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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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現在の中小の家具店さんは大変だと思います。

なぜかと言うと大型チェーン店が全国展開して、どの地方都市にも進出してきているからです。

特にN社は、小都市にも展開すべく、現在の半分くらいの規模の店舗を展開しようとしています。

6月に四国の丸亀市にオープンする予定ですが、人口10万位の町でも出店する予定みたいです。

我々中小の家具専門店は、今後さらに苦戦すると思われます。

N社と差別化しなければ生き残れない訳ですが、商品点数にしても価格にしても勝つことは容易ではありません。

しかし、中小家具店の強みは小回りが利く、臨機応変に対応できるところです。

例えば価格については、N社の価格が標準価格としてお客様に認知されますので、その価格より安ければ、どこよりも安いと思ってもらえて買っていただけます。

N社は簡単に価格を変えることが出来ませんが、我々は毎日でも変えることができます。

更に、N社は粗利益率48%を誇っていますが、価格は決して安くはないので、お客様に同等の商品を安く販売する事は可能です。

ただ、コンテナで直輸入して、安く仕入れる必要はあります。

家具はどうしても配達経費がかかりますので、薄利では採算が合わないからです。

我々中小家具店は、共同で海外からコンテナによる直輸入をして、適正な粗利益を確保しなければならないと思います。

国内のメーカーからは、アウトレット商品(旧型品、傷物、換金商品、廃盤品)を仕入れて、大型チェーン店と差別化すべきだと思います。
 
展示方法も、ボリューム感のある立体陳列をする事によって、売場の狭さをカバーする必要があります。

また、接客方法も、お客様に喜んでいただけるような丁寧な接客が必要です。

商品のスライドによる単価アップやプラスワンによる単価アップをしなければ、効率の良い経営は出来ません。

そして我々の武器は自社配達です。

お客様のお家の中に入れるのは配達の時だけですが、家具のことに詳しい社員がお客様にいろいろ提案できますので、次の販売につなげる事が出来ます。

また、お客様の不要な家具を無料で引き取るとか、家具の移動をしてあげるとか、簡単な修理であればその場でしてあげるとか、いろいろなサービスが出来ます。

これは大型チェーン店には出来ないサービスです。お客様との人間関係をより深くすることが可能なのです。

ですから我々中小家具店は、可能性がいっぱいあるわけです。

私は本心から、中小家具店で良かったと思っています。 皆さんは、どう考えられますか?

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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