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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は,楽天の三木谷社長の「成功の法則92か条」の中から、「0.1%の改善の積み重ねが成功を生む」です。

誰かが成功すると、人はその運の良さを羨む。

他人の成功を運の良さに帰結させる人は、永遠に成功を手にする事はできない。

なぜなら、どんなに大きなチャンスがあったとしても、準備の出来ていない人間にはそれを手に触れる事すら出来ないからだ。

チャンスがそこにあることさえ、おそらくは見えないだろう。

問題はどういう準備が必要かだけれども、結局のところは日々の小さな努力の積み重ねでしかないと思っている。

単純に日々の仕事を真面目にこなすだけでは足りない。

僅かでもいいから、昨日よりも今日、今日よりも明日と、進歩し続けなければいけない。

どんな高い山を目指す登山家であろうとも、今この瞬間にやらなければならないのは、一歩前に足を踏み出す事でしかない。

ビジネスで言うなら、毎日0.1%でもいいから、自分達の仕事の質を高めていくと言う事だ。

一日0.1%の改善でも、一年続ければ44%もの改善になる。

その改善の積み重ねが成功につながる、そしてその努力を続けられた者だけが、チャンスという波に乗る事ができるのだ。

その為にも、自分の仕事を他人事のように客観的に見る癖をつけよう。

他人の仕事のアラを探すのは簡単だ。

それは、他人の仕事を客観的に見ているからだ。

その客観的な目を、自分に向けるのだ。

改善すべき点は、いくらでも見つかるはずだ。

もちろん、ひとつひとつのアラには、それなりの理由があるだろう。

時間が無い、仕事が多すぎる、人手が足りない、他人事ならそんなものなんとかなるはずだとわかるのだが、自分の事だと上手くいかない。

そこには、個人的な事情というものがあるからだ、情けない話だけれども、誰でもそういうものなのだ。

けれど、これは逆に言えば、そこでちょっと頑張れるかどうかで、大きな差がつくということでもある。

時間が無いなら、明日は早起きして、10分でも早くデスクにつく努力をしてみよう。

それも0.1%の改善なのだ。

重要な事は、そういう0.1%の努力を毎日続ける事。

思いついた時にやるのではなく、毎日その努力を積み重ねる為の、自分なりの仕組みを作る事。

具体的に言えば、出来るだけ短い単位で自分の仕事を客観的に眺める為に、記録をつけるのだ。

僕は、一日単位の日報をつけることをお勧めしたい。

これは楽天でもやっている事だ、単位を短くすれば、記録するのにかける時間も短くてすむ。

0.1%の改善を常に続けているかも、一目瞭然でわかると言うわけだ。

地道な作業ではあるけれど、その地道な作業の積み重ねが、大きな結果を生む。

それが、大波に乗る為の秘訣であり、運のいい人になるための方法論なのだ。

以上が、三木谷社長の考えですが、成功されたほとんどの方が同じ事を言っています。

やはり、日々の改善努力が無ければ、成功はありえないと思います。

            株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟 

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今日は、楽天の三木谷社長の本の中から、「自己否定から全ては始まる」と言う文章を書いてみたいと思います。

なるほどと、感心いたしましたので、皆さんも是非読んでみて下さい!

