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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は、「昇給」について話したいと思います。

我が社の決算は2月末であり、3月末には決算が確定しますので、4月には「昇給」する予定であります。

昇給原資の計算方法は、昨年度決算の純利益と今年度決算の純利益を足して2で割り、その純利益の10%を原資とします。

純利益とは、経常利益から法人税等を引いたもので、純粋な利益の事であります。

2年間の決算で出た純利益の平均を出し、その10%を昇給の原資にする予定であります。

決算まであと一週間ほどになりましたが、今期はいくら純利益があるか大きな問題です。

皆が一年間、一生懸命頑張って残した純利益はとても大切な物だと思います。

我が社は、中小企業であり上場企業のように大きな利益を残すことが出来なかった為、従業員の給料は決して多い方ではありません。

我々経営陣は、我が社の社員さんの給与を上場企業並みにする事を強く望んでおります。

しかし、利益の額にそぐわない昇給をすると、会社経営が出来なくなってしまいます。

どういう事かと言いますと、企業の最も大きな経費は、人件費でありますから、急速に人件費が大きくなると赤字決算になってしまうのです。

赤字決算が3年続くと、金融機関からの借り入れが出来なくなり、会社経営が破綻する恐れがあるのです。

ですから、昇給は慎重にしなければなりませんが、できる限り多く昇給したいと思う気持ちは、経営者であれば誰しも同じであると思います。

ですから、なるべく利益をたくさん出して昇給の原資を増やす事が大切です。

そして、大切な利益を、社員さんの会社貢献度に応じて平等公平に分配する事が一番大事なことだと思います。

我が社は、「人事考課制度」を採用しており、上司が社員さんの人事考課をしております。

上司には慎重に、平等公平に審査して点数をつけてもらっています。

えこひいき等があっては、絶対にいけません。

毎年、より多く昇給していきたいと考えておりますが、業績が良くなければ不可能です。

予算計画を達成する事によって、利益額が決まりますので、予算達成は昇給と密接な関係があるのです。

要するに、自分達の給与は自分達で決めているのです。

何事も自分が決めている、自分次第であると言うのが人生ではないでしょうか。

皆さん、是非自分を信じて懸命に頑張ってください!

必ず、自分に還ってくるものです。
                       株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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今日は「一生懸命と言う題で話したいと思います。

この言葉の語源は、「
一所懸命」から来ているそうですが、中世の武士が先祖伝来の所領を命懸けで守った事に由来しているそうです。

近世以来「一所懸命」が「命懸けで何かをする」と言った意味だけが残ったため、「一所」が「一生」と間違えられて「一生懸命」となり、発音も「いっしょけんめい」から「いっしょうけんめい」に変わったそうです。

