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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は、「激変激動の時代」という話をしたいと思います。

芳村思風先生の「人間観の覚醒」という本から抜粋させていただきます。

数万年単位で起こっている3つの変化

1.地球時代 → 宇宙時代
2.縦型社会 → 横型社会
3.弱肉強食 → 適者生存

数千年単位で起こっている3つの変化

1.理性原理 → 感性原理
2.地域文明 → 世界文明
3.二元論的人間観 → 一元論的人間観

数百年単位で起こっている変化

1.政党政治 → 脱政党政治
2.説得の論理 → 納得の論理
3.資本主義経済 → 人格主義経済
4.民主主義社会 → 互敬主義社会
5.理性文化 → 感性文化

21世紀は「激変激動の時代」と言うにふさわしい変化の激しい時代だと思います。

今まで信じられてきた「原理原則」が大きな音を立てて壊れているように思います。

この宇宙の進化発展に伴って、ありとあらゆる既存の「原理、原則、文明、文化、思想、制度、法律、政治、経済の仕組み、教育等」今まで正しいと思ってきた「既存のもの」が変化を求めて動き出しています。

現在起こっている問題のほとんどが、「既存のもの」に対する「拒否現象」であると言えます。

政治にしても、中央集権国家のあり方自体が問題であり、霞ヶ関の「官僚による官僚の為の政治」も時代に合わなくなってきています。

また「政党政治」にしても党利党略に明け暮れる国民不在の政治には、日本国民のほとんどが嫌気をさしております。

経済の仕組みにしても、「資本主義」から「脱資本主義」へ移行が迫られてきております。

「資本主義」とは、貨幣という数量的な流動資産を増やす為の仕組みであり、お金の為に働くという考え方であります。

しかし、「その考え方」自体が、現在の労働者達には受け入れられない考え方になってきています。

人間は「資本の論理」によって支配されるべきではなく、人間が「資本の論理」を支配し、人間が人間の為に経済社会を作り変えるべき時代になっています。

つまり労働が最初の目的としているのは金銭ではなく、人に喜んでもらえるような仕事の仕方をするということです。

要するに21世紀の経済は、「人格主義経済」に移行しようとしています。

すでに今日の経済は、量から質へと変化しており、人間の質が製品の質を決定し、会社の質を決定するようになってきています。

市場に商品は溢れかえり、デフレにより商品価格は際限なく下がっています。

今までは資本力のある企業が、大量に商品を供給して繁栄を極めてきましたが、今後は規模は小さくてもお客様に本当に喜んでもらえる企業が繁栄する時代になるということです。

人間性を成長、発展、進化させて行かなければ、会社も発展しないし、製品も発展しない時代になります。

ですから、経済は明らかに「人格主義経済」へという方向性で変化していると考えなければなりません。

今後は、会社の経営方針の中に「人格主義経済」という理念を折り込む事が、量から質への変化を求めている歴史や社会の動きに対応する会社のあり方であると考えるべきです。

このような変化は、我々中小企業にとって「大きなチャンス」ではないでしょうか?

人材教育をすることによって、社員さんの人格を高め、お客様に心から喜んでいただく事が、将来の優良企業になる道であると思います。

中小企業の皆さん、希望を持ってこの「激変激動の時代」を迎えようではありませんか!




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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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