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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は、「ブランド」という題で話したいと思います。

ブランドとは、特定の売り手の製品及びサービスを識別するのに用いられる名称、記号、デザインなどを総称したものであります。

言葉で表現できない記号、デザイン、レタリングなどをブランドマークと言います。

「ブランド」とは,製品の構成要素のうち、最も重要なものの一つで、その製品や企業に関するあらゆる印象や体験の蓄積を意味します。

強いブランドとは、個々の顧客の関心領域において圧倒的な価値的優位性を確立しているものであり、またその顧客の期待を裏切らないことを約束する製品や企業の象徴のことを指します。

一方企業にとってブランドは競争優位や長期的な収益の基礎になる重要な資産であります。

「ブランドの役割」

1.消費者にとって

顧客にとって購買の意思決定に至るまでの時間やコストを節減する「識別」の機能

購買リスクの低減、回避に役立つ「品質保証」の機能

ブランドイメージに自己を重ね合わせ、自己実現や表現の手段とする「意味づけ」の機能

2.企業にとって

ブランドの商標権を設定することで競合と差異化できる。

顧客のロイヤリティを得て、安定的な売上げを確保できる

プロモーションへの依存を減らすと同時に、競合製品に比べてプレミアム価格を設定出来る為、利益率が高くなるなどの便益がある。


ブランドと言われてパット思いつくものはバックなら「エルメス」「ビトン」、時計なら「ピアジェ」「ローレックス」などでありますが、これらは製品ブランドです。

日本の企業ブランドと言えば、「トヨタ」「日産」「ソニー」「ユニクロ」「セイコー」「京セラ」「ダイソー」「ブックオフ」「セブンイレブン」など言い出したらキリがありませんよね。

どの企業も業界を代表した有名メーカー、有名小売店であります。

例えば車と言えば「トヨタ」とか、アパレルと言えば「ユニクロ」とか、古本屋と言えば「ブックオフ」とか100円ショップと言えば「ダイソー」とかそれぞれの業界を代表した企業です。

家具インテリア業界では、やはり「ニトリ」がブランド企業と言えるでしょう。

アウトレット家具業態が生まれたとしたら、現在の時点では「ビッグウッド」がブランドになるのではないかと思います。

しかし、現実にはまだまだ「アウトレット家具業態」というものは認知されておりません。

そんな業態聞いたこともないといわれる方がほとんどでしょう。

我々ビッグウッドは、日本で「アウトレット家具」という新しい業態を、広める努力をしております。

時代と共に新しい業態が生まれてくるものですが、本当に必要とされる業態しか生き残れないのも現実です。

我々が広めようとしている「アウトレット家具」という業態は、今の日本で本当に必要とされているのでしょうか?

(メーカー→大卸→地方問屋→家具小売店)という流通がなくなり、(メーカー→家具小売店)という形になってきて、さらには、メーカーであり物流機能を持ち小売もするという(SPA)という物流の形が出来てきております。

最近は(海外メーカー→商社→小売店、ネット販売、通販)という物流形態が多くなってきています。

そういう時代の中で、我々が扱うデッドストックがどんどん増えているのは事実です。

例えば、海外からコンテナで輸入した商品は海外のメーカーに返品することは出来ません。

日本国内の商社の倉庫にデッドストックとして残ります。

日本のメーカーは、高額商品を製造していますから、もしデッドストックが出来たとしても、修理してもう一度販売するという手法を使います。

ですから、国内のメーカーからデッドストックを仕入れるとことは大変難しいのです。

しかし、日本国内で製造される家具の生産量は極端に減ってきておりますから、どちらにしても期待することは出来ませんね。

家具を輸入している商社は、常にかなりの在庫を抱えています。

通販業者やネット販売業者からの返品も多く、デッドストックを抱えている可能性が高いのです。

日本には大小をあわせて多くの商社が存在し、多くのデッドストックが存在しているのです。

このデッドストックを、修理して販売するという業態(アウトレット家具業態)は、現在の日本では必要とされている業態だと思います。

海外ではどうなのかと言いますと、例えば中国ではメーカーが自社の「ファクトリーアウトレットショップ」を持っており、デッドストックを自社で処分しています。

しかし、同じ商品だけではショップとして成り立ちませんのでいろいろな家具メーカーが集まって「家具のアウトレットモール」を展開しています。

地元のお客様は安くてよい家具が買えるので、大変喜んでいるようです。

日本でも、いずれは「家具のアウトレットモール」が出来ればお客様に喜ばれると思います。

我々が目指す「アウトレット家具業態」を日本国内で成長させる為には、国民の皆さんに本当に喜んでもらえる「アウトレット家具専門店」を全国展開しなければなりません。

これが「ブランド構築」だと思います。

アウトレット家具業態と言えば 「ビッグウッド」 だと言われるように頑張りたいと思います!

そして、ビッグウッドのブランドマーク「ウッド君」を全国の方に知っていただきたいと思います!