そして「懸命」という言葉の意味は、力の限り努める、全力を尽くす、という意味だそうです。

私は、この言葉が大好きで、「一所懸命」も「一生懸命」も両方とも素晴らしい言葉だと思います。

昔の武士にとって、先祖伝来の所領と言えば命よりも大切なものであったでしょうから、その領地を守ると言う事は本当に命懸けの事だったのでしょう。

一生と言う言葉には、色々な意味が含まれていると思います。

「人間が生まれてから死ぬまでの間」と言う意味が一般的だと思いますが、時間は二度と戻ってこないわけで
今と言う時間、瞬間も一生であるはずです。

ですから「一生懸命」の意味は、生まれてから死ぬまで懸命に生きると言う意味と、今、瞬間を全力で
頑張るという意味があると思うのです。

そして、懸命と言う言葉は「命を懸ける」と言う意味だと解釈します。

我々人間は、二度と帰らない一生「限られた時間」を生き抜き、後悔をしない人生にするべきだと思います。

その為には、命を懸けるくらいの仕事(生き方)をしなければならないでしょう。

命を懸けるということは、普段、自分が気がついていない潜在能力まで引き出し、まさしく全身全霊で事に当たるという事です。

昔の武士は、常に命懸けで仕事をしていたと思います、もし上司より命を受けて出来なかった時は、切腹しなければならないような生き方をしていたのです。

正しく命懸けで仕事をしていたわけですから、大抵の事は成し遂げたと思います。

そして、人間として立派な人が多かったのではないでしょうか。

現代の社会で、本当に命懸けで生きている人などいる訳はないのですが、「物事を成す人」は限りなくその状態に近い環境で仕事をした人たちであると思います。


例えば、スポーツ選手にしても、芸能人にしても、政治家にしても、商売人にしても、どんな仕事をしている人でも、一生懸命やらなかった人が成功したためしがありません。

毎日、命を懸けて仕事をするなどと言う事は出来ないと思いますが、「ここ一番!」という時に一生懸命になれない人は、絶対に成功などはしないでしょう。

我々人間は、一生懸命になった回数で人生が決まると言っても過言ではないと思います。

皆さんも、今まで何回一生懸命頑張った事があるのか、自分に問いかけてみてください。

成長したいと思っている方は、何も考えずにまずやってみてください。

意外と簡単に、成長できる事に驚かれると思いますよ。

                        株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟







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今日は、「残業ゼロ!」と言う題で話したいと思います。

我々の世代(50歳代)の人間は、残業が当たり前の時代を生きてきました。

ですから、残業をして遅くまで働く事に美意識を持っていました。

しかし、最近の優良会社は、ほとんど残業
なしで素晴らしい業績を上げておられます。

その優良企業の一つであるトリンプ(下着メーカー)の元社長、吉越浩一郎氏のお話をしてみたいと思います。

吉越氏は、トリンプの社長時代に「完全ノー残業」、「頑張るタイム」など、スピードと効率を重視した施策を次々に取り入れ、業績低迷していた同社を19期連続増収増益の優良企業に成長させた名経営者です。