世の中に絶対はない。

と言う事は、自分も絶対ではないと言う事だ。

この世に存在するあらゆるものは、いつか必ず滅びる。

永久不変のもの、常なるものなど一つも無い、全ては無常なのだ。

自分だけがその例外であるはずが無い。

ビジネスに取り組むなら、いつも腹の底でこの覚悟をしておくべきだ。

仕事が順調に進んでいる時、成功しているときには特に。

物事が上手くいっていると、人はどうしても自分に自信を持つ。

自分が優秀で、自分のやり方が間違っていないから、自分は成功したのだと思ってしまう。

もちろん自信を持って仕事をする事は悪い事ではない、だがその自信はむしろ仕事が上手くいかないときこそ発揮すべきものだ。

周囲が敵だらけで、成功の見通しのまったくつかない時こそ、自分に自信をもって、胸を張って前に進めばいい。

けれど、成功したら、そんな自信はさっさと捨てるべきだ。

成功した時こそ、謙虚になろう、この成功は偶然なのだと思うくらいでちょうどいい。

世の中の流れと言うものに、たまたま自分達の手法が上手く乗っただけの事。

世の中が変わってしまえば、たちまち仕事は上手くいかなくなる。

成功が100%偶然とはいわない、99%は努力の結果かもしれない。

けれど、残り1%の偶然がひっくり返れば、惨憺たる失敗に終わっていたかもしれないのだ。

そして、その逆転は明日起きるかもしれない。

そんな事を考えたら、不安でたまらなくなると言うかもしれない。

僕はその不安こそが、仕事の糧になると思っている。

成功にあぐらをかいて自信満々でいる事の方が、よほど不安だ。

今はどんなに磐石に見えるビジネスモデルにしても、10年20年と言う年月の単位で考えれば砂上の楼閣、砂でつくった城とたいして変わりない。

すべてのビジネスは、コワレモノなのだ。

社会は川のようなもので、一瞬たりとも静止する事は無い。

ビジネスを取り巻く状況は、刻一刻と変化する。

今成功しているビジネスは、将来必ず駄目になる、いつもその事を前提に、準備をしておかなければいけない。

そのために、自己否定する勇気が必要なのだ。

自己否定とは、自分の全てを否定する事だ。

自分の考え方、自分の仕事のやり方、自分の生き方、今までの人生の中で、自分が拠り所としてきた全てのものを否定してしまう事だ。

難しいのは良くわかるけれど、そうしない限り、新し物を創造する事など出来はしない。

過去の成功にしがみついている限り、未来の成功を手にする事はできないのだ。

成功しているときこそ、自分を疑う事、自分のやり方が、全てではないと肝に銘じること。

そして、完全なゼロからスタートする勇気を持つ事。

初心を忘れないとは、そういうことだと思う。

そして、いつも真っ白な気持ちで、新しい方向性、より良い方法を模索し続けよう。

それが、成功し続ける為の秘密なのだ。

以上の内容ですが、皆さんはどのように思われますか?

            株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は「顧客管理」についてお話させていただきます。

我々、小売業に従事する者にとって「顧客管理」は非常に重要なものではない
でしょうか?
 
まして高額商品を扱う業種である家具小売店では、避けては通れないと思いま
す。
では、どのようにすれば大切なお客様を管理出来るのかと言う問題ですが、「顧
客管理」の手順を書いてみます。

1.新規来店していただいたお客様に、商品を売る前に自分自身を買ってもら
 う。 どういう意味かと言うと、人間関係を築く為、自分の事をお客様にお話して
   理解していただく、そしてお客様の事もいろいろお聞きして親しくなる事です。

2.商品の説明をしながら、お客様の好みや趣味、また家族構成、お家の情報
 を 聞き出し、何を提案すればお客様が喜ばれるか探る。

3.提案した商品の見積もりをして、他店と比較してもらい購入していただいた
    ら, 配達を丁寧にする。

4.配達を終えた後、電話してお礼を述べ、商品をセッティングした状態の感想を  
  聞き、お客様が満足されている事を確認する。

5.これはと思うお客様の情報(住所、氏名、電話番号、家族構成、今、お使い
 の家具の種類、お客様の好み等)を顧客名簿に書き込みむ。

6.しばらくしてから、お礼状及び暑中見舞い、年賀状を出し、お客様に忘れら
   れないように努力する(お客様に喜んでいただけるような文章を考える)

