下げて処分することを躊躇しているのです
地球の資源を無駄にしているのです、SDGsの考え方に逆行していると思います
確かに「ブランド価値」を下げることは良くないと思いますが、売れ残った商品は価値と価格のバランスが合わないから売れ残っているのです
その価値にあった価格で販売することは、悪いことではないと思います
現在、アメリカでは一次流通の代表であるデパートが衰退しています
それに代わって、二次流通の代表であるオフプライスストアの「TJX」は、売上6.5兆円、経常利益6,400億円という業績です
「TJX」はアパレルだけではなく、雑貨、インテリア、家具、装飾品など多くのジャンルの商品を扱っています
コロナが収束して、更に出店攻勢をかけてきています
ネットで販売しない「OPS」は、小売市場の一翼を担う業態に進化してきています
TJXのキャッチフレーズは「BUY NOW OR CRY LATER MENTALITY」
「今買わないと、後で泣きを見る」 と言っています
商品の「価値と価格のバランス」が取れているから、すぐに売れているのです
我々BIGWOODも、家具業界の「OPS」として2021年3月、オフプライス宣言をしました
現在は、全国に55店舗しかありませんが、将来的には300店舗体制にして「全国展開」を果たそうとしています
どの業界でもオフプライスストア(OPS)は大きな成長をするでしょう
これから起業する方たちは、この業態(OPS)を目指さない手はないと思います
みなさん、是非、挑戦してみてください!
オフプライスストア(OPS)はブルーオーシャンです!
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