残業をなくす為にすべき事は、

1.まずトップ(会社)が「残業禁止を徹底して指導する。

2.残業違反のあった部署に対して、反省会を義務付ける。

3.仕事に優先順位をつけて、緊急性が高いものから片付ける。

4.仕事にデッドライン(期限)をもうけて守らせる。

5.その中で起きる課題で自己成長させる。

以上の事を、徹底して行えば、必ず残業は無くなると言われております。

我々中小企業の経営者は、残業しなければ仕事は出来ないものだと思い込んでいるところがあります。

ところが、一流企業の経営者は残業をなくす事によって、より効率よく仕事が出来るようになり、無駄がなくなり業績が良くなると言われています。

確かに、「計画を立てスケジュール管理をすれば、効率よく時間通りに仕事が終わる」と言うのは間違いではないと思います。

我々中小企業は、行き当たりばったりで仕事をしている可能性があります。

一日のスケジュールを立て、優先順位をつけて時間通りに業務を行えば、無駄な残業はなくなるかもしれません。

中小企業で一番問題になっているのが、サービス残業です。

サービス残業とは、本来は残業しているけれども、会社に申告しない残業の事です。

中小企業では、当たり前のように行われています。

サービス残業をしている社員さんには、まったく罪悪感はありません。

会社としても残業代を払っていないのだから、何も困る事がないので見過ごしているのが現実です。

しかし、長時間遅くまで仕事をする事によって、仕事の効率化という面では進歩していないのも現実だと思います。

将来立派な会社にする為には、仕事の効率化は大事な条件の一つだと思います。

社員さんにとっても、サービス残業決して喜んでやっているとは思えませんし、出来れば早く仕事を終えて家族孝行をした方が、家族円満にもなると思います。

毎日の仕事のスケジュールを立て、優先順位を考えて、効率良く仕事を行うようにすべきだと思います。

そして、店長(管理職)は、スタッフに仕事を分担し、デッドライン(期限)を与え、時間内に出来たら褒めてあげるような仕組みを作らなければいけないと思います。

残業ゼロを成し遂げる為には、管理職(役員、部長、課長、エリア長、店長)の徹底した指導が必要であると確信しました。

                             株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟








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今日は危機管について話したいと思います。

危機管理にもいろいろ種類があります。

例えば、「売上不振」、「資金不足」、「人材不足」、「在庫過多」、「経営者の死」、「取り締まり役員の退職」など、会社にはたくさんの危機が襲い掛かります。

危機管理に、一番大事なことは早期発見、早期対応、早期解決です。

要するにスピードが一番大切です。

例えば、「売上不振」が起こったとしても急に訪れるものではなく、じわじわと襲ってくるものです。

売り上げ数字を把握していないと、不振になった事さえ気が付かない事があります。

ですから、常に数字を意識して管理をすべきです。

では対処方法ですが、まず第一に「売上不振」になった理由を追求する事が大切です。

我々小売業では、売上の中身は、「販売件数」と「販売単価」ですから両方を、徹底的に調べます。

「販売件数」に関しては、来店客数接客件数、そして成約率が関係してきますので、それぞれ何処に問題があるのか調べる必要があります。

例えば来店客数に問題がある場合の理由としては、立地、商品、展示方法、広告手段、広告の内容などが考えられます。

接客件数に問題がある場合は、販売員の人数、販売意欲(モチベーション)などが考えられます。

成約率に問題がある場合は、商品価格、サービス、販売方法、販売態度、商品知識、そしてやはり販売意欲(モチベーション)が原因である場合が多いです。

「販売単価」に関しては、お客様一人当たりの購入価格になりますから、一品単価商品個数、が問題になってきます。

一品単価に問題がある場合は、スライド販売が出来ていない。

商品個数に問題がある場合は、プラスワン販売が出来ていない。

そして、どちらも出来ていない場合もありますが、我々プロの販売員は、両方出来ても当然であると思います。

要するに、売上不振という危機が訪れた時には、すばやく原因を発見し、そして対策を考え、実行する事がとても大切です。

54年間生きて来て、倒産した会社の経営者をたくさん見てきましたが、彼らに共通して言える事は、危機意識がとても弱いと言う事です。

緊急事態になっているにもかかわらず、緊張感がなく、のんびりした態度であったように思います。

逆に、業績を上げて頑張っておられる経営者の方は、常に緊張感を持ち、いつも「何とかしなければ!」と言われています。

一見、会社を倒産させた社長さんの方が、大物のように見えるのですが、現実は危機管理の出来ないダメダメ社長でした。

我々管理職(社長、取り締まり役員、部長、課長、エリア長、店長、副店長、主任)は、絶対に危機感を持たなければなりません。

会社が倒産してから気が付いても、「あとの祭り!」です。

「売上不振」は、じわじわと少しずつ訪れるので、緊張していない管理職は気がつかない場合があるようです。

私は、とても気が小さい経営者ですが、そのお陰で27年間倒産しないで、生き残ってきました。

しかし、売上が下がると、夜も寝れなくなるほど精神的に参ってしまいます。

「売上不振」は、病気と同じで早期発見、早期治療が大切だと思います!

管理職の皆さん、早めの治療をお願いいたします、頑張ってください。

                     株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟












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今日は、「高齢化社会と家具」という題で話たいと思います。

高齢化社会とは、総人口に占める65歳以上の老齢人口が増大した社会のことを言います。

高齢化社会・・・・65歳以上の高齢者の割合 (7%~14%)

高齢社会・・・・・・65歳以上の高齢者の割合 (14%~21%)

超高齢社会・・65歳以上の高齢者の割合 (21%~   )

日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、1944年(平成6年)に高齢社会になり、2007年(平成19年)には、超高齢社会となりました。

日本は、平均寿命、高齢者数、高齢化スピードという三点において、世界一の高齢化社会といえます。

日本の少子高齢化の原因は、出生数が減り、一方で、平均寿命が延びて高齢者が増えている為であります。

総務省が発表した2010年9月15日現在の推計人口によると、65歳以上の人口は前年より46万人多い2944万人となり、総人口に占める割合は32.1%と過去最高を更新しました。

又、1947年(昭和22年)の平均寿命は男50,06年、女53.96年でありましたが、2005年(平成17年)の生命表を見ると、男78.56年、女85.52年となっております。

世界一の長寿国となった日本は、素晴らしい国ではあるのですが、少子化の影響は我々家具業界にとっても大きいと思います。

新しく家具を買い求めるお客様が減っているわけですから,家具市場は縮小して行くでしょう。

50歳で亡くなっていた方が80歳まで生き続けるような時代になったのですが、50年前だと60歳の方が、古い家具を新しい家具に買えようなどとは思わなかったでしょう。

ところが、現在は60歳の方が80歳まで生き続けるとすれば、約20年間家具を使い続けると言う事になります。

そこに新たな家具の市場が生まれてくると思うのです。

60歳から80歳までの20年間に家具を買い換える「買い替え市場」です!

