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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は2作目になるのですが「手帳」と言う題で話したいと思います。

我が社ビッグウッドでは、月に一回の店長会議があり、その会議で様々な事が決定され、それをエリア長、店長が全店の社員さんに伝えると言う仕組みになっております。

ところが、決まった事が伝わっているとは思うのですが、それが実行される迄にかなりの時間が掛かります。

それどころか、専務が臨店指導をしているのですが、決まった事が実施されていない店舗があると嘆いております。

何故、会社のルールとして決まった事がすぐに実行されていないのか?

おそらく、店長会議で決まったことを、各店長は朝礼や夕礼の時に伝えていると思うのですが、その時に手帳を持って書き留めている社員さんが少ないのではないかと思います。

ですから、一度は聞いているけれども忘れてしまっている社員さんが沢山いるのではないかと推測します。

朝礼の時に、手帳を持って参加する社員さんが少ないのは、ビッグウッドの悪癖かもしれません。

人間の記憶力というのは、あまり当てにならない物であり、沢山の事を聞いた場合、全部覚えきるというのは至難の技だと思います。

ですから、私はいつも手帳を持ってメモするように心掛けております。

決まったことが、徹底されない理由は聞いた事を忘れているからではないでしょうか。

悪気があるわけではないでしょうが、決まったことが徹底されないと言う事は、会社経営において大変な問題になります。

ルールが徹底され守られている事が、会社にとってはとても大切な事なのです。

確かに我が社は、発展途上の会社であり,ルールが網羅されておりません.

現在,様々なルールを作っておりますし、店長会議でも沢山の決め事があり,伝達するほうも、されるほうも大変だとは思います。

しかし、決まったことは実行する、守ると言うのは当たり前の事であり、許す事はできません。

ですから、決まったことを各自が手帳にメモして忘れないように実行し、守るように努力しなければならないと思います。

臨店指導する時に、何度も何度も指摘され何ヶ月も経って、やっと出来るような状況では、株式公開(IPO)など出来る訳がありません。

エリア長や店長は毎月決まった事を、手帳にメモしておき、いつ何処で聞かれても答えられるようにすべきだと思います。

要するに手帳を肌身放さず携帯する事が、一番大切なことだと思います。

そして、決まった事が出来ているか、出来ていないかチェックするのは、管理職として当然の職務ではないでしょうか。

特にエリア長は、エリア店舗を視察して確認する事が最大の職務であるはずです。

部長や専務が臨店して、指摘されているようではレベルが低すぎると思います。

エリア長は、会社の方針、ルール、毎月決まる決定事項を手帳に書いておき、エリア店舗を視察する時、チェックし、もし出来ていなければ厳重に注意する事が大切だと思います。

将来立派な上場会社を目指すのであれば、コンプライアンス厳守は当然の事であり、社内ルール厳守も当然必要であります。

もうすぐ12月になりますが、私は人事考課制度で、ボーナス評価をしようとしている所であります。

業績だけではなく、社内ルールの徹底についても評価すべきだと考えております。

悪気はないけれど、忘れていました!では社会人として失格です。

今後は、朝礼の時、手帳を持っていない社員には厳しくチェックしていくべきだと思います。

全店舗の皆さん、今日から手帳を持ってください!

以前にも「手帳」と言う題でブログを書いておりますが、自分の夢を実現する為にも手帳を持つべきです。

株式公開(IPO)を目指そうかと言う会社の社員が、手帳を持っていないなんていうのはもっての外です。

この会社、ビッグウッドから「済みません、忘れていました!」と言う言葉をなくしてしまいたいのです。

皆さん、宜しくお願いいたします、切にお願いいたします!

