アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
今、話題の「渋沢栄一翁」の本から抜粋しています。
1.私欲に走った生き方では天に味方されない
この世界は自分のためにあるだとか、自分の心のままに動けば、他人のことは考えなくてもよいとかと言う説はよろしくない。
人にはいつでも誠意を持って接しなさい
喪中の人を悼み、爵位のある人を尊敬し、体が不自由な人を思いやる誠意が大事である。
2.道徳を用いればつまずくことなく富んでいく
道徳と理財は相反しない(道徳と生産利殖とは一致しているのだ)
喜んで尋ねなかったり聞いて改めなかったりする人が多いから、よく友を選んで交われ。
世の中にすべての点で優れた人などいない、だから善に接して過ちを改めるのに躊躇しない善良な人を友とせよ。
3.自分の今の生き様に自信があるか
すべてに節度を守ること
節度を失うことは、ときには愛嬌に見えることもあるが、決して立派な行為とは言えない、嬉しくて喜びすぎたり、悲しみすぎてわれを忘れたりするような事がないようにすべきだ。
一身一家をおさめることが出来ないのに、国家社会のために尽くそうとするのは、本末転倒もはなはだしい。
人間は中庸が最も大切だ、過ぎたるも中庸ではなく、及ばざるも中庸ではない
だから過ぎたるも中庸を得ざることにはおいては、なお及ばざるに等しい。
すべて中庸に保つということは、その身を全うするということであって、人として中道を歩むことは、最も必要なことである。
4.憂えず、恐れず
君子とは何か
自分の行動に対して、人道を誤らず道理に背かず、行いに過ちがなく、品行が正しければ、自ら省みてやましい点がないはずだ。
これがすなわち君子である。
人は常に安らかな心をもって、禍いがあることを憂うことなく、また恐れることもなければ、これを君子と言うことができよう。
以上の4つの条件を満たせば天に味方される人になれるという事です。
日々精進しなければなりません!
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