アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、「勇気づける」と「ほめる」の違いについて話したいと思います。
人は、いいところも、そうでないところも、注目されたところが伸びてゆくという特徴をもっています。
たとえば、相手にダメ出しをすると、ダメ出しされたところばかりの行動がどんどん目立つようになっていきます。
反対に、いいところに目を向ければ、そこがどんどん伸びてゆくのです。
職場での部下への対応でも、パートナー間でも、子育てでも、相手のいいところに注目し、認めて勇気づけることは大切です。
状況について
「勇気づける」相手が達成した時だけでなく失敗した時も(無条件)
「ほめる」 相手が自分の期待していることを達成したとき(条件付き)
関心について
「勇気づける」与えられる側の関心
「ほめる」 与える側の関心
態度について
「勇気づける」ありのままの相手に共感する態度
「ほめる」 一種の褒美として上から下への関係として与える態度
対象について
「勇気づける」行為に対して与えられる
「ほめる」 行為をした人に与えられる
波及効果について
「勇気づける」自分の成長、進歩に意識が向かい、自立心と責任感が育まれる
「ほめる」 他人との競争に意識が向かい、周囲の評価を気にするようになる
印象について
「勇気づける」心からのものであると相手に通じる
「ほめる」 口先だけと受け取られかねない
継続性について
「勇気づける」明日への意欲を生み、継続性が高い
「ほめる」 その場限りの満足感を刺激するため、明日への意欲が生まれにくい
以上の違いがあるようです。
「ほめる」ではなく「勇気づける」ような行動をとらなければいけませんね!
部下を持つ皆さんには、気をつけて欲しいと思います。
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