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現在「B品改革」も第一段階をクリアーして、次のステップに向かって動き始めました。

仕入れ部の全社員がヤル気を出して、B品の仕入れを積極的にやりだした事は素晴らしいことだと思います。

今まで、「積み込み明細書の作成」など大変な業務をしていた仕入れ部の社員達が、その業務から解き放たれて「B品仕入」に専念できる体制がとれたことは大きな進歩だと思います。

仕入れ部は「B品仕入予算」を作成し、B品の年間仕入計画をつくりました。

まだまだB品の仕入額は少ないけれども、「年間12億円」という大きな目標を持って頑張って欲しいと思います。

仕入部だけではなく、ビッグウッド全社員の協力がなければこの目標は達成できないと考えています。

直営店営業部とFC事業部、そしてエリアのエリア長、各店舗の店長達が一丸となって仕入部に協力する体制が出来なければ「B品改革」は成功しないでしょう!

全社員が一つになって、目的を達成させる為に懸命に努力する姿勢が重要です。

例えば、FC事業部のスーパーバイザー、各エリアのエリア長、各店舗の店長達もメーカーや商社、卸屋さんから情報を聞き出して仕入部に報告する等の「全社員の協力」が必要になってくると思います。

そして仕入部のスタッフ達を一流の「B品仕入バイザー」に育て上げなければなりません。

全社員で育てる気持ちを持って、彼らを「仕入の達人」に成長させる事が我々ビッグウッドの「B品改革」の成功には不可欠です。

仕入部のスタッフは、現在男性 8名、女性 5名で合計 13名です。

大変優秀なスタッフが揃っているので、ビッグウッドの「B品改革」が成功する確率は非常に高いと言えるでしょう。

しかし、彼らもまだまだ経験が少ない為に、メーカーさん、商社さん、卸屋さんとの人間関係が出来ておりません。

そして大川以外のメーカーや商社、卸屋さんに対する知識がほとんどないというのが現実です。

我々ビッグウッドの「全国展開」というビジョンを達成する為には、大川以外の全国のメーカーさん、商社さん、卸屋さんからの「B品仕入」が必要不可欠です。

最近はネットで調べれば、何処にどんな企業があるかすぐに分かります。

商品を絞って メーカーさん、商社さん、卸屋さんを調べることもいとも簡単に出来てしまいます。

問題は、いかに彼らと人間関係をつくって、「B品」を仕入れることが出来るかということです。

接客と同じ様に「熱意」がなければ、取引きに成功することは出来ないでしょう。

我々ビッグウッド全社員は、仕入部の13名に「大きな期待」を寄せています。

彼らの成功は、全社の成功であり、賞賛に値する素晴らしい仕事です。

仕入部スタッフの皆さん、熱意を持って挑戦してください!

我々全社員は、どのような協力でも致します。

失敗しても責めたりはしません、しかし挑戦しないという事に対しては、大いに批判すると思います。

「B品改革」という(偉業)を成功させることは、自社の為だけではなく、地域の為にも、日本の為にも貢献するということなのです。

さあー今こそ! 全力で挑戦するぞ! 

必ずやり遂げるぞ!

家具業界の歴史に、名前を刻もう!











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我々ビッグウッド全社員は、現在「家具におけるアウトレット業態の確立」に取り組んでおります。

1991年 ビッグウッドは四国愛媛県松山市において 日本で始めて「家具のアウトレット専門店」を創り出しました。

それから22年が経過し、「アウトレット家具専門店」ビッグウッドは、チェーン店を37店舗まで増やすことに成功しました。

しかし、九州、四国、中国、関西、北陸方面までしか展開できておりません。

今後10年間で、北は北海道から南は沖縄まで全国にチェーン店を展開する計画です。

ビッグウッドの店舗には、直営店舗とFC店舗があり、どちらも同じ様な規模(売り場面積200~400坪)の小型家具店で形成されております。

アウトレット商品を、大川という家具の産地でかき集めて37店舗に送り込んでおりますが供給量が少なく、苦戦を強いられております。

そこで「B品改革」という商品改革を、全社一丸となって実行しているのです。

「B品改革」とは、アウトレット商品の中で一番安く手に入る「B品」(傷がある商品)の仕入れを増やし、店舗在庫の50%まで「B品」で賄おうという商品改革のことです。

アウトレット商品を大きく分けると 「旧型品」「B品」「現品」「コンテナ品」「倒産品」「換金商品」などに分かれます。

一様にデッドストックと呼ばれる商品ですが、理由があって安く処分しなければいけなくなった商品のことです。

日本全国にこの「アウトレット商品」というものがどれくらい存在しているのか、誰も知る人はいません。

ただ、推測することは出来るのです。

デッドストックは全体の消費量の3%と言われておりますから、日本全体の家具の消費量を1兆5千億円と仮定すると、その3%では450億円ということになります。

すると現在、日本全国には最低でも450億円のデッドストックが存在するという計算になります。

ただ家具のメーカーや商社、卸屋は全国に散らばっておりますから、この450億円のデッドストックも全国にちらっばていることになります。

ビッグウッドは、この全国にちらっばている450億円のデッドストックを全て買い上げる仕組みを作ろうとしています。

これが「B品改革」です!

実は、このような事を考えている企業は何処にも存在しません。

唯一我々ビッグウッドが挑戦しているのです!

これは、日本に新しい(アウトレットと言う業態)をつくり出す「偉業」と言っても過言ではないと思います!