                            株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟






 

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今日は、「ブログ」と言う題で話したいと思います。

このブログを書き始めて、今日で2年と6ヶ月になります。

毎週、書こうと思って始めたのですが、思うように書けてないのが現状です。

毎回毎回、自分の考えや意見を皆さんに伝えたくて、一生懸命書いておりますが、同じような内容のブログページも多々あり、反省しております。

兎に角、このブログは私にとって、とても大切な物になりました、自分の「生きた証」だといっても過言ではありません。

このブログを最初から読めば、私の生い立ちから、ビッグウッドと言う会社の歩んできた軌跡まで理解できると思います。

特に、私がお客様や社員さんに対する気持ち、また会社経営に対する考え方が良く分かるブログになっています。

口に出して話すより、ブログに書く方が、自分が言いたい事を分かりやすく整理して伝えることが出来るので、このブログには大変感謝しております。

ただ、伝えたい人に読んで貰えるか、貰えないかは定かではなく、自己満足の世界になっているかもしれません。

実は、毎日何人の方が私のブログを読んでくれているか、わかるような仕組みになっています。

棒グラフになっていて、ブログを読んだ回数が一目でわかります。

最高数になったのが、今年の11月18日に書いた「株式公開(IPO)」で100件ちょうど迄行きました。

非常に重要な内容のブログでしたので、社員さんたちが読んでくれたのではないかなと思っています。

ビッグウッドの社員数は138名ですから、全員の方が読んでくれてはいないと思いますが、半数以上の方が読んでくれたのではないかと喜んでおります。

実は、ビッグウッドは4年前、株式公開に挑戦したのですが時期尚早の為、失敗しております。

その失敗を活かし、今度こそは何が何でも成功させたいと考えております。

会社継承の手段として、株式公開(IPO)は最高の方法である事は、以前にもブログに書きましたが、世代交代の時期が迫っている今、どうしても成し遂げておきたいのです。

私の「熱い思い」を伝える事が出来ればと思いつつ、懸命に書いております。

このブログは、私が社員さんたちに送るメッセージなのです。

各地に居られる138人の社員さん全員と、滅多に会う事が出来ないのが現実です。

会社の経営理念や方向性、又私の考え方等を少しでも沢山の社員さん達に理解してもらいたいと考えて、一生懸命書いております。

又、全国の中小家具店の方々にも,読んでもらいたいと言う気持ちもあります。

中小家具店さんに読んでもらえれば、ビッグウッドの独自の経営手法やノウハウも正直に書いておりますので、少しは参考になるのではないかと思います。

特にアウトレット家具店さんにとっては、参考になるところが多々あるのではないでしょうか。

なんにしても、このブログは私の知り得る事をすべて書いて残したいと考えております。

最近、ビッグウッドのホームページに「店舗ブログ」や「バイヤーズブログ」が新たに新設されました。

こちらの方も是非ご覧になってくだされば、ありがたいのですが!

皆様、今後とも宜しくお願いいたします。

                         株式会社 アウトレット家具 ビッグウッド 杉浦眞悟









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今日は、株式公開(IPO)について話したいと思います。

ビッグウッドは、今年で創業27年になり、創業者である私は、53歳と9ヶ月になりました。

私が、60歳になるまで、後6年と3ヶ月ですが、未だ個人事業の中小企業であります。

「家具のアウトレット」と言う業態を、日本で最初に作り出した会社でありますが、未だ公の会社には成長しておりません。

何故、このように成長が遅いのかと言うと、一つには経営者である私の力不足、一つには個人事業の会社である為だと思います。

「家具のアウトレット」という業態を、全国展開し、全国のお客様に格安なアウトレット商品を提供すると言う使命を持ちながら、経営者である私一人の力不足の為に、未だ実現しておりません。

ビッグウッドと言う会社の使命は、明らかであり、自他共に認めるところでありますが、無能な経営者の為に使命を果たせないでいることは、残念でなりません。

ビッグウッドで働いていただいている方は、138名おられ、皆さん素晴らしい方ばかりです。

会社とは、そこで働いている方達そのものであり、ビッグウッドと言う会社が「使命」を持っているとすれば、全社員が使命を持っている事になります。

要するに、私は創業者ではありますが、使命を持っているのはビッグウッドと言う会社であると言う事です。

つまり、現在138名の社員さん全員の使命と言うことになります。

ビッグウッドが、株式公開(IPO)して公の会社となり、全社員が社長になれる状態にするべきです。

その為には、色々な準備をしなければなりません。

例えば、株式公開プロジェクトチームを立ち上げなければなりません。

公開プロジェクトチームの概要は、経営管理改善チーム、事業計画策定チーム、申請書類対応チーム、審査対応チームなどであります。

又、内部監査制度(JSOX)、も会計監査制度と同様に重要な仕組みとして作らなければなりません。

株式公開(IPO)は、全社員さんの協力がなければ成し得る事が出来ないのは、明らかです。

営業部(直営店課、FC店課、ペルシャ絨毯課、ネット販売課)と仕入れ部は、「経営管理改善チーム」に所属し、中期計画(3年間)の予算を達成しなければなりません。

管理部は、「申請書類対応チーム」、「審査対応チーム」に所属し、経営企画室は「事業計画策定チーム」また「内部監査チーム」に所属し、株式公開審査に合格する為に努力しなければなりません。

