アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、ワンマン社長「独裁者」には真実が伝わらない
私が思うに、ロシアのプーチンは「独裁者」だと思います、企業で言うと「ワンマン社長」ですね。
現在、ウクライナ侵攻が行われていますが、プーチンに正確な情報が伝わっていないと言われています。
現状の正確な情報が把握ができなければ、適切な指示は出せません。
ですから、真実を知ることが一番大事です。
ワンマン社長「独裁者」にならないためには、周囲にありのままの現実を伝えてくれる人材を置かなければなりません。
あなたの周囲には少なくとも数人、あなたのことを恐れず、社内政治にも無頓着な人が必要です。
ここで公平で客観的なアウトサイダー(コンサルタント、社外取締役)の存在が役に立ちます。
社内にも正直者が必要です、正直かつ率直すぎて、一緒にいると居心地が悪くなるくらいの人がちょうどいいと思います。
あなたが彼らを好きになる必要なありません、ただ彼らの話に真摯に耳を傾ければいいのです。
立派な企業のリーダーは「ありのままの真実を伝え、頭脳明晰で容赦なく厳しいことを言う、嫌な奴と言っても過言ではない人物」を積極的に登用しています。
あなた自身が直接、何が起きているか把握するよう努めましょう。
情報収集を、状況報告や正式な報告ルートだけに依存してはいけません。
あらゆる階層の社員の話を直接聞く、顧客と対話する、あなた自身が顧客の苦情に対応する、要するにあらゆる手段を尽くして、あなた自身が現実を肌で感じつづけるようにしなければなりません。
また、真実を語った社員を罰してはなりません!
不愉快でがっかりするような現実を見たい者などいませんが、現実逃避は断固避けなければなりません。
問題や不愉快な事実を指摘した者を罰したり、敵視したりしてはいけません、むしろ感謝すべきです。
社員の不平不満、悲観的な態度を許容しろと言っているのではなく、有効な戦略的意思決定を下すには、現実がどれほど厳しいものであっても直視する姿勢が大切だと思います。
私も出来ていませんが、立派な経営者になる為には必要なことだと思います。
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