なぜかと言いますと、非常に難しい仕事だからです。

家具は大きいものが多いですから「物流コスト」がかかるのです。

例えば,北海道にあるデッドストックを九州で販売するとなりますと、「大きな物流コスト」が発生し仕入コストが大幅に増えてしまいます。

せっかく安く仕入れても、「物流コスト」がかかると安く販売することが出来なくなってしまします。

ですから、なるべく近くにあるデッドストック(アウトレット家具)を安く仕入れて、近くの店舗で販売するというのが常識です。

なので「アウトレット家具専門店」は、家具産地の近くでなければ難しいというのが常識でありました。

ところが、我々ビッグウッドはこの常識をぶち破ろうとしております。

現在も九州の福岡大川市で発生しているデッドストックを、北陸地方にある「ビッグウッド新潟店」、「ビッグウッド長岡店」で販売しております。

確かに物流コストは馬鹿にはなりません、販売価格を九州よりは高く設定しなければなりません。

しかし、それでも北陸地方の他の家具店に比べると、かなり安い価格となっています。

北陸地方のお客様は 「安い、安い」と言ってくださり 「家具アウトレット専門店ビッグウッド」を喜んで利用してくださいます。

我々ビッグウッドが考えている「B品改革」とは、全国に物流倉庫を持ち全国のメーカーや商社、卸屋さんから現金で買い取る仕組みを作り上げることです。

そして、次のステップとして海外のメーカーや商社から「デッドストック」を仕入れる仕組みを作ることです。

この「デッドストック」というものは、全世界どの街にも存在しており、我々のビジネスモデルは全世界どこでも出来るビジネスなのです。

ただ、この仕組みを作るには大変な努力を要することは言わずともお分かりだと思います。

ですから、今まで誰も成し得る事が出来なかったわけです。

そういう理由から、この事業を「偉業」と言っても過言ではないと思っているのです。

我々ビッグウッド全社員は、この「偉業」に真剣に取り組んでおります。

そして、必ず成し遂げる覚悟でおります。

近江商人が言った言葉に「三方よし」というのがありますが、「メーカーよし、小売よし、お客様よし」これを実現する事が「B品改革」です。

1.「メーカー、商社、卸屋」はデッドストックを処分することによって、お金,倉庫が有効に活用できる。

2.小売店(アウトレット家具専門店)は、何処よりも安く品質の良い家具を売ることが出来る。

3.お客様は、世界に一つしかないアウトレット価格の家具を手に入れることが出来る。

これが、三方よしの仕組みです。

地球資源の再利用(エコ)の面でも、デッドストックを廃棄するのではなく、再販する事は「地球によし」となり四方よしとなります。

我々ビッグウッドが目指す「四方よし」の仕組みを構築する為にも、「B品改革」を徹底してやり抜かなければなりません。

本当にやりがいのある「大改革」(偉業)なのです。

この「偉業」を成し遂げることが出来るのは我々ビッグウッド全社員しか居りません!

家具業界の歴史に残るこの「偉業」を成すことが出来る我々ビッグウッドの社員は幸せだと思います。

感謝の気持ちを持って、取り組むつもりです!









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今日は、「消費税還元セールの禁止」という題で話したいと思います。

現在、政府は来年の4月1日消費税増税の時期に、「消費税還元セール」などを禁止する方針です。

過去に消費税の税率が3%から5%に上がった時、セブンアイホールディングスなどの大手企業は、「消費税還元セール」を実施し売上げを大きく伸ばしました。

その時、経営体力が弱い「中小、零細の小売業」は大きな打撃を受けました。

大手企業の中でも特に、イオンやファーストリテイリングは「政府の消費税還元セールの禁止」に対して猛然と批判しております。

そして、来年の4月1日に消費税が3%から5%に上がったとしても、自社商品の価格を上げないと言い切っております。

これはすでに消費税増税後の顧客囲い込み準備に入っている証拠です。

実は、1997年4月に消費税が3%から5%に増税された時から、16年の間に日本の小売業が大きく様変わりしています。

縮む市場の中で寡占化が進み、限られた大企業によるパイの争奪戦が激化し、大手資本の小売業が躍進し中小,零細企業は姿を消して行きました。

その証拠に16年の間に売上5000億円以上の小売業が10社から17社へ1.7倍も増加したのです。

その中には、ヤマダ電機やファーストリテイリングやドンキホーテのような専門店が頭角を現し、GМS(総合スーパー)や百貨店のような従来型業態が衰退しました。

この現象は、消費税増税の為ではなく時代の流れだと思われますが、きっかけを作ったのはやはり1997年の消費税増税ではないでしょうか。

ここに来て、更に大手企業の「消費税還元セール」が行われれば、一気に中小零細企業は顧客を大手企業に奪われる現象が起きると思います。

もし、政府が「消費税還元セール」を禁止したとしても、価格を上げないと断言している大手企業に顧客が殺到することは火を見るより明らかです。

大手企業はそれを見越して、今から「消費税還元セール」に反対していると考えるのが妥当でしょう。

我々中小企業は、またもや被害を蒙る可能性が大きいと言わざる終えません。

確かに増税前に「駆け込み需要」はあると思われますが一時的なものであり、増税後は大手企業に完敗する可能性が大きいと思われます。

我々の業界では、大企業といえば「ニトリ」ですが、消費税増税後も価格を据え置く方針を立てていると思います。

実質は値引きをすることになるのですが、ニトリの粗利益率は55%を越えており,経常利益率も17%近くありますから、3%くらいの値引きをしても態勢に影響はないのです。

ただ円安による仕入れ価格の上昇(12月から20%以上の値上がり)と来年4月1日の3%(増税)の値引きのダブルパンチによって、現在の55%以上の粗利益率から、通常の適正な粗利益率になる可能性はあります。

しかし、粗利益が減ることよりも新規顧客の囲い込みの方がずっと大きなメリットがある事は容易に想像出来るでしょう。

そして、更に寡占化が進み中小の「家具、インテリア専門店」は大きな打撃を受けるでしょう。

大手企業にとって消費税増税が、大きなメリットになるという事が理解していただいたでしょうか!