7.再来店をしていただくため、売り出し情報や、イベント情報をお知らせする。

8.再来店していただいた時、お名前をお呼びして満面の笑みをもって親しく接客
   する。

9.再度、商品を購入していただいた時、お礼を述べ、更にお客様の情報を聞き
    出す努力をする。

10.本当に親しくなった状態で、お客様のお知り合いの方を紹介していただく。

11.お客様の知り合いの方に購入していただいたら、必ず紹介していただいた事
  のお礼を言う。

以上のように、お客様を大切にする事によって、顧客が増えてきますので顧客管理帳にどんどん書き込んでいくと、一年もすればかなりの顧客が出来てきます。

一度つくった顧客を大切に管理する事が、商売の原点ですが、全てのお客様が固定客になってくれるわけではありません。

ですから、絶えず新しい顧客を獲得する事が大切ですね。

今後、アウトレット業界でも「顧客管理」の出来ないような小売店は生き残れないと感じております。

家具と言う高額商品を販売するのであれば、いくらアウトレットで安いと言っても、人間関係を構築して、「顧客管理」を実践しなければ、将来はないと思います。

        株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、皆さんお元気でしたか? ご無沙汰をしておりました、申し訳ありません。

今日は「人間の境涯」についてお話したいと思います。

境涯という言葉は、英語ではステージとかステートとか言う言葉に置き換えられると思いますが、人格のレベルだと思ってください。

哲学者である吉村思風先生は、7つの境涯があると言われておりますが、それを紹介させていただきます。

境涯は第一段階の人称的自我と第二段階の理念的自我があります。


(人称的自我)

1,第一人称的自我


中学から高校時代にかけて形成される。

自分の立場からしか物が見えない、自己中心的な境涯です。

問題の原因は自分にあるのではなく、原因は外にあると言う考え方をする

自分が見えていないから、外からの刺激に支配され、ちょっとしたことにもすぐ腹を立てたりする。

利己的欲求に支配され、常に利害打算が先行し、少しでも自分に有利なようにという自己中心的判断から、利己的な欲求に支配された行動を取ります。


2,第二人称的自我


相手の立場を考える事ができる境涯。

この境涯は、恋とか愛とかの自然発生的な欲求に端を発して、だんだん相手の立場に立つ事を覚えていきます。

自分よりも相手の立場を優先させる為、自分のことは忘れて相手の事ばかりを考えるお人よしになる。

世間体を非常に気にして感情に溺れやすい傾向がある。


3,第三人称的自我


自分をも他人をも第三者の立場に立って眺める事ができる境涯です。

自己中心的自我と他者中心的自我との間を揺れ動くといった迷いから吹っ切れ、脱却する事ができる境涯で、利害関係の無い中立的立場です。

我々組織人が、第三者の立場から物を見るという目を獲得すれば、団結力の強い、利害や対立の問題があまり生じない、柔軟性を持って社会と和していける組織を作る事ができます。


(理念的自我)


4,超越的自我


理念を持って生きる生き方で、現実を超え出て理念に向かっていき、現実を理念に高めようと言う生き様です。

第一人称的自我、自己中心的自我が理念化された状態です。

目的の為には手段を選ばない、他人には少々迷惑をかけても、他人を犠牲にしても、自分の目的を実現するという、命の底から湧き上がるような意思的情熱に駆られた境涯です。

名誉心や自尊心が強く、誇り高い人であり、独善的で自分本位の理念の実現の仕方ですから、利害関係にこだわった生き方です。

自分の持つ潜在能力を出し切り、自己を実現し切って個性的な能力を持った本物の人間になるためには、必ず通らなければならない境涯です。


5,去私的自我


理念や目的を強く意識する事によって、意識が自然に私へのこだわりから離れていく境涯です。

家族の為に生きる、会社の為に生きる、国家の為に生きる、さらには全人類の為に生きるという博愛的な境涯です。

より大きな目的の為に自分を無にして、相手と協力しながら目的実現のために努力できる、対立するものを乗り越えていこうと言う境涯です。

自分の出来る最善の事を尽くし、あとは天命を待つといった生き方です。
ようするに老子の「無為自然」の境地です。

損得抜きで会社の為に働く、国家の為、人類の為に働くという意識が無理なく出てくる段階です。

自分に使命がある限り、神仏は私を殺させはしない、私が死ぬ時は使命が終わった時であるという実感を持って行動し、仕事をし、生きる事ができる境涯です。


6,統合的自我(全人的自我)


