こんにちは、今日は「倒産」についておはなしをいたいと思います。
倒産といっても「民事再生法」によるものや「会社更生法」によるものや「破産」によるもの等、色々な形がありますが、どちらにしても、周りの人に大変な迷惑を掛けてしまいます。
2008年の企業倒産件数は15、646件で大変な数になっていますが、2009年はもっと増加するであろうと言われています。
我々企業経営者は、『倒産』という言葉を聴くだけで恐ろしく身震いしますが、何十年も会社を経営していますと、何度かは『倒産』寸前まで追い込まれる事があるはずです。
私も一度だけ「倒産寸前」を経験しましたが、30代の時でしたのでストレスに耐えることが出来ましたが、
50代になった今、あの時の苦しみをもう一度耐えろと言われたら、自信が有りません。
経営者であれば、誰しも『倒産』は経験したくないものですが、いつ何時、直面するかもしないと言う覚悟は必要だと思います。
しかし「倒産」するまでの過程で、軌道修正が出来るチャンスが何度かあるはずですが、気が付かないで落ち込んでしまう経営者が多いのも事実です。
私は「倒産」しない方法として、「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉をいつも心の中でつぶやくようにしています。
この言葉の意味は、物事を始めようとする時の動機は「エゴ」でなく「利他の心」であるか、お客様の為、社員の為、地域の為に行うという「思いやりのあるやさしい心」が無ければ、成功しないということです。
「自然の法則」に乗っ取って、エゴを捨て素直な気持になれば、たいていの事はうまくいくと思っています。
そして、一人で問題を抱え込まないという事も大切だと思います、なぜなら一人で考えていると「思い込み」と言う病気になってしまうからです。
すぐ人に相談する、色々な意見を聞いて問題を解決する方法を沢山考え出すという事が一番大切だと思います。
その時「考え方の間違った人」や「卑怯な方法を教える人」や「自分だけが得する方法を教える人」の意見は絶対聞いてはいけないと思っています。
そして、今、まさに「倒産」してしまいそうな状態でも諦めてはいけません、明るく振舞って「希望」を捨てない事が大切だと思います。 奇跡は、意外と誰にも起こるものなのです。
でも出来れば、「土俵の真ん中で相撲を取る」という姿勢で普段から危機感を持って経営をしたいものですね。
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞吾