アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
本日