こんにちは、今日は「不況」についてお話したいと思います。
松下幸之助さんが「好況よし、不況さらによし」と言われていますが皆さんはどう思われますか?
また、松下幸之助さんは「不況の時こそ会社発展の千載一隅の好機である。商売の考え方一つ、やり方一つでどうにでもなるのだ」
また、「不況は物の価値を知る為の得がたい経験である」
また、「不況、難局こそ何が正しかを考える好機である。不況の時こそ事を起こすべし。」
また、「不況になると商品が吟味され、経営が吟味され、経営者が吟味され、そして事が決せられる。従って非常にいい経営者のもとに人が育っている会社は好況の時は勿論、不況の時には更に伸びる。」
また、「不景気になっても志さえしっかりと持っておれば、それは人を育てさらに経営の体質を強化する絶好のチャンスである。」
松下幸之助さんは、明治27年に生まれ、平成元年に亡くなられた方で、松下電器産業を一代で築き上げた日本の偉大な実業家でありますが、松下さんは「不況は決して悪い事ではない。」といわれているようです。
現在、会社経営者のほとんどの方が、困った事になったと思っているはずですが、松下さんの考えを理解するならば、この不況をチャンスと考えるべきかもしれません。
我が社も今こそ、志(経営理念)をしっかり持って、全社員が一丸となって理想の会社を目指す事が大切だと思います。
経営理念とは、会社の存在理由であり、社会にとって必要な公器として存続するべきかどうかを判断する基準であると思います。
我が社の「経営理念」は「お客様及び全従業員の喜びの創造」「企業の再生支援を通じて社会に貢献する」の二つでありますが、どちらも社会貢献という意味では意義のある志だと思います。
問題は現実に経営理念の通りに、会社経営が出来ているかという事です。
特に「お客様の喜びの創造」については全力で取り組まなければいけないと思っていますが、まだまだ出来る事がたくさんあると考えています。
今年6月から真剣に取り組もうと思っている「下取りサービス」もその一つです。
このサービスは以前にもお話ししたと思いますが、会社にとってかなり大変な苦労を伴うサービスです。
しかし、お客様に喜んでいただけるサービスであることは間違いないと思います。
不況の時こそ志(経営理念)に沿った経営をすべきであると考えるなら、この「下取りサービス」をなんとしてもやり遂げるべきだと考えております。
皆さんも、今こそ「志」に沿った経営をされて、この「不況」を千載一隅の好機とされることを祈願いたします。
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