大変な努力を必要とする株式公開(IPO)でありますが、どうしても成し遂げなければなりません。

会社存続の為、また「使命」を果たす為、また社員全員の収入改善の為、全社員の福利厚生の充実の為、又現在ビッグウッドに投資されている4社のベンチャーキャピタル様の為にも、成し遂げるべきだと思います。

家具のアウトレット専門店(ビッグウッド)を、全国展開すべき時であり、その為の一つのステップが「株式公開(IPO)」であります。

ビッグウッド全社員の皆さん、株式公開の意義を理解していただき、社員全員の次世代ーNEWーBIGWOODを誕生させましょう!

                          株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、先週、先々週に続いて、「感性論哲学パート3」と言う題で話したいと思います。

芳村思風先生がおっしゃるには、「感性」とは「問い」であり、理性が「答える」。

「問い」は感性から出てくるものであり、答えは一つではない。

答えは変化する物であり、常に問い続けて、成長しなければならない!

人生の作り方6つの原則(使命の見つけ方)

1.問題が使命を与えてくれる
2.時流に乗る
3.命から湧いてくる欲求、欲望を大切にする
4.天分のツボを見つける
5.現実への異和感を大切にする

時流独創の精神 6つの問い

1.自分の心を本当に納得させるものを理屈ぬきに追い求めているか?
2.固定観念、先入観から自分を解放しているか?
3.自分の使命は何であるかをしっているか? 知ろうとしているか?
4.命から湧き上がる欲求・欲望・興味・関心・好奇心・を持っているか?
5.現実への異和感を大切にしているか?
6.有機的総合能力を磨いているか?

時流独創の経営 6つの問い

1.独創的技術の確立をしているか?
2.独創的商品の開発をしているか?
3.独創的職業間領域の発見をしているか?
4.独創的営業分野の開拓をしているか?
5.独創的改良改革への提言をしているか?
6.独創的経営システムの構築をしているか?

本物の人間になる為の3つの問い

1.不完全性の自覚からにじみでる謙虚さをもっているか?

2.より以上を目指して生きているか?

3.人の役に立つ人間になっているか?

不完全性の自覚からにじみでる謙虚さを創る3つの原理

1.人間は皆不完全。長所半分・短所半分ということを知ること

2.理性も不完全な能力。謙虚な理性を持つことが大切

3.食材の元となった命に対して感謝の心を持つ

人間が永遠に持ち続けなければならない3つの問い

1.「人間として本物とは何か?」という「問い」を常に持っているか?

2.「人間であるとは、どう在ることか?」という問いを持っているか?

3.「人間になるとは、どう成ることか?」という問いを持っているか?

ちょっと難しい内容になってしまいましたが、「感性」とは人間にとって一番大切なものであり、「これでいいのか?」という問いを生み出す原動力であるとおっしゃっておられます。

「感性の時代」と言われていますが、将来ますます「感性」について語られる時代になると思います。

                              株式会社 アウトレット家具 ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「感性論哲学パート2」と言う内容で話したいと思います。

