アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、「家族主義」について話したいと思います。
「家族主義」とは何か?
会社経営の方法の一つですが、京セラの創業者である稲盛和夫氏の経営手法です。
経営者と従業員とは、相反する立場にあるとする西洋思想と正反対の考え方です。
要するに、経営者も従業員も同じ家族の一員であるという考え方です。
京セラの経営理念の中にも「全従業員の物心両面の幸福を追求する」というものがあります。
この中の全従業員というのは、経営者も従業員の一人であるという考え方です。
この「大家族主義」の考え方を15年前に稲盛氏から学んで大いに感銘を受けました。
ですから我社ビッグウッドの経営理念も「お客様及び全従業員の喜びの創造」としています。
経営者も従業員も同じ目的を持って、喜びも苦しみも共に分かち合うという思想です。
現在、あの中国でも西洋思想の「利益至上主義」から稲盛氏が唱える「大家族主義」に移行しようとしています。
本当に素晴らしい考え方だと思います。
従業員を簡単にリストラしたり、成果主義で昇給や減給を行ったりする「利益至上主義」は今の時代にあっていないと思います。
会社経営をしていると良くわかるのですが、良い時もあれば悪い時もあります。
良い時は「利益至上主義」でもうまくいきますが、悪い時は経営者と従業員の間に溝ができて
利益配分で敵対するのです。
会社も家族も同じ組織です。
人と人とが助け合って、組織を守っているのです。
ですから、苦しい時に経営者と従業員が苦しみを分けあって耐える会社にしていないと破綻するのだと思います。
経営者は従業員を子供のように大切に思い、従業員は経営者を親のように慕う関係が「大家族主義」なのです。
会社が大きくなると、どうしても人間関係が疎遠になり経営者と従業員の人間関係が悪くなってしまいます。
我社も200名の社員さんがいますが、皆と良好な人間関係ができているとは言えません。
しかし、考え方は「大家族主義」ですからパート社員さん一人まで大切に思う気持ちを持っています。
そして、全ての社員さんを子供と同じように平等に愛する気持ちを持っています。
親が子供の将来に期待するように、また心配するように従業員さんのことを考えています。
誕生日の日には、お祝いを言ってやりたいと思い、ハガキや電話をしています。
最も大切に心がけていることは、従業員の悪口や愚痴を絶対に言わないことです。
もし注意しなければいけない時は、直接本人に言います。
会社を創業して30年経ちますが、大切に守り通しています。
自分の子供の悪口を言う親はいないと思います。
子供の将来のことを考えると、叱りたくなるのは親として当然です。
ですから、直接お願いしたり、注意したり、叱ったりするのは良いことだと思います。
もし遠慮してそれが出来ない経営者は「小善」の人です。
経営者は、どうしても「大善」の人でなければならないのです。
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」
これからも「大家族主義」を大切に経営していきたいと思います。
「家族主義」とは何か?
会社経営の方法の一つですが、京セラの創業者である稲盛和夫氏の経営手法です。
経営者と従業員とは、相反する立場にあるとする西洋思想と正反対の考え方です。
要するに、経営者も従業員も同じ家族の一員であるという考え方です。
京セラの経営理念の中にも「全従業員の物心両面の幸福を追求する」というものがあります。
この中の全従業員というのは、経営者も従業員の一人であるという考え方です。
この「大家族主義」の考え方を15年前に稲盛氏から学んで大いに感銘を受けました。
ですから我社ビッグウッドの経営理念も「お客様及び全従業員の喜びの創造」としています。
経営者も従業員も同じ目的を持って、喜びも苦しみも共に分かち合うという思想です。
現在、あの中国でも西洋思想の「利益至上主義」から稲盛氏が唱える「大家族主義」に移行しようとしています。
本当に素晴らしい考え方だと思います。
従業員を簡単にリストラしたり、成果主義で昇給や減給を行ったりする「利益至上主義」は今の時代にあっていないと思います。
会社経営をしていると良くわかるのですが、良い時もあれば悪い時もあります。
良い時は「利益至上主義」でもうまくいきますが、悪い時は経営者と従業員の間に溝ができて
利益配分で敵対するのです。
会社も家族も同じ組織です。
人と人とが助け合って、組織を守っているのです。
ですから、苦しい時に経営者と従業員が苦しみを分けあって耐える会社にしていないと破綻するのだと思います。
経営者は従業員を子供のように大切に思い、従業員は経営者を親のように慕う関係が「大家族主義」なのです。
会社が大きくなると、どうしても人間関係が疎遠になり経営者と従業員の人間関係が悪くなってしまいます。
我社も200名の社員さんがいますが、皆と良好な人間関係ができているとは言えません。
しかし、考え方は「大家族主義」ですからパート社員さん一人まで大切に思う気持ちを持っています。
そして、全ての社員さんを子供と同じように平等に愛する気持ちを持っています。
親が子供の将来に期待するように、また心配するように従業員さんのことを考えています。
誕生日の日には、お祝いを言ってやりたいと思い、ハガキや電話をしています。
最も大切に心がけていることは、従業員の悪口や愚痴を絶対に言わないことです。
もし注意しなければいけない時は、直接本人に言います。
会社を創業して30年経ちますが、大切に守り通しています。
自分の子供の悪口を言う親はいないと思います。
子供の将来のことを考えると、叱りたくなるのは親として当然です。
ですから、直接お願いしたり、注意したり、叱ったりするのは良いことだと思います。
もし遠慮してそれが出来ない経営者は「小善」の人です。
経営者は、どうしても「大善」の人でなければならないのです。
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」
これからも「大家族主義」を大切に経営していきたいと思います。
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