超越的自我と去私的自我を経過する事によって、その境涯を乗り越え、人間として最も理想的な生き方をするものとして、最も高い位の境涯です。

運命を創造すると言う立場にあり、自己中心的な活動をしていながら、同時にそれが大自然、大宇宙の意志の反映であり、多くの人々の幸福に貢献し、それがまた最高の自己実現にもなっている状態です。

自分にとっては自然で必然的な生き方をしていることが、結果的には国家の運命を左右する仕事に関係しており、あるいは全人類に貢献するような偉大な発見に結びついていたり、全人類を救う偉大な行動に結びついたりする境涯です。

真偽、美醜、善悪、利害と言った対立的価値判断を超え出た境地で人間や人生を考える事ができる状態です。

すなわち第四の超越的自我は利害関係にこだわる、第五の去私的自我は利害損得を離れる。

そして第六の統合的自我は、すべて利であり得であると感じる境涯です。


7,自在的自我


境涯にこだわらない状態で、人間的自由を求める最終的な境涯です。

どんな時でも真面目にしか出来ない、自分は悟りを開いた人間だから、いつでも悟りを開いた人間としての行動しか出来ないということは、一つの境地に囚われてしまった人間の姿です。

時に応じ、状況により、又人間関係の如何によって、即座に自分自身の態度をその場にぴったりはめ込む事ができるような、自在性を自分の中に構築していくのが最終的な境地(自在的自我)であります。


以上が、感性論哲学による7つの境涯ですが、人格を高める為には、より以上の境涯を目指して努力すべきでしょう。

どこまでいっても人間は不完全ですが、不完全でありながら、本物を目指して努力している、その姿の中に人間らしい人間と言うものがあるのだと思います。

悔いの無い人生を送る為に、本物の人間になるために、より以上の境涯を目指して頑張ることが大切だと思います。

皆さんはどのようにお考えでしょうか?