芳村思風先生の講義は、とても新鮮で面白く、そして心が震える様な内容でありました。

思風先生が講義が終わっていつも言う言葉は、「私は自分で考えて話をしているのではありません、目に見えない大きな力によって動かされているのです。」

又、「使命を感じておりますので、私が話す言葉には魂がこもっていると思います。」

そのように言われて話を終わられるのですが、大変謙虚な方で、自慢をしたり、偉そうにしたりする事は決してありませんでした。

先生の話の中から、「満足から感動へ」と言うものをご紹介いたします。

感動
人は、感じたら動く。

「感即動」という言葉があります。
「感じたら、すぐ動く」と言う意味だけではない

「感じさせると、人は動く」。

感じさせなければ、人は動かない。
理性で説得しても、人は動かない。
「理動」という言葉はない。

顧客を動かそうと思ったら、感動を届ける。
感動させる。
お客様が、予想している以上のことをする。

お金をかけたり、凝った演出でなくてもいい。
細やかな心使い、徹底したサービスを続ける事などちょっとした違いや変化を作り続ける。

感動すれば、固定客になってくれる。
人を紹介してくれる。
これからの時代、「顧客満足」ではなく、
「顧客感動」
をめざす。

感動させる力を持ち、感動させうる人間となる。

我々、小売業に従事する者にとって、とても興味深い内容であります。

新しい時代の「人々の感性」を、いち早く感じ取り、それに対応する事が我々小売業の使命であると思います。

「顧客感動」を創造することを、経営方針として全力で「努力邁進」する事が、我々小売業の生き残る道だと考えます。

皆さんは、どのように考えますか?

                            株式会社 アウトレット家具 ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、感世論哲学について話したいと思います。

実は、私が哲学というものに興味を持ったきっかけは、37歳の時にある研修で講師の方から「君には哲学がない」と皆の前で言われたからです。

それまで私は、哲学なんて自分には関係ない!、そんな難しい学問は理解できないと思っていました。

ところが、ちょうど37歳の時「アウトレット家具の専門店」として3店舗目を出店しようとしていた時でありまた。

その講師の方が、「君には哲学がないから、これ以上会社を大きくしたら潰してしまうよ!」と言われたので気になって、気になってしょうがなくなりました。

それで哲学の勉強をしようと思い立ち、色々思いつきで本を読んだのですが、難しくて意味が分かりませんでした。

それで、研修に行って勉強しようと思い「一年間の長い研修」に参加しました。

そこで芳村思風先生の「感性論哲学」に出会って、先生の講義を受講いたしました。

芳村先生とはどういう人であるかというと、一言で言えば「感性論哲学に命をささげている人」であります。

奈良県御所市出身で、学習院大学文学部哲学科を卒業、28歳のとき、学習院大学大学院博士課程を中退して、「思風庵哲学研究所」を設立した方です。

「感性論哲学」という感性が生命や人間の本質であり、宇宙の究極的実在であるとする哲学を体系化させた人物です。

現在は、名城大学講師であり、また思風庵哲学研究所所長をされ、全国で20数箇所、感性論哲学を学ぶ「思風塾」を運営されており、今年68歳になられます。

著書には、「新しい思想 感性論哲学の世界」 「感性の時代 東洋の逆襲」 「人間観の革正」 「21世紀 日本の使命」 「サムシンググレートは語る」 「人間の格」等があります。

今日は、芳村先生が 「生きるとは」 と言う題で書かれている文章を紹介いたします。

                     人間において生きるとは、
    
                  ただ単に生き永らえる事ではない。

             人間において生きるとは、何の為にこの命を使うか、

                 この命をどう生かすかということである。

            命を生かすとは、何かに命をかけるということである。

                だから生きるとは命をかけるということだ。

                     命の最高の喜びとは

            命をかけても惜しくない程の対象と出会うことにある。

            その時こそ、命は最も充実した生のよろこびを味わい、

                  激しくも美しく燃え上がるのである。

                     君は何に命をかけるか。

                 君は何のためなら死ぬことができるか。

              この問いに答えることが、生きるということであり、

                 この問いに答えることが、人生である。

以上が芳村思風先生の 「生きるとは」 でありますが、哲学と言う学問が人間が生きていく上で、最も役に立つ学問であると言われています。

私も、今は本当にそう思っています。

今日はこれくらいにして、また来週、続きをお話します。

                          株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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今日は、ある雑誌を読んでいて感銘した記事をご紹介いたします。

長い題で申し訳ないのですが「人間関係を壊す7つの習慣、良くする7つの習慣」と言う内容です。

社員が前向きに頑張ってくれる秘訣は、「人間関係を左右する7つの習慣」にあります。

人間関係を壊す7つの習慣

皆さんは、無意識に次のような事をしていないでしょうか?

