アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、「率先垂範」について話したいと思います。
リーダーたる者、自ら最前線で仕事をしなければなりません。
その後ろ姿で部下を教育するのがリーダーというものだと思います。
「リーダー論」の本などを読んだりすると、「トップは何よりも大局を見誤ってはならない」と書かれています。
そのためには、全体が見渡せる高い位置にいて、そこから全軍の指揮を執るのが好ましい、というような意見を鵜呑みにし、実行している経営者も多いことでしょう。
確かに、後ろにいて全体を見渡すことも必要かもしれません、しかし、後々それを言い訳に使う人間が出てきます。
前線から逃げて後ろで遊んでいるだけなのに、「全体を見ているのだ」と嘘をつくようになります。
しかし、ずっと前線にいては戦局を見誤る恐れがあるのも事実です。
ですから、前線で兵を叱咤激励し、みんなと一緒に苦労しては、後方に取って返して全体を見渡すようにする、という具合に、臨機応変に前線と後方を行ったり来たりすることが必要になります。
しかし、それでも一番大事なのは、やはり、社員の先頭を切って自分も仕事をし、苦労するという勇気です。
この率先垂範は社長だけの問題ではありません、役員、部長、副部長、課長、店長も同じです。
人をあごで使って自分は偉そうにしているのではなく、率先垂範していくようなリーダーとならなければならないと思います。
私も62歳になりますが、現場では必ず接客をしております。
一生懸命に、お客様と向き合い「丁寧な接客」をすることを心がけています。
幹部社員の方々、「率先垂範がリーダーの条件である」ということを肝に銘じておいてください。
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