こんにちは、今日は「人財」についてお話したいと思います。
「人材」という言葉はよく聞く言葉で、会社は人材次第で良くも悪くもなると言われていますが、この「人材」には、「人罪」、「人材」、「人財」の3つの意味があると言われます。
まず「人罪」の意味は、組織(会社)にとって害になる人のことだと思います。
こういう人は、我が社には存在しないのでありがたいことですが、もしこういう人が入社してきたら「人材」や「人財」に変わってもらうよう教育しなければ、組織(会社)にとっては癌のような存在になるでしょう。
次に「人材」の意味は、組織(会社)にとって必要とされる人であり、組織の一員としてちゃんと役割を果たしてくれる人のことだと思います。
最後に「人財」の意味は、組織(会社)にとって、無くてはならない「宝」のような人のことですが、最初から「人財」が入社してくれると言うのは宝くじに当たるようなもので、そんなに世の中は甘くは無いと思います。
我が社も25年の歴史の中で一人か二人はそういう人が来てくれましたが、本当に運が良かったと感謝しております。
でも、この「人財」を作り出すということは可能だと思います、どの社員も「人材」から「人財」に変わる事が出来るし、組織(会社)の中で教育していく事によって「人罪」から「人財」に変わる可能性もあるのではないでしょうか。
我々、組織の幹部はこの「人財」の原石を探し出し一生懸命磨いて本物の「人財」に育て上げる事が出来なければ組織(会社)の成長、発展は期待する事が出来ないでしょう。
すなわち、人財が人財を作り出すのではないでしょうか?
又、育て上げる為には教育だけではなく、社員に活躍する場所とお金の投資もしなければならないと思います。
失敗する可能性もありますが、社員を信じて投資する勇気が無ければ「人財」を得る事はできないでしょう。
私の経験からすると、若い社員を信じて、任せて、苦労させる事が肝心だと思います。
たくさんの「人財」を得る為には、忍耐と寛容、愛情と厳しさの繰り返しが必要です。残された時間を有効に使わないと多くの「人財」を残す事は出来ません。
幹部社員の方々は、気を引き締めて頑張って欲しいと思います。
福沢諭吉翁の言葉に「財を残すは下なり、名を残すは中なり、人を残すが上なり」
とありますが、本当に「人財」を残す事は成しがたい事です。
この厳しい経済環境の中、会社の成長を望むのであれば「人財」を育て上げる覚悟が必要です。
「必ずやらなければならない!」という使命感を持てば、限られた時間を有効に使う事が出来ると思います。
自分達が「生きた証」を次世代に残す為にも、頑張りましょう!
株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