1.批判する
2.責める
3.文句を言う
4.ガミガミ言う
5.脅かす
6.罰を与える
7.褒美で釣る

これら全て、相手を強制的にコントロールしようとする行為です。

相手に外部から刺激を与え、行動させる、いわゆる「アメとムチ」攻撃です。

これを「外的コントロール」と言います。

「目標達成したら金一封」や「達成しなかったら罰」と言った叱咤激励が日常的に行われているかもしれません

この方法は、初期の動機付けになるかもしれませんが、長期間持続するものではありません。

徐々に効果は薄れてしまいます。

そうするとまた叱咤激励する、この繰り返しです。

常に声を張り上げてなければ社員が行動しないこの状態は、管理者としても大変だと思います。

それに、自分が部下の立場で考えた時、こうした外的コントロールでモチベーションはあがるでしょうか?

それよりも自発的に行動する社員になってほしいと管理者の方は望むのではないでしょうか。

次は、自発的行動を促す習慣について解説します。

人間関係を良くする7つの習慣

次の項目を見ると、ホッと心が和む感じがしないでしょうか?

1.傾聴する
2.支援する
3.勇気づける
4.貢献する
5.思いやる
6.信頼する
7.違いを受け入れる

7.は異なる意見を、はじめから突っぱねるのではなく、いったん受け入れ、その上で交渉していくと言う意味です。

こちらは「内的コントロール」と言います。

7つの習慣の中で重要なのは、「1.傾聴する」です。

部下の話、同僚の話をしっかり聞いているでしょうか?

相手の話の途中で意見を言ったり、そもそも話を聞く態勢でなかったりしないでしょうか?

経験が豊富なほど、じれったくなって無意識に話を遮り、意見を言いたくなってしまいます。

ですが、これからはそうした衝動に駆られても最後まで話しを聴いてみて下さい。

皆さんが貴重な時間を費やし、敬意を持って話しを聴いた事が相手に伝われば、相手は落ち着きと責任感を取り戻し、問題を再検討し、価値ある新たな行動を取ろうとするのです。

以上ですが、上司の皆さん、どのように思われますか?

私は、非常に耳が痛かったです。

自分でこの記事を、ブログに書きながら「部下の話をしっかり聴く」と言う事が出来ていない自分にハッと気がつき反省させられました。

自分の意見を伝えたいと意気込むあまり、しゃべり過ぎて時間がなくなる事がよくありました。

これからは、時間がかかっても「最後までしっかりと聴く!」と言う努力をして行きたいと思います。

                             株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、「緑の募金」と言う題でお話したいと思います。

ビッグウッドグループは、2007年より業界としては初の「家具の下取りサービス」に取り組んでまいりました。

しかし、サービスの拡大と販売量に比例して廃棄家具が増大していくのを目の辺りにして、我々の中で少しずつではありますが、このまま廃棄のみ続けていて良いのだろうか?と言う意見が沸きあがってきました。

そこで、安易に廃棄せずに可能な限りリユースさせる事も我々の責務ではないかと?と考え出しました。

「捨てない人のインフラ整備」の一端を担い、お客様の生活様式を少しでも変える事が出来れば永続的な企業になれるはずだ!との思いのもと「家具のリサイクルコーナー」と題した中古家具展示場を全店で設置いたしました。

最初は、お客様より下取りしたリサイクル家具をいくらかで販売いたしておりましたが、社会貢献の一つとして「緑の募金」に寄付すると言う事を考え、今年の4月から実施しております。

ご来店のお客様に、リサイクルコーナーの家具を無償で提供する代わりに、お客様へは自然環境団体への寄付金と言う形で協賛いただくようにいたしました。

財団法人「愛媛の森林基金」様から認定書をいただき、又募金箱を頂戴し、全店スタッフがお客様に募金に協力していただけるよう懸命に呼びかけております。

しかし、告知の仕方が未熟な為、なかなか思うような成果が出ておりません。

リサイクルコーナーには沢山の中古家具を展示しているのですが、プライスは付けておらず、お客様に対して充分な説明が出来ていないと反省いたしております。

実は、リサイクルショップでは1万円くらいで売られている家具もいくつかはあるのですが、お客様の気持ち次第で、1円だったり、10円だったり、100円だったり、1000円だったり、様々な募金状況であります。

けれども、もし引き取り家具を全て廃棄いたしますと、産廃業者にかなりの廃棄料金を支払わなければなりません。

ですから、お客様が喜んで中古家具を持って帰ってくださる事は自社にとって大変ありがたい事なのです。

出来れば、「緑の募金」に協力していただいて、いくらでも結構なので寄付していただければ社会貢献にもなりますし、是非宜しくお願いいたします。

「地球温暖化」を食い止める為に、「木を植えて森林を増やす!」と言う事は大変有効な手段であると考えます。

我々人類全員が、一人ひとりできる事を行動に移し、地球温暖化を防止すべきではないでしょうか?