          株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟










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今日は、「社長の仕事」についてお話したいと思います。

まず、「社長とはどういう存在であるか?」について考えてみましょう。

社長とは会社と言う組織のリーダーであり、会社で起こる問題の全ての責任を取るべき人であり、組織を守る為に最大の努力をするべき人であると思います。

そして、会社(組織)に哲学(経営理念)を持たせ、会社の進むべき方向を示すべき羅針盤のような存在ではないでしょうか。

そして、最も大切な役目は組織の仲間を家族のように大事にする事であります。

色々と考えていると、プレッシャーを感じてくるし苦労の多い役職でありますが、やりがいがある役職でもあります。

現在、社長に求められている能力として「時代の変化に対応できる感性」があります。

要するに先を読むと言う事ですが、我々小売業に従事する者にとっては、将来の消費者の需要の変化にどのように対応するかと言う事です。

時代の流れが、益々速くなっている現代、3年後、5年後、10年後の消費者の要求に応えていく為には、商品及びサービスの改革が必要です。

このような会社の将来を考える事が、社長には求められます。

新しい業態を創り出す事も大切です、過去の常識に囚われていると時代の変化についていけません。

会社を思う気持が強ければ、常に会社の将来を考える事ができますから、必然的にアイデアが湧いてくるはずです。

社員を大切に思う気持ちと、会社を愛する心があれば、新しいアイデアを考え出すことが出来ると思います。

とにかく社長と言うものは、仕事が好きでなければやっていけない職業ですね。

皆さんも社長になろうと思えば、全社員を平等に大切に出来る人間にならなければなりませんね。

そして「業界の将来を担って立つ」ぐらいの度量を持って欲しいと思います。

              株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、「値引き」について話したいと思います。

我々小売業に従事する人間には「値引き」は避けて通れない問題です。

お客様に「もうちょっと安くしてよ!」と言われると、ついつい何とかしますと言いながら、値引きをする傾向があります。

しかし、会社を経営する立場からすると、1%の値引きがそのまま経常利益の減額となりますから、とても大きな損害です。

例えば、我が社が30億円の年商だとすると、全商品を1%値引きする事によって約3000万円利益が少なくなります。

もし、2999万円しか利益がなかったとすると、たった1%の値引きで赤字転落することになりかねません。

逆に、もし現在値引きをしている額を1%減らせば、3000万円の利益が増える事になります。

もし現在、全商品を5%の値引きをして販売しているとすると、全商品を値引きしないで販売した場合、なんと約1億5000万円もの利益が増える訳です。

ですから、どれだけ「値引き」が経営に大きな影響を与えるかわかると思います

利益を残す為に最も大事なことは「売価設定」と「値引き防止」だと考えます。

商品価格を安くして、お客様に喜んでいただく事は大切な事ですが、売価設定した商品の値引きは、利益計画を狂わせてしまう元凶になってしまいます。

そして、お客様によって購入価格が違ってくると言う事は、不公平極まりない事ではないでしょうか。

では、どうして簡単に値引きをしてしまうのでしょうか?

その理由の一つに、販売員が商品の仕入れ価格を知っている場合が考えられます。

仕入れ価格から計算して、「これぐらい利益を取ればいいだろう」と自分で判断して簡単に値引きに応じてしまうからです。

何も知らない新入社員は、値引きをする事が怖くて出来ません。

ですからオープンセールで「利益の無い目玉商品」をたくさん売っているにもかかわらず、全体の粗利率はかなり高いわけです。

要するに、ベテラン社員の方が「値引き」をしてしまう傾向にあり、店舗全体の粗利率を引き下げているのです。

特に店長が、簡単に「値引き」に応じている店舗の粗利率は、新店舗に比べかなり悪い結果が出ています。

「正札販売」を考えた松下幸之助翁が、商売する上で最も大事な事は「値決め」であると言われたそうですが、本当にその通りだと思います。

家具小売業に従事する者にとって、お客様に「他店では値引きしてくれたのに、お前のところは一円も値引きしないのか!」と言われる事が最も辛い事であり、又どうしても値引きをしてしまう原因だと思います。

しかし、我が社ビッグウッドは家具のアウトレット専門店であり、何処よりも安い価格で値付けしている訳ですから、「値引きは出来ません!」と堂々といえる訳です。

逆に簡単に値引きしていると、お客様に疑われ、最も大切な信用を無くしてしまう恐れがあります。

ですから、どうしても「値引き」しなければいけない状態であっても、自分だけで判断しないで、店長やエリア長に相談して欲しいと思います。

又、相談された店長も、エリア長も簡単には「値引き」を許さないようにお願いしたいと思います。

              株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟



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今日は、人間関係について話したいと思います。

人間関係という言葉の意味は、字のごとく人と人との関係でありますが、「浅い、深い」、「悪い、良い」というように状態が様々であります。

人間関係が浅いと言うのは、付き合いがあまり無いとか、親しくない状態であり、人間関係が深いとは、親密であるとか、悪縁もそうですが、とにかく縁が深いと言う事です。

「浅い、深い」と「悪い、良い」は縦軸と横軸に表す事ができます。

例えば、浅くても良い人間関係は存在しますし、逆に深くても悪い人間関係も存在します。

我々が目指す人間関係は、なるべく多くの人と「深く良い関係」を築くべきだと考えます。

それでは、どうすれば「深く、良い人間関係」を築く事ができるのでしょうか?

私の考えでは、相手を好きになって尊敬する事が第一であると思います。

まず相手の長所を見つけ、心から褒める事です、何度かそれを繰り返し相手が自分に尊敬されていると思った状態の時に、相手の悪いところを注意し、自分の意思表示をしっかりとする。

そうすると、相手は「自分の事を真剣に考えてくれる良き友」であると認知してくれます。

そして、それを繰り返すうちに相手に尊敬される人間になることが出来る訳です。

組織のリーダーになろうとする人は、人間関係をうまく作れる人でなければなりません、そして「深く、良い人間関係」をより多くの人と構築するべきです。

自分の好き嫌いで、相手を選ぶ人はリーダーには向いていません。

嫌いなタイプの人でも、その人の能力を認め尊敬し、公平に評価できる人が優秀なリーダーになれるのです。

我々は、幸せな生活(家庭、職場)環境を作り出す事を、目指す事がとても大切だと思います。

その為には、周りの人と「人間関係」を良くしなければ、楽しく人生を送れないのではないでしょうか?