60歳のお客様は、大抵古い家具を使っておりますので、買い換える気持ちが起きれば、新しい家具を買われると考えられます。

買ってから何十年も経ち、壊れているような家具を大切に使っている高齢者がたくさんいるのが現実です。

壊れた家具は、身体に良くない、特にベットとかソファーは健康を害する恐れがあります。

我々家具業界に従事する者は、この「買い替え需要」をチャンスと捕らえ、どうしたら60歳のお客様が新しい家具を購入してくださるのか、その為の戦略、戦術を考え出さなければなりません。

高齢者のお客様がよく言われますのが、「あと何年も生きないから、もったいない!」です。

しかし現実には、20年間家具を使われるわけですから、健康に過ごしていただく為にもベットやソファーの買い変えはした方が良いに決まっています。

我が社ビッグウッドの戦略は、「古い家具を買い取って、新しい家具を買ってもらう!」という「下取りサービス」です。

高齢者の方たちは、戦後の厳しい時代に育ちましたから、「もったいない!」と言う節約心がありますので、簡単には買い換えてはくれません。

そこで、古い家具を無料で引き取るのではなく、いくらかで買い取るのです。

そうすれば、高齢者の方たちが、重い腰を上げて、「家具の買い替え」を思いつくのではないかと考えます。

車にしても、下取りしてもらうのが当たり前で、もし下取りサービスがなかったら車を買い替える人は、かなり減少するのではないでしょうか。

家具業界では、下取りサービスを真剣に考えて実行している企業はほとんどありません。

潜在顧客を掘り起こし、新しい市場を作り出し、日本の将来に合致した「ビジネスモデル」を考える時だと思います。

家具業界の皆さん、このチャンスを活かしましょう!

                       株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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こんにちは、またまたご無沙汰いたしておりました! 申し訳ないです。

今日は、「アウトレット」という業態について自論を話したいと思います。

前にもお話しましたが、アウトレットの語源は「はけ口」であり、アウトレットの起源はアメリカにおける「ファクトリーアウトレット」であります。

メーカーに残ったデッドストックを、メーカーがショップを出して、自分で処分するというものです。

日本以外の国では、昔から日本のような「特殊な物流機構」は存在してませんでした。

ですから、メーカーから直接小売店へ商品が流れる仕組みだったのです。

この20年~30年の間に日本でも、世界標準の物流機構に変化してきました。

もともと日本では、アウトレット商品はあったのでしょうが、産地の大卸や地方問屋が償却したり、処分していたので、メーカーさんにデッドストックが残る事が、なかったのです。

ところが、物流機構の変革によって、メーカーから小売店に商品が流れるようになった為、他の国と同じ様にメーカーにデッドストックが溜まるようになりました。

しかし、日本ではアメリカのようにメーカーが直接ショップを出して小売をするようなことは出来ません。

ですから、我々のようなアウトレット小売専門店が必要となっている訳です。

アウトレット商品には、「傷物品、旧型品、換金商品、試作品、現品処分品、倒産品」など色々な種類がありますが、ほとんどの商品がメーカーさんにデッドストックとして残っています。