そして、次に値段表示に関しての話をしたいと思います。

最近までは「消費税込みの価格」をプライスに提示しなければいけませんでしたが、ドンキホーテの安田会長氏などの提言によって、消費税別の価格をプライス表示しても良いという事になりました。

これは、小売業者にとって非常にメリットは大きいのです。

なぜかと言いますと、消費税増税の一日前(3月31日)までのプライスカードを、当日(4月1日)までの一晩で全て書き直すという作業は業種によっては不可能だと言われていました。

ですから、消費税別のプライスを何日か前に付け替えておいて,当日(4月1日)になれば消費税が5%から8%になりましたという告知をすれば、プライスカードを全て書き直すという作業はなくなるのです。

しかし、大手企業はあえて「消費税込みの価格」を提示するでしょう!

要するに、消費税が8%になっても「プライスは上げてませんよ!」と言わんばかりに税込価格をアピールするのが狙いです。

ですから、「消費税還元セール」を禁止されても結局は、大手企業が増税のメリットをしっかりと確保して「新規顧客の獲得」を成功させると思われます。

我々中小企業は、どのように対応すれば良いのでしょうか!!!

もともと粗利益率が大手企業に比べて低いのですから、増税分の3%を粗利益から差し引くとさらに粗利益率が低下し企業経営が成り立たなくなる恐れがあります。

大手企業のように仕入価格の交渉力も弱く、販売管理費の削減も難しい中小企業は3%の増税分を価格に反映するしか方法がないのかもしれません。

しかし、良く考えると我々家具小売店は値引き販売というのを実施しております。

3%くらいの金額ではなく5%くらいの値引きは当たり前というのが現実です!

ですから、3%増税の時期を境に「税込価格」ですからもうこれ以上値引きは出来ません!と言い張るのも対抗策としては良いかもしれません。

中小,零細家具店には大手企業に負けない「裏の手」があるのです。

値引きをしなければ買ってもらえないという「家具業界独特の風習」を、この増税を機会に断ち切ればお客様にも納得してもらえて、たったの3%の値引きでも喜んで買っていただける業界になるかも知れません。

要するに、大企業に対抗する方策は考えればいくらでもあるということです。

中小企業の「強みを生かして,弱みを中和する(ドラッカー語録)」を考えてしたたかに生き抜こうではありませんか!

出来れば、増税までの駆け込み需要でしっかりと売上げを確保し、増税後には値引き無しの「税込価格」を実施すれば売り上げが下がる心配はないでしょう!!

少し考えが楽観的かも知れませんが、何事もポジティブに考える「思考回路」を持っていなければ中小企業の経営者は務まりません。

中小企業の経営者の皆さん、増税対策をしっかり立てて大企業に打ち勝ちましょう!











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今日は「購買方法の大転換」という内容で話したいと思います。

今、我々小売業にとって大きな時代の変化が起こっており、「お客様の購買方法の大転換」が発生しております。

どういうことかと言いますと、インターネットの発達によってお客様の商品を買う方法が変わってきているのです。

我々のような家具小売業界でも、大きな変化を感じております。

以前は、商品を買う場合いろいろな店舗を見て回って、自分が欲しいと思う商品を見つけ出し、その商品が一番安いお店で購入するというのが常識でした。

ところが、最近のお客様はまずインターネットで自分の欲しい商品を探し出し、その商品を展示してある店舗に見に行きます。

しかし、その商品を気に入って購入しようと思っても、そのお店では買わないのです。

自宅に帰って、その気に入った商品を価格ドットコムで探し出し、一番安く売っているネット業者で購入するのです。

要するに、実店舗は見て確かめるだけのショウルームになってしまっているのです。

家具などの高額商品は、特に実店舗で即決することはありません。

この傾向は日に日に多く見られるようになって来ています。

特にメーカー品などは、何処で買おうが商品自体が同じですから一番安い所で買うのが得だからです。

この現象は、日本経済が15年以上デフレに苦しんでいる理由の一つでもあると思います。

将来を考えると、益々この傾向は大きくなり実店舗の存在自体が危ぶまれる時代になるでしょう。

スーパーなどの低価格商品にしても、宅配システムが発達して来ており、ネットで食品を買う時代が到来しております。

まして我々のような高額商品を扱う家具店では、真っ先に影響を受けるでしょう。

これからのお客様の消費行動を予測すると、実店舗で何処でも買えるメーカー品等を取り扱うことは「ショウルーム化」する事を覚悟しなければなりません。

ネットで売っている商品は、ネットの価格より安くなければ売れない時代が来ています。

要するに実店舗で販売するものは、ネットでは売っていない商品か、ネットより安く売れる商品でなければ売れないということになります。

日本の家具メーカーも、自社のネット販売で一般消費者に直接売ることを考えてきております。

この流れは止めようもない現実ですから、メーカーに文句を言っても仕方がないでしょう。

では、我々実店舗の小売店は一体どのように差別化しなければいけないのでしょう!!!