今、お悩みの方、私の「人間関係構築方法」を是非試してみてください!

良い結果が出るかも知れませんよ・・

      株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「謙虚さ」についてお話したいと思います。

いかなる素晴らしいものも、「謙虚さ」を失えば人間的な価値を失ってしまう。

どんな美人でも傲慢な美人は、人間的な美しさを感じさせない。

どんな善でも傲慢な善は、偽善である。

どんな真理でも、どんな正しさでも、強圧的で傲慢な主張は人間的な在り方において正しいとはいえない。
なぜなら、その傲慢な主張によって人間は喧嘩をし、戦争をし、殺し合うからです。

人間的な行為は、全て根底にこの「謙虚さ」があってこそ、はじめて人間的意味を持つわけです。

「謙虚さ」を見失った時、人間は人間である事を原理的に失格するのです。

だから人間はその時、必然的に頂点から引きずり落とされてしまうと言う結果を招きます。

それでは、どうすれば謙虚さが滲み出てくるのでしょうか?

それは、人間と言うのは不完全なものであると言う自覚を持ち、思い出しただけでも謙虚にならざるを得ないような何かを自分の中に常に持っている事が大切です。

人間はみんな不完全だ、だから失敗や欠点をお互いに責め合ったならば、この世は地獄になる。

「責め合えば地獄」、だから許しあって生きて行こうじゃないか、そういう気持ちが湧いてくれば、安心して生きていく事ができる社会、家庭、会社がつくれます。

罪は罪で償わなければならないが,とことん責めて責めて責めきって、逃げ場の無い所まで追い込んでしまうと言う無慈悲な、非人間的な事をしてはいけない。

失敗は失敗で償わなければならないが、本当に申し訳ない事をしたという気持ちがその人の中にある事を確認できれば、最後は許さなければならない。

最後は許しあわなければならないと言う気持ちが出来る根底には、常に自分を罪の意識の中に置いて、自分はそんな大したものではないという気持ちが必要です。

許しあって生きていかなければならないと言う気持ちが強くなれば、腹が立つ事を相手にされた場合でも、怒るのではなく、叱って許す事ができるはずです。

ここに、謙虚さが実感にまで深まった人間とそうでない人間との大きな違いがあります。

最後は許そう、許さなければならない、と言う気持があれば、叱っていながら、その叱りの中に愛があります。

最後は許そうと言う気持の中には愛がある、だからこそ人間は救われるのです。

以上の文章は、芳村思風先生の「人間の格」という本から抜粋しました。

哲学者として、「感性論哲学」を唱える素晴らしい方であります。

皆さん、是非読んでみて下さい「コスモ教育出版」から発刊されています。

              株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟




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今日は、「組織」についてお話したいと思います。

「組織」とはどういうものなのか調べてみると

「個人では成し遂げられない目標を達成する為の複数の人々による協働、手段、システム(体系)」

と言うことだそうです。

我が社も一つの組織として存在しておりますが、確かに複数の人々が目標を達成する為に集まり会社を構成しています。

では、我が社の組織としての「目標」とは何でしょうか?