未来の我々の子孫の為にも、今、出来る事を精一杯やろうと思います。

皆さんも、もしビッグウッドに来店さる事があれば、リサイクルコーナーをのぞいていただき、欲しい物があれば「緑の募金」に協力してくだされば幸いです。  宜しくお願いいたします。

                              株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「なぜ下取りサービスを続けているのか?」という内容でお話したいと思います。

元祖、「家具のアウトレット専門店」であるビッグウッドは、大型チェーン店と差別化し、生き残る為にアウトレット商品をおもに扱っております。

店舗面積は、大型家具店に比べて非常に小規模で、商品の展示面積は「約200坪~400坪」位の店舗がほとんどです。

ですから、何千坪もある大型店のように、広いスペースに家具をトータルコーディネートして展示する方法が出来ません。

そのため家具を一式揃えるようなお客様にとっては、見にくい、選びにくい「立体陳列」になっております。

しかし、単品家具の買い替えのお客様にとっては、見やすい、選びやすい展示であると思います。

要するに、ビッグウッドのビジネスモデルは、「家具を買い換えるお客様」をターゲットとして構築されたのです。

家具を買い換えようとされるお客様は、当然古い家具をお持ちになっておりますから、新しい家具を買おうと思ったら古い家具を捨てなければなりません。

しかし、粗大ゴミに出す事もできない家具は、専門業者に高額なお金を払って処分するしか方法がありません。

ですから、新しい家具を買っていただきたいと思っている我々家具小売店が、お客様の古い家具を引き取ると言うのは当然の事でありますが、お客様にとってはありがたいサービスであると思います。

まして、古い家具を現金で下取るサービスは、お客様に喜んでいただける最高のサービスだと思っています。

我が社は、その下取りサービスを完成させる為に何年もかけて準備をしてまいりましたが、やっと一年半前から実施できるようになりました。

実は、我が社の配送員が全員正社員で、外注、アルバイトを採用しないのは「下取りサービス」を完成させる為でもあるのです。

現在は、3万円未満の家具をお買い上げの方は「無料引き取りサービス」で、3万円以上の家具をお買い上げの方には現金2000円で古い家具を買い取るサービスをいたしております。

実は、下取りに掛かる費用は13店舗で、年間約1500万円、引き取った家具の処分費が年間1800万円合わせて、3300万円掛かっています。

我が社にとっては、大変大きなな費用でありますが、「お客様に喜んでいただけるサービス」としては、最高のものだと思っております。

お客様が、「家具を買い替え出来る状態」を作りださなければ、「新しい家具を買ってください!」とは言えないと思います。

今までは、下取りする場合、同種の家具でなければ出来ないルールでしたが、今後は違う家具であっても下取りする方向で行きたいと思っています。

ビッグウッドの経営理念は「お客様及び全従業員の喜びの創造」でありますから、よりお客様を喜ばすサービスを考え出していく事が使命だと思っています。

将来、この下取りのサービスが浸透し、地域のお客様に認知される時が来たら、「ビッグウッドでなければ家具を買わないお客様」がたくさん増えていると思います。

ですから、なんとしても「やり続ける必要」があるのです。

ある本で読んだのですが、「能力の差は小さい、努力の差は大きい、継続の差はさらに大きい!」

中小家具店が、「大型家具店、大型家具チェーン店」に勝つ方法は、「地域のお客様を自社のファンにする!」以外に方法はないのです。

中小家具店に従事する皆さん、「もっと差別化できるサービス」を皆で考え実施しようではないですか!