1.販売する商品の差別化

ネット販売で買えるものであれば、価格競争が激しく、ネット業者より安く販売すると粗利益が激減して実店舗を経営することが出来なくなってしまいます。

ですから、現品限りの商品(同じ価格で販売することが出来ない商品)を取り扱うべきです。

2.ネット販売の弱点は、商品配達です。

ネット販売では、運送業の配達になりますが玄関渡しが原則で、部屋の中まで運び入れてはくれません。

もし大きい家具であれば「ツーマン配達」のサービスもありますが、配送料が高額ですからネット業者は利益が取れなくなるので嫌がります。

実店舗の配送であれば、「ツーマンで配達」しても配送経費が安く抑えられます。

まして古い家具を引き取るサービスは、実店舗の配送でなければ出来ないでしょう。

3.対面販売による人間関係

ネット販売では、商品説明が書かれてありますがより詳しい説明を求める為には、メールや電話をしなければなりません。

対面販売では、詳しい説明も聞けますし、取り扱い方法やアフターメンテナンスの方法も聞くことが出来ます。

また、販売員さんの笑顔やホスピタリティーに触れることも出来ますし、信頼関係を築くことも可能です。

以上の3つの差別化を徹底して行ってこそ,実店舗の生きる道が開かれるのです。





















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今日は「生活の中心におくべき原則」について話したいと思います。

正しい原則を自分の生活の中心におけば、自分の安定性、知恵、力を開発していく為のしっかりとした土台を得ることになります。

原則とはそういう一貫した生活の中心になり得る唯一のものであります。

原則中心の場合、ころころと変わる人やものに頼るような中心とは違い、安定性は原則の不変性に基づくものであります。

原則は何に対しても一切反応することはありません。

怒ることもなければ、私達に対する態度や接し方を変えることもありません。

原則は深い基礎的な真理であり、全人類共通のものであります。

原則中心の生活から生まれる個人的な力は、自覚と知識を持ち、他人の行動、態度や環境、状況の影響に制限されない主体的な人間の力であります。

原則は必ず作用し、その自然な結果をもたらすものであります。

原則と調和された生活をすれば、良い結果が得られるのです。

原則を無視すれば、望ましくない結果を被ることになります。

時代を越えた不変的な原則を自分の生活の中心におくことにより、効果的に人生を営むために正確な基礎的なパラダイム、ゆがんでいないレンズを持つことが出来ます。

原則を中心に持つことで、初めて他のあらゆる物事をバランスよく見ることが出来るようになるのです。

そこで皆さんは、原則とは何なのか? という疑問が出てきたと思います。

原則とは、「誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制」であります。

「成功」といわれるような人生には、その裏付けとなる原理原則があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外に、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はないとベンジャミン、フランクリンは教えています。

この原則中心に生活することが、「人格主義」と呼べるものであります。

「成功」についての書物を二百年分さかのぼってみると、その中に驚くべき傾向が隠されていることがわかりました。

最近の五十年間の「成功」に関する文献の内容は、自分自身の抱えていた問題や仕事で接してきた人たちの心の痛みを考えると、それはその場しのぎの表面的で薄っぺらいものにすぎないということでしありました。

これらの文献は成功するためのイメージの作り方、テクニック、あるいは応急処置的な手法を説明しているだけだったのです。

鎮痛剤やバンドエイドのようにうわべの症状に対応し、その問題を解決しているかのように見えますが、それは一時的なものに過ぎず、その問題のそのものにある慢性的な原因には全く触れていないのです。

その為、その問題が何度も再発することになるのです。

こうしたアプローチを「個性主義」と呼ぶことにします。

この個性主義では、「成功」は個性,イメージ,行動,態度,スキルなど,人間関係をスムーズにする手法やテクニックから生まれるものだと考えます。

そしてこの個性主義は基本的に二つのアプローチに分かれています。

一つは人間関係や自己PRのテクニックであり、もう一つは積極的あるいは前向きな考え方と姿勢であります。

これらの哲学は、「成功は態度で決まる」「笑顔は友達を作る」「念ずれば道は必ず開かれる」などのうたい文句で表現されています。

そのほかにも個性主義の中では、明らかに人を操ったり騙したりするための方法論を展開する文献もありました。

それは人に好かれるためにテクニックを使い,あたかもその人の趣味に興味を持っているかのようなふりをしたり,あるいは強圧的に相手に脅したりして、都合良く人を利用して人生を過ごすように進めていたのです。

しかし、自分の人格に基本的な欠陥、二面性,あるいは不誠実さを持ちながら,テクニックや手法だけで人を動かしたり、仕事をさせたり、士気を高めようとしたりすれば,長期において成功することは出来ないのです。

いずれは、その二面性によって相手に不信感が生まれ、いくら人間関係を改善させる為のテクニックを使ったとしても、それはすべての相手を操ろうとしている行動にしか見えないのです。

信頼という土台がなければ、永続的に成功することはありえません。

基礎となる「人格」の良さがあって初めて、テクニックが生きてくるのです。

だから、テクニックだけに集中することは、学校で詰め込み式の勉強を繰り返し、中身を丸暗記しようとするようなものであります。

その一方はじめの百五十年間の文献はそれとは著しく対照的なものであり、「人格主義」と呼べるものでありました。

人の成功や人間関係においても、最終的にはこの「原則」が必ず作用することになるという考え方です。

つまり、人に成長も人間関係も自然のシステムであり、「農場の法則」が支配しているのです。

あなたに本当の誠実さや人格の良さがなければ、人との関係において大きな問題に直面した時、あなたの本当の動機が表面に表れ,その結果,人間関係が壊れ,それまで得ていた見せかけの「成功」を失ってしまうことになるでしょう。

表面的な「成功」(才能などに対する社会的評価)に恵まれた人の中でも,こうした「真の成功」(優れた人格を持つこと)を達成していない人もいます。

私たちには、人格を良く知っているがために絶対的に信頼をおいている相手が必ず存在するはずです。

その人が雄弁であろうがなかろうが,人間関係のテクニックを知っていようがいまいが関係なく,私たちその人を信頼して,一緒に働くことが出来るのです。


以上がスティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」からの原則についての文章です!

私も大変勉強になりました。

皆さんも読んでみてください!



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今日は「生活の中心におくもの」という題で話したいと思います。

全ての人には中心があります。

しかし、自分の中心を意識することはないし、またその中心が自分の人生に及ぼしている多大な影響について考えることもあまりありません。

1.自己中心

現在最もよく見られる中心は「自己中心」でしょう。

その中で最も良く目につく形はわがままであり、これはほとんどの人が心の中で信じている価値観に違反するものであります。

自己という極めて限定された中心には、安定性、方向性、知恵、力はほとんどありません。

その一方、人に仕え、価値を生み出し、有意義な形で貢献することにより自己の成長を目指すことは、自分の安定性、方向性、知恵、力に劇的な改善をもたらすことになります。

2.仕事中心

仕事中心の人はワーカホリックになってしまい、健康、人間関係、その他の大切な生活の要素を犠牲にしてまで働きがちであります。

彼らの自己イメージと自尊心は仕事と深く関わっているため、仕事の妨げになる出来事は全て自分の安定性を揺るがすことになります。

方向性は仕事の要求に左右され、知恵と力が自分の仕事の範囲によって限定されます。

3.所有物中心

所有物は、多くの人にとって大きな動機付けになっています。

もし私の安定性が私の評判や持っている所有物に依存していれば、それを失いはしないか、盗まれはしないか、あるいはその価値が低下することはないかと常に恐れて、脅威を感じながら生活するほかありません。

所有物中心の人は自尊心が常に揺らいでおり、一貫性、安定性、または一定の自分というものを持っていません。

いつも資産、土地、地位、または名声を守ることに集中しています。

4.お金中心

ほとんどの人は、生活する中で経済的な不安や心配に直面することがあるでしょう。

社会の厳しい変化が私達の経済状態に影響を与え、生活の安定を揺るがしてしまうことがあります。

しかし、お金を稼ぐことを生活の中心におき、そればかりに集中すれば、自滅を招くことになるでしょう。

お金中心の限界は、人間関係などの大きな問題に直面した時に明確になります、なぜならお金を生活の中心におく人たちは、家族などの大事な事柄をすべて後に回し、周りの人は皆、「仕事の大切さを理解してくれるだろう」と思い込んでいるからです。