最近は、小売店が大型チェーン店化しており「自社ブランド商品」を、国内及び海外のメーカーさんに作らせております。

ですから、メーカーさんは売れ残った商品を、他社の小売店さんに販売する事ができません。

その為、我々のようなアウトレット専門小売店が存在する、「日本独特のアウトレット業態」が生まれてきた訳です。

最近は、インターネット通販業者が激増し、日本の大小の商社が海外から商品を輸入し,国内のインターネット販売業者に卸しております。

その為、国内のメーカーさんだけではなく輸入商社さんにもデッドストックが大量に残ると言う現象が起きてきています。

将来的に見て、この現象はさらに拡大していくと思われます。

日本独特のアウトレット業態は、生まれたばかりですが、今後さらに大きな市場を創造し成長発展していくと考えます。

我々家具業界におきましても、同じ様な現象が起こってきており、将来大きな市場が出来つつあります。

大型小売店の成長発展に伴って、アウトレット商品が増加し、アウトレット商品を専門に扱うアウトレット専門小売店が増加していくでしょう。

我が社は、家具業界のアウトレット専門店のパイオニアでありますが、生まれたばかりのアウトレット業態を全国に広げていく使命を感じております。

アウトレット商品の醍醐味は、二度と買えない価格であり、品質の良い物が激安価格である事です。

最近アウトレットショップが、沢山出来てきておりますが本物のアウトレットショップは非常に少ない現状です。

名前だけを、アウトレットにすれば売れると思っている業者さんが後を絶ちませんが、お客様は本物か偽者かを見分ける力を持っています。

ですから、将来生き残る為には「本物のアウトレット商品」を販売出来るお店にしなければなりません。

特に家具業界では、偽者のアウトレット業者が沢山出来てきておりますが、自然淘汰されて将来は本物だけしか残らないでしょう。

我が社も、懸命にアウトレット商材を開発していかなければ生き残れないのは言うまでもありません。

国内だけではなく、海外のメーカーさんからもアウトレット商材を仕入れる努力をしておりますが、さらに多くのメーカさんからの仕入れルートの開発が必要であります。

今後の日本独特のアウトレット業態の成長発展を牽引する会社になる為に、また「全国のお客様に本物のアウトレット商品を提供する」というビッグウッドの使命を実現する為に、皆には頑張って欲しいと思っています。

                             株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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明けまして、おめでとうございます、本年も宜しくお願いいたします!

2011年がスタートいたしました。

今年の経営方針を発表したいと思います。

今年のテーマは、「ビッグウッド成長発展の土台作り」です。

 1.粗利益率の向上
  
  B品のシェア率を20%以上に保ちながら、粗利益率の改善に取り組む。
  自社コンテナ商品の販売を強化し、粗利益率の改善に取り組む。

 2.予算達成の仕組みを作る
  
  各部門、各店舗が自分の予算を真剣に作成し、達成する為に何をすべきか考える。
  年間イベントスケジュールの作成、顧客作りの方法を考える。

 3.人事考課制度の確立

  平等公平な人事考課制度を確立し、人材育成を促進する。
  賞与による公平な利益配分のため、報奨金制度の改革に着手する。

 4.業務の標準化
 
  店長マニュアル、業務マニュアルの作成及び徹底。
  行動指針の作成により、ビッグウッド全社員が経営理念に合致した業務を行う。

 5.仕入れ計画の作成

  商品別による、年間販売計画、年間仕入計画の作成。
  販売ロスをなくすだけでなく、不良在庫をつくらない仕入計画の確立。

 6.新規出店(年間3店舗)

  副店長会議の充実をはかり、店長育成のスピードを促進する。
  損益分岐点の低下(人件費比率を低下させる)パート比率を高める。
  エリア長による、理想的な臨店指導、店舗管理の確立。

 7.在庫管理

  適正在庫回転率による、適正在庫の管理。
  大川物流倉庫の在庫のバーコードによる管理。
  エイジスによる棚卸を実施し、各店在庫を正確に把握する。

 8.情報発信
  
  ホームページの利用(各店ブログ、仕入れ部ブログの更新)
  下取りサービス、緑の募金などの告知徹底。

 9.顧客管理

  人間関係が作れる丁寧な接客とお礼状の郵送。
  ペルシャ絨毯展に招待する顧客の確保(ペルシャ絨毯の説明をする)

10.本部機能の強化

  上場に向けての申請書類作成、コンプライアンスの尊守徹底
  内部監査計画の立案、内部監査項目の作成。

以上10条の項目を今年度(2011年)の経営方針といたします。

どれも非常に重要な事でありますが、ビッグウッドが成長発展する為には、どうしても今年度中に成し遂げなければならないものです。

我々ビッグウッド全社員は、「全国展開」という使命を持っており、その為には株式公開(I P O)を一つの手段として成し遂げようと計画しております。

又、経営陣の世代交代の為にも株式公開(I P O)はすべきであります。

「中長期経営計画」を達成させる為に、今年度の経営方針項目は基礎的な部分であり、将来のビッグウッドの土台となるでしょう。

ビッグウッド全社員の皆さん、懸命に取り組んで下さい、お願いいたします。 

                         株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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メリークリスマス、今年もあとわずかとなりました!

一年を振り返って、反省しきりの今日この頃です。

今日は「幸福こそ商いの目的」と言う題で話したいと思います。

商業界初代主幹、新保民八先生は、「正しきによりて滅ぶる店あらば、滅びてもよし、断じて滅びず!」とおっしゃっておられます。

正しさとは何かと言いますと、それは利益や企業規模の追求ではなく、従業員さんとその家族の幸福、外注先とその従業員さんの幸福、地域社会の幸福を実現する行動の継続であります。

