アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は、日本電産の創業者である「永守重信氏」の経営手法を紹介します
1.家計簿経営
収入に見合った出費をすることを指します
景気の動向に応じて収入が変化すれば、それに見合った生計をを立てる
そして、子供の教育やマイホームなどといった投資のためにしっかり貯蓄する
会社経営も経費を収入の範囲内に収める一方、将来への投資も怠ってはならない
永守は、経常利益10%未満の事業は赤字とみなす、景気悪化に耐えられず、将来への投資も出来ないからです
2.千切り経営
問題を小さく切り刻んで対処する経営手法です
どんなに難しい問題も、細かく要素分解すれば解決しやすくなる
経営問題は複雑系の産物です、大きな課題ほど、丸ごと取り組むとこちらがつぶれてしまう
問題の構造を紐解き、根幹となる要素を抽出する作業が肝となる
3.井戸掘り経営
永守が子供の頃、母親は自分を背負って、毎朝、井戸に水汲みに行った
自分は幼心に心配して、そんなに汲んだら水がなくなってしまわないのかと、母親に尋ねてみた
すると母親は「水は貯めておくと古くなるだけや、汲めば汲むほど、新し水が湧き出るんや」と答えたという
翌朝、井戸の中をのぞくと、確かに水は満タンになっていた
経営も同じだ、変革のためのアイデアを常に出し続けること、アイデアは出し惜しみしていては、使い物にならなくなるだけだ
現状に満足することなく、貧欲に新しいことに挑戦し続ければ、アイデアはまさに井戸の水のように湧き出し続けるのである。
地下水脈にまで到達するほどの井戸を掘り進めれば、水は枯れることはない
事業も同様に、徹底して掘り抜けば未来が拓けるという精神だ
偉大な経営者「稲盛和夫氏」と並ぶ経営者として「永守重信氏」を推薦します
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