5.家族中心

家族に集中し、自分の多くのエネルギーを投入すれば、家族は深い人間関係、愛、分かち合い、人生を素晴らしいものにしてくれる多くの要素を含んでいます。

しかし、これを中心にすれば、皮肉なことに家族の成功に必要な土台そのものが破壊されてしまうことになります。

家族中心の親というものは、本当の意味で子供の最終的な幸福を考える余裕と情緒的な安定性を持っていません。

親の子供に対する愛は条件つきであり、子供に情緒的な依存状態か、反抗的な反対依存状態をつくり出す結果になります。

6.友達、敵中心

友達中心は、時と場合によっては特定の一人の人に集中し、夫、妻中心に似た現象を呼ぶ起こすこともあります。

特定の人に対する情緒的な依存性は、高まる欲求と争いの悪循環を生み出し、中心においていた人間関係そのものを破壊してしまう結果を呼びます。

敵を生活の中心におく人は、自分の生活を主体的に送るより、相手の行動や態度に対して反対依存的に反応しているだけであります。

7.宗教組織中心

宗教組織の中心では、イメージや見かけが重要視されがちで、個人の安定性がなくなってしまう偽善的な生活になりがちであります。

宗教組織そのものは、方針、プログラム、活動、人などによって構成されたものであるから、それだけで人に深い継続的な安定性あるいは内的な価値を授けることは出来ません。

宗教組織を中心にする人は,生活を区画しがちで、寺院,神社、教会などに行く日はある行動、態度を示し、残りの一週間は違う行動をとりがちです。

宗教組織を手段としてではなく、目的としてみることは、私たちの知恵を奪い、生活のバランスを崩す結果を招きます。

8.遊び中心

度を過ぎない罪のない遊びは、心身ともに休息を与え、家族やその他の関係の育成に役立つものであります。

しかし、遊びそのものが深い継続的な満足や充実感を与えるものではありません。

遊び中心の人はすぐ今味わっている楽しさのレベルに飽きてしまい、常に「もっと欲しい、もっと欲しい!」と叫びだします。

だから次の楽しみがもっと大きく、もっと強烈で、もっとエキサイティングで、もっと興奮させてくれるものでなければ、満足できなくなるのです。

こうした人たちは完全に陶酔状態に陥っており、今すぐここで楽しくなるかどうかで人生の全てを解釈し評価してしまうのです。

安定性、方向性、知恵、力は連続体の下のほうにあり、はかなく一瞬で消えてしまうものであります。

以上は、多くの人が生活の中心におきがちなものであります。

もしも「正しい原則」を自分の生活の中心におけば、自分の安定性、方向性、知恵、力を開発していく為のしっかりとした土台を得ることになります。

「原則中心」の場合安定性は原則の不変性に基づくものとなり、継続的にそれに頼ることが出来るのです。

原則は何に対しても一切反応することはなく、怒ることもなければ、私達に対する態度や接し方を変えることもありません。

原則は深い基礎的な真理であり、全人類共通のものであり、人生の生地そのものに一貫して、深く、美しく、力強く織り込まれているのです。

原則を生活の中心に位置づけることによって生まれる知恵と方向性は、物事の現在のあるがまま、過去のあったがまま、将来にあるがままの現実についての正確な地図を持つことによってしか得られないものであります。

正しい地図を持つとき、目的地はそこにたどり着くための道がはっきりと見えるようになります。

意思決定をするにあたって、正しいデータを生かし、有意義なかつ実行可能な計画を作ることができるのです。

原則と調和された生活をすれば良い結果が得られ、原則を無視すれば望ましくない結果を被ることになるのです。

以上の文章はスティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」から抜粋いたしました。

来週は、「正しい原則とは?」という題でお話いたいと思います。




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今年2013年3月で、ビッグウッドは創業30期目を迎えます。

1984年に創業してから30年目になりますが、いろいろな事がありました。

27歳で独立し、文具屋さんの倉庫(約70坪)で家具店を始めました!

30歳の時、国道33号線沿いに初めて家具店らしい店舗(約150坪)を構えることが出来ました。

しかし、私の経営能力のなさと大型店舗との差別化が出来ない為、33歳の時に経営が行き詰まり、倒産寸前まで追い込まれました。

1991年、私が34歳の時、一緒に働いていた西村忍さん(現ビッグウッド専務)の助言で「アウトレット家具専門店」に業態転換をしたことで、日本で初めての「アウトレット家具専門店ビッグウッド」が誕生したのです。

アウトレット家具専門店として生まれ変わった150坪の店舗で、一ヶ月2,000万円以上の売上げを何年も続ける事が出来たのは、「倒産したくない」という危機感があったからだと思います。

そして利益が出るようになり、出店を繰り返して現在に至っております。

さて、30期を迎える我々の会社ビッグウッドで、長年働いてくれている社員さん達を紹介いたします!

1987年入社(26年間) 西村忍(現 専務取締役)

1992年入社(21年間) 河本康(現 FC店舗事業部長、取締役)

1994年入社(19年間) 岡和総(現 四国エリア長) 武智アケミ(現 松山南店勤務)

1996年入社(17年間) 桧田法彦(現 本部管理部)

1997年入社(16年間) 越智純一(現 直営店舗事業部長)

1998年入社(15年間) 岡本英敏(現 松山南店長) 斉藤隆志(現 中津店長)

1999年入社(14年間) 谷川建二(現 仕入部長) 本田和也(現 ネット販売責任者)

2000年入社(13年間) 浦橋こづえ(現 曽根店営業主任) 大場俊輔(現 九州北エリア長) 
平井広幸(現 九州南エリア長) 眞鍋裕二(現 ペルシャ絨毯課長) 池田典子(現 曽根店店長)

2001年入社(12年間) 永井こづえ(現 本部管理部)

2002年入社(11年間) 清家一道(現 仕入部課長) 新城恵介(現 中国エリア長) 

南屋元紀(現 宇部店長) 橋本計二(現 西条店長) 濱川将和(現 福山店長) 渡部圭子(現 本部管理部) 宮崎祐介(現 松山南店営業主任)

2003年入社(10年間) 立脇孝光(現 鹿児島南店長) 藤井敏貴(現 大分南店長)  稲永美幸(現 古賀店長) 長谷川竜一(現 宮崎北店長) 

福田光則(現 家具再生工場責任者) 松尾健一(現 古賀店営業主任) 

越智将和(現 西条店営業主任) 熊谷恵美子(現 宇部店営業主任)

10年一昔と言いますが、10年以上働いてくれている仲間が沢山おります。

ビッグウッド30周年の感謝の気持ちを込めて、長年働いてくれている仲間にお礼を言いたいと思います。

「本当にありがとうございました。」

皆さんのお陰で、今のビッグウッドがあるのだと思います。

30年と言う一つの大きな区切りを終え、これから将来の「30年計画」に向かって走り出しましょう!