これまで経済成長や業績が最優先されてきましたが、今は経済よりも優しさなど心の部分が重要視される時代になっています。

お客様はもちろん、従業員さんからも地域住民からも喜ばれる会社が、結果として高い業績を上げているというケースが増えてきています。

ブランドや規模、設備、などではなく従業員さんや下請け、顧客、地域住民への優しさが業績に比例するようになっています。

立派に業績を上げている会社は、基準とする物差しを業績ではなくて幸せに置いています。

この物差し基準にして経営を行えば、幸せになる人が増えていくはずです。

従業員さんのモチベーションを下げる理由として、一番多かったのは、経営者や上司への不信感だそうです。

給料やポストへの不満よりも、経営者や上司を尊敬できない事や信頼感の欠如が、モチベーションを下げる最大要因になっているのです。

立派な経営者は、従業員さんの幸せを念じて仕事をしているから、従業員さんが「この人の為に頑張ろう!」と思い、結果として業績も高まるのだと思います。

業績の良い会社で人材を大切にしていない企業はあっても、人材を大切にしていて業績の悪い会社はないと言う事です。

従業員さんのモチベーションが高い企業は業績が高く、従業員さんのモチベーションが低い企業は業績も低いと言う結果が出ています。

従業員さんのモチベーションの高さは、従業員さんの満足度、幸せの証であり、結果として業績アップにもつながっていくのだと思います。

全国3000社の企業にアンケート調査をした結果、従業員さんのモチベーションを高める上で一番重要な事は「トップの人格,識見、能力」だったそうです。

ですから、従業員さんのモチベーションを高めるには、経営者が従業員さんの信頼を獲得し、尊敬され、人格、識見、能力を備えた人間になる努力をする事が重要だと思います。

これは店長やエリア長、部課長でも同じだと思います。

次に重要な事は、「従業員さんに、仕事のやりがいを持たせる事」だったそうです。

経営者は、従業員さんに自分達の仕事は何の為にしているのか?世のため、人の為に役立っている事をきちんと説明する必要があります。

社会的使命を感じる仕事のさせ方が、やりがいにつながり、モチベーションを高めるのだと思います。

その為には、ビジョンやロマン、使命、目的を明らかにし、全員で共有する事が大切です。

会社が向かうべき方向が見えない目標のない会社では誰も幸せになれると思えないし、モチベーションを高める事も出来ないはずです。

そのビジョンは、経営理念であり、短期目標は「中長期経営計画」であると思います。

業績の悪い会社は、経営者自身に問題がありそうです。

過去を振り返っても、確かに業績の悪い時には、私自身に問題があったと思います。

現在、私は我が社の従業員さん皆、大好きであり、皆の幸せを心より願っています。

当たり前の事ですが、自分中心に考える経営者さんには理解できないかもしれません。

これからも、皆が幸せになる会社経営を心掛けていこうと思います!

今年のブログはこれで最後になると思いますが、一年間この拙いブログを読んでいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします!

                         株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟









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しばらくご無沙汰いたしておりました。

毎年の事ながら、12月のこの時期は冬季賞与の査定をいたしますので大変忙しいのです。

などと言い訳をしている自分が情けない!

今日は、「人を遺す」という題で話したいと思います。

私の人生最大の目標は、「自分を超える人をたくさん創る」という事です。

なぜ、こんな目標を持つようになったかというと、福沢諭吉先生の言葉で「財を残すはなり、名を遺すはなり、人を遺すがなり」という名言があります。

この言葉の意味は、財とはお金とか土地、建物、美術品などの要するに財産のことであり、一生かかって財産を残そうとする人がいますが、このような人は人間として、たいした人ではありません、だからである。

名を遺すとは、本を書いたり、芸を磨いて有名になったり、政治家や大學教授になり偉い人だともてはやされたり、あるいは、何か発明をして後世に名を遺すという事です。

しかし、このような人でも人間として立派な生き方をしたとは言えませんね、だからなのです。

世の中の為になる本当に素晴らしい人(後輩)を、たくさん育て、遺す人こそである、それこそが人間として最も尊い生き方である。

というような内容であると思います。

私は小さい頃から、自分という人間に自信がなくいつも他の人が立派に見えました。

ですから、いつかは立派な人(人格者)になりたいと夢見て生きてきましたが、自分という人間は、成長が遅く53歳になった今でも、情けない未熟者です。

私が小学生の時、ある手相占いの方が、「あんたは大器晩成ですね、若い時はどうしようもないですな!」と言われましたが、その通りになってしまいました。

その証拠に、未だに晩成しておりません。

しかし、そんな私ももうすぐ54歳になってしまいます、あー情けない!

