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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は「修理」について話したいと思います。

アウトレット商品とは、色々な理由があって本来の価格で販売できなくなった商品の事です。

その理由あり商品の中に、傷物と言う商品があります。

家具の傷の中には、色々な傷が存在しますが、簡単に修理できるものから職人さんでも修理の難しいものまで幅広くあります。

例えば、家具用のカラーペンでちょっと塗るだけで傷がわからなくなる物や、大きな穴が開いていて修理の難しい物まである訳です。

小さな穴の場合はパテを埋めてカラーペンで色を塗ってラッカーをスプレーすれば簡単に修理できます。

又、食器棚や整理たんすの塩ビ合板のはげている場合は、瞬間接着剤とアルテコで修理すれば簡単に直す事ができます。

家具の傷物の中には、B品と呼ばれる傷の度合いが少ない物とC品と呼ばれる傷の度合いが大きい物があります。

我々アウトレット専門店では、C品と呼ばれる傷物はほとんど仕入れる事がなく、おもにB品と呼ばれる修理が可能な商品の仕入れがほとんどです。

しかし、ビッグウッドがアウトレットを始めた頃は、C品でさえも修理して販売していたのです。

自分が苦労して修理した商品が売れた時には、素晴らしい感動がありました。

しかし、時間がかかるのと特殊な技術が必要なため、現在ではほとんどC品の仕入れは行っておりません。

ですから、現在仕入れている傷物はほとんどが修理できるB品であるわけです。

ビッグウッドの歴史は、傷物を修理して「お客様に喜んでいただく商品」に仕上げていく歴史であったと思います。

傷がある状態のまま家具を販売する事は、お客様の為には決して喜ばしい事ではありませんから、一生懸命修理するノウハウを作ってきました。

ところが、現在は家具を修理すると言う考えがなくなって来ている様に思います。

各店舗を回っていると、修理道具が少ない事に驚きます。

確かに現在は修理が必要な傷物の仕入れが激減しており、A品の仕入れがほとんどですから、修理する必要がなくなって来ているのは事実です。

しかし、お客様が本当に喜んでくださる商品とは、「ちょっと傷があっても格安な物」ではないでしょうか。

ましてA品同様に修理がしてあり、値段はびっくりするほど安い「B品価格」であればお客様に最高の喜びを与える事が出来ると思います。

会社としても、安く仕入れて適正利益をちゃんととって販売する事は、良い事ですしお客様に支持されて、お客様が増えていく事が会社の発展には絶対条件である訳ですよね。

ですから、今後は傷物を喜んで仕入れて、ちゃんと修理してお客様に喜んでいただける事を心掛けるべきであろうと思います。

ビッグウッドという会社が、本物のアウトレット専門店として、将来、発展成長出来るかどうか?

今、岐路に立っている訳ですが、ビッグウッドの社員全員が心を一つにして取り組んでいかなければ会社に将来はないと実感しています。

             株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟








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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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