今日は「100年に一度の大不況」と言われる現状についてお話したいと思います。
リーマンショックに始まった世界恐慌が、日本の経済に及ぼす影響はかなり大きなものになっています。
我々家具小売業に従事する者にとっても、少なからず影響があると思われます。
家具業界全体で見ると、この「100年に一度の大不況」が起こる前から、業界全体の売上げは減少しており、家具小売店の数も減少しております。
一部の大型チェーン店やインターネット通販業者を除けば、中小の家具店さんは売上げが減少し、存続できない状況になりつつありました。
さらにこの「100年に一度の大不況」ですから、本当に厳しい時代になっております。
我々中小家具店は生き残る為に、今こそ知恵を絞って時代にマッチした戦略を立てるべきだと思います。
新しい市場を探し、それを掘り起こし、お客様のニーズに応える「商品、販売方法、サービス」を考える時です。
新築、婚礼等の家具の需要に頼っていた過去の販売方法では、現在は到底生き残れません。
今、ターゲットとして考えるのは、家具を買い換える可能性がある潜在顧客であります。
何十年も使って痛んでいるにもかかわらず、買い換えるチャンスが無い為、辛抱しているお客様を「買い換える気持ち」にする方法を考えるべきです。
まず第一に、「買い換えたくなる商品価格」
第二に、「買い換えを思いつくサービス」
第三に、「丁寧な接客とアフターフォロー」
この3つの事を考え出せば、潜在顧客であるお客様(特に高齢者)は喜んで買い換えてくれるはずです。
我々中小家具店は、知恵を絞って「大型店に負けない独自のサービス」を考え出し、またお客様との「人間関係」を大切にして、生き残る道を模索しなければなりません。
中小家具店の皆さん、明るい未来のために力を合わせて頑張りましょう。
株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