アウトレット家具を全国のお客様に提供するという大きな使命を持って、邁進して行きたいと思います。


                







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今日は、「幸福とは?」という題で話したいと思います。

スティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」から文章を抜粋いたしました。

昔の格言に 「思いの種を蒔き。行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る」 というものがあります。

私達の人格は、繰り返される習慣の結果として育成されるものである。

習慣が私達の生活に決定的な影響を及ぼしているのです。

習慣によって無意識の内に生活のパターンが決められ、人格が育成され、そして生活そのものが効果的あるいは非効果的なものになってしまうのです。

習慣は、知識とスキルとヤル気という3つの要素からなっています。

知識は「何をするか」または「なぜそれをするか」という2つの質問に答えてくれます。

スキルは「どうやってするか」を示すものであります。

ヤル気は動機であり「それを実行したい」という気持ちであります。

生活の中で習慣を確立するためには、この3つの要素がどれも必要であります。

常に自分の意見を述べるだけで人の話を真剣に聴かなければ,友人、同僚、家族など周りの人との関係はうまくいかないことになるでしょう。

また、相手の話を聴かなければならないということがわかっていたとしても、そのためのスキルがないかもしれません。

つまり、他の人の話を深く聴く方法を知らないということであります。

しかし、聴く必要性を知り、聴くスキルを持っていたとしても、それだけでは不十分であります。

聴きたいと言う気持ちがない限りは、習慣にはなりません。

つまり、ヤル気が必要なのです。

習慣にする為には、この3つの側面を全て育成しなければなりません。

この成長と変化のプロセスは、上向きの螺旋状の循環であります。

つまり、自分のあり方を変えることによって見方が変わり、見方が変わることによってさらにあり方が変わるのであります。

知識、スキル、ヤル気のレベルが高まるにつれて、古い パラダイム(世界を見る見方、認識、理解、解釈を決めるもの、既成概念などの意味)から解き放たれ、生活や人間関係がさらに高い効果性の領域に入ることになります。

そして、このプロセスは常に上向きに続きます。

時として、このプロセスを難しく感じることもあるでしょう。

生活を変化させるには、大きな目的によって動機付けられる必要があります。

今すぐ欲しい結果を我慢して,将来本当に得たい結果を追求しなければならないからです。

しかし、このプロセスこそが、私達の存在目的である幸福を作り出すものであります。

幸福とは、最終的に欲しい結果を手に入れるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならないのです。

以上が、「7つの習慣」から抜粋して文章です。

「幸福とは?」 人格を高める習慣を身に着けることであり、目先の欲望を我慢して、本当に欲しい成果(成功)を勝ち取ることであると言われています。

自分の事を考えると、耳が痛いです!

目先の欲望に負けて、将来の成果(成功)が遠ざかって行くのが良く理解できました。

反省しかりです、精進して「今の習慣」を変えていこうと思います!






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今日は、「消費税アップ対策」という話をしたいと思います。

2014年4月 5%→8% 2015年10月 8%→10%

来年の4月には消費税が(3%)アップし、再来年の10月には更に(2%)アップいたします!

我々小売業者にとって、消費税アップは大きな問題であり、また大きなチャンスでもあります。

消費者にとって、消費税アップは嫌なニュースでありますが、売り手側にとっては増税前の駆け込み需要が必ず発生しますので、近年まれに見る「特需」になる事が予測されます。

市場全体が駆け込み需要で活性化されると、マンションや車のような高額商品だけではなく、低価格商品でもまとめ買いや、先買いが発生しますので、ほとんどの商売にチャンスが巡ってくるといってもいいと思います。

1997年4月に消費税が2%増税された際の実質消費支出データを見ると、実は駆け込み需要は前年の夏ごろから発生しており、14年になってから消費税の駆け込み需要の対策を練るのでは、遅すぎることがわかります。

しかし、今の消費者はお金を使うことに臆病になっている傾向が強いので、おそらく夏よりももう少しあとにならないと、駆け込み需要は発生しないのではないかと思います。

駆け込み需要が発生する「Xデー」は消費税増税の半年前の13年10月、「消費税増税まで後半年になりました」という報道が一気に流れて,その勢いで年末商戦に突入していくと思われます。

11月以降の商戦は過熱気味に消費が活発になると予測します。

これらの状況から考えると、今のうちから消費税増税の駆け込み需要を考慮した販促計画を立てなければなりません。

増税後の価格設定もにらんで、今のうちから商品の値上げや商品構成に関して、社内で論議を重ねておく必要があると思います。

我々家具業界に従事する者にとっても、「消費税アップ」は大きなチャンスでもあります。

耐久消費財である家具に関しては、何十年も買い替えされていないお客様がたくさんおられます。

そのお客様が一気に「駆け込み需要」を起こす可能性が大きいと考えます。

元来、我が社「家具のアウトレットビッグウッド」は買い替え顧客がターゲットであります。

1997年の消費税アップの時を思い出しますと、かなりのお客様が駆け込み購入をされました。

14年4月の消費税アップも、長年使った家具を買い換える大きなチャンスになると思います!

家具を買い換えようと思われるお客様の気持ちになって、少しでも買い換えていただけるようなサービスを考えておくべきですね。

例えば、「古い家具の無料引き取りサービス」とか「古い家具の下取りサービス」とか、「配送料無料サービス」とか他社に勝るサービスの構築が必要だと思います。

まだ一年以上あると思っているでしょうが、実質には「駆け込み需要」が発生するまで8ヶ月しかありません。

新しいサービスや対応策を構築するとすれば、今から考えておかないと間に合わないのが現実です。

来年、再来年確実に起こる「駆け込み需要」にどう取り組むかによって、会社の業績は大きく変わってくると考えられます。

経営者の皆さん、今から対応策を考え、「駆け込み需要」の大きなチャンスをつかめるよう頑張りましょう!

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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