                             株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟








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今日は、心をつかむ「お礼状」と言う題で話したいと思います。

商業界と言う雑誌に「お客様との絆をつくる」と言う記事の中に「お礼状」に関する興味深い文章がありましたのでご紹介いたします。

定期的にお客様にお礼状を出している会社は100社の内、たった3社しかないそうです。

これは言い換えれば、お礼状を出す事によってトップ3には入れるということでもあります。

差別化が難しい経営環境の中にあって、この不況期に一番強いのが、お客様との絆作りが出来る店です。

お客様との信頼関係がしっかりと出来ている店は、お客様の購入の判断基準が「価格」ではなくなり、たとえ他の店より高くても、他の店より待たされても「あなたから買いたい」「あの店から買いたい」となります。

つまり、買うと言う行為を通じて店や人と「つながっていたい」と言う感情が出てくるのです、恋愛感情や愛情といった感情に近いのかもしれません。

お礼状を見る事で、店の事を思い出し再来店する確率が高まります。

また、お礼状ならばハガキそのものが保存され、回覧されていくと言う物理的な残存効果があります。

特にお勧めなのが写真付きハガキです、お客様が来店されたら記念撮影をして、その写真をお礼状にプリントしてみましょう。

写真付きハガキは、活字だけのダイレクトメールと比べると、その場で見てすぐ捨てられる可能性が低く、保存される効果は圧倒的に高まり、回覧される可能性も高くなります。

教科書どおりの無味乾燥なビジネス文章で書くと効果が半減してしまいます。

絆を育むための心をつかむお礼状には、コツがあります、しかしほとんどの方が、お礼状の効果的な書き方、演出方法、継続する仕組みをご存知ありません。

そこで、お礼状の基礎となる「心をつかむ3つの原則」をお伝えします。

1、すぐ書く

お客様が店を出られて、24時間以内にポストに投函すると感動を与える事ができます。

目安として「感動の24時間」「満足の1週間」「納得の2週間」と覚えてください。

2、手書きで書く

やはり活字より人間のぬくもりが伝わる手書きのお礼状の方がお客様との人間関係を早く構築する事ができます。

3、私信として書く

お礼状の宛名を変えれば、誰にでも送付できる「文面つきハガキ」は、最もお客様の心をつかまないお礼状です。

なぜなら,そこには何の感情も特別感もパーソナル感もないからです、人は自分のことを分かってくれている、理解してくれている人に心を開くものです。

究極のお礼状は、ラブレターを書くときの気持ちで書いた物ではないでしょうか。

最後に「継続して出す為の仕組み作り」を説明します。

お礼状のチャンスリストの作成です。

お礼状を出すタイミングを決めておいて、進行状況を見えるようにします。

初来店の時、購入時、再来店時、紹介いただいた時、誕生日、結婚記念日など、店のスタッフの皆さんで話し合っていつ出すかを決めておきます。

気分や場当たり的にお客様をフォローするのではなく、いつ何をするのか決めておく事が大事です。

このようにお礼状を出し続けると、一定の割合でお客様から返信が届いてきます。

届いたお客様からのお礼状は、何よりもスタッフのモチベーションを高めます。

朝礼時などに、皆の前で発表して気持ちを鼓舞したり、お客様の許可を得て店内に掲示して店の賑わい感を演出したりと1枚のハガキを複数回活用する事ができます。

商品やサービスは真似されても、お客様との絆は他店には簡単に真似出来ません。

お客様が熱烈なファンになる秘訣は絆作りですが、絆は一朝一夕に出来るものではないからです。

一朝一夕には出来ないから、ファン作りのためにも「今日から」初めて欲しいのです。

ここまで読んで、「早速、お礼状を書いてみようかな!」と思われた方は、是非やっていただきたいと思います。

以上ですが、皆さんどう思われますか?

私は、大変感銘を受けました。

近江商人10教訓の中で、「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる」とありますが、正しくその通りだと思いました。

我が社は、幸いにもお客様のご住所を知る事ができる業種なので、お礼状を書くことが出来ます。

我が社の一部の優秀な販売員さんは、もうすでに何年も前からお礼状を出し続けておられます。

本当にありがたい事です、「ビッグウッドの宝」だといっても過言ではないと思います。

しかし、出来れば全スタッフが、お客様にチャンスリストに沿って継続してお礼状を出せるような会社になりたい

ビッグウッドの経営理念 「お客様及び全従業員の喜びの創造」を目指して頑張りたいと思います。

                              株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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