私が思うに、それは「経営理念」だと思います。

確かに「組織」を運営していく為には売り上げ目標とか利益目標とか、数字による目標はありますが、何の為に「組織」が存在しているのかと言えば、やはり「経営理念」と言う目標を達成する為だと思います。

我が社(ビッグウッド)の経営理念とは「お客様及び全従業員の喜びの創造」、また
「企業の再生支援を通じて社会に貢献する」と言う2つであります。

我が社(ビッグウッド)と言う「組織」の目的は、お客様の喜びや社員の喜びを作り出す事であり、またFCのフランチャイジィーとして、中小家具店の再生支援を通じて生き残る道を指示する事であります。

この2つの目的を達成する為に、我々はビッグウッドと言う「組織」に集まった同士と言う事になります。

当然、我が社は、営利組織であり経済活動によって得た利益を、構成員に分配すると言う目的がありますが、それは経営理念による「全従業員の喜びの創造」の範囲に含まれると考えます。

この「組織」を人間の身体にたとえると、脳から指令を出し身体の末端まで指示が行き届くようにならなければ、素晴らしい動きが出来ないはずです。

ですから、我が社(組織)に今、必要とされているところは、指示命令や目的、方向性が早く末端の人たちまで伝達出来る仕組みです。

身体で言えば、血液や神経の部分にあたると思いますが、今の現状はまだまだ「組織」が出来たばかりで、血管や神経組織が身体全体に行き届いてないのです。

立派な「組織」に成長する為には、報告、連絡、相談、指示、命令がなるべく早く行き渡る仕組みの構築が必要だと思います。

その具体的な手段として、「朝礼、店内会議、面談」等の徹底が大切ではないでしょうか。

そして、一人ひとりが情報を伝達する重要性を理解し、一丸となって「組織」の目的を達成する意義を知る必要があると考えます。

          株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は「度量」についてお話したいと思います。

良く人は、「度量が大きい」とか、「心が広い」とか、「器が大きい」とか言いますが、同じ意味の言葉だと思います。

「度量が大きい」と言う事は、包容力の問題です。器が大きいと言う事は、いろんなものがたくさん入ると言う事です。

包容力のある人間と言うのは、自分と考え方や立場が違う人でも、包み込んで仲良くしていく事ができると言う事だと思います。

孔子の言葉に、「君子は和して同ぜず、小人は同して和せず」という有名な一文がありますが、

これは、立派な人間は、人と考え方や立場が違っていても、対立せずに仲良くやっていける。

しかし、小さな人間というものは、同じ意見の人間ばかり寄り集まって、「一緒だ、一緒だ」と喜んでいて、立場や考え方の違う人間を敵にまわしてよしとしている。


実際、同じ意見の人間ばかり集まっても、量が増えていって権力の構造を作るだけで、人間としては少しも成長しません。

自分と考え方や立場の違う人間の事を理解できる人間になって、初めて人間性は豊かになり、人間として成長したと言えるのです。

自分と意見の違う人を敵に回している限り、人間は成長しません。

と言う意味だそうです。

それでは、どうすれば、「和して同ぜず」という実力を持った人間になれるのでしょうか。

そのためにはまず、対立を乗り越える為に、どうして対立が発生するのかを知らなければならないと思います。

対立は考え方や立場の違いによって発生します。

考え方や立場の違いはどこから出てくるのかと言うと、人間一人ひとり、皆生まれてから今日までの体験、経験の内容や学習内容が違うからだと思います。

人間は、異なる体験を持っているから対立するのです、すなわち自分に無いものを相手が持っているから対立するのでしょう。

ですから、自分が成長しようと思ったら、自分の持っていないものを相手から学び取ればいいということになります。

人と仲良くしようとして、自分の立場を放棄して、人に合わせてしまったら、それは人に飲み込まれてしまったと言う事です。

それは本当の「和して同ぜず」ではなく、そういうことをしたのでは、人間は大きくなれないと思います。

自分のものは自分でしっかり持っていて、自分に無いものを相手からどんどん学び取っていくと言う事が、大きくなるための基本的な精神だと思います。

心の広さ、度量の大きさにおいて、大事なものは包容力ですから、包み込んでいく力を作っていく為には、自分に無いものを相手から学び取っていく努力が必要だと思います。

考え方、感じ方、立場が異なる人間性を包み込む事ができるようになるためには、何が必要かというと、それは「愛」だと思います。

        株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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