自分が、このような状態でありながら、立派な人を育てると言うのは至難の業でありますが、自分を超える人を育てるのであれば出来るような気がします。

出来れば、我が社ビッグウッドをもっと立派な会社に成長させる事ができる「優秀な人材」を育ててみたいと思っています。

その為には、まず自分がそこそこの人間にならなければなりません。

自分が低レベルであれば、自分を超える人間をつくっても意味がありません。

私は、後6年で目途をつけたいと考えていますが、なかなか大変な仕事です。

幸いな事に、私はダイヤモンドの原石のような人材をたくさん抱えております。

その人材をいかに早く磨き上げるか、きらきら光るダイヤモンドに仕上げなければなりません。

昔から「光陰矢のごとし」と言いますが、あっという間に時間は過ぎ去ってしまいます。

6年と言う歳月は決して長い時間ではないと思いますが、「成せばなる、何事も!」と言う精神で精進するつもりです。

今、取り掛かっておかないと人生が終わる時に、後悔しそうな気がするのです。

たとえ60歳になって、ビッグウッドの社長を退いても、人を育てる仕事は死ぬまでやり続けるつもりでいるのですが、どれだけ沢山の人財を遺す事ができるか?

これからが、我が人生の勝負時です!

                        株式会社 アウトレット家具 ビッグウッド 杉浦眞悟 


















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今日は、「中長期経営計画」について話したいと思います。

まず「中長期経営計画」とは、1年後、2年後、3年後、4年後、5年後の会社の経営状況を予測し、会社のビジョンを創るという事です。

会社の経営理念を実現する為に、将来どのような会社にするべきか計画を立てるわけですが、具体的には、売上予算、経費予算、利益予算などを、想定して実行するという事です。

中小零細企業では、この「中長期経営計画」を作っている会社は非常に少ないと思います。

大抵の会社は、1年毎の予算計画だけで、2年先、3年先の経営計画は作っていないものです。

ところが、上場企業は全ての会社が「中長期経営計画」を持っているといっても過言ではありません。

なぜ、上場企業は2年先、3年先の未来を予測する事が出来るのか?

それは、予測する事が出来るのではなく、「中長期経営計画」を実現する為に、懸命の努力をするという事なのです。

我々中小企業は、一年間の計画を立てますが、それも実行出来ない会社がほとんどです。

政治家がマニュフェストを掲げ、我々国民に公約を約束しますが、ほとんどが実行されていない状態と良く似ていると思います。

しかし、約束を破られた我々国民は、政治家を信頼する事はありません。

一般の人に信頼されていない我々中小企業は株式会社でありながら、株を買ってもらう事が出来ないのです。

上場会社は、ある程度信頼されているという事になりますが、もし約束が果たせない場合は信頼をなくす事になります。

昔の人は、「不言実行」が素晴らしいと言われましたが、今はやはり「有言実行」が良いと言われています。

私も、「有言実行」であるべきだと思います。

なぜかというと、誰にも言わないで何かを成し遂げた時に、「私は以前からこれを成し遂げようと思っていたんです!」と言うのは簡単な事です。

しかし、何年後に、この目標を達成しますと宣言して、言ったとおりに成し遂げるには大変な努力が必要だと思います。

「中長期経営計画」は「有言実行」の最たるものです。

出店計画、投資計画、売上予算計画、経費予算計画、利益予算計画、などの数字を予測し達成する事は本当に素晴らしい事だと思います。

成功する人の特徴は、「有言実行」です。

我々家具業界でも、お値段以上ニトリの似鳥社長は「有言実行」の人だと思います。

彼は、大きなビジョンを持ちそれを実践してきました。

彼がよく言いますが、「売上は社長がつくり、利益は社員がつくる!」

社長が出店計画を立て売上を達成させる、社員は経営努力(仕入れ予算、経費予算の達成)をして利益を出すという意味だと解釈しています。

しかし、その前提としてしっかりとした「ビジネスモデル」が必要です。

我が社ビッグウッドは、現在しっかりとした「アウトレットビジネスモデル」を構築しようとしております。

その為にも、「中長期経営計画」は必要不可欠なものだと思います。

今こそ、全社一丸となってビッグウッドの将来設計をするべき時だと確信しています。

                           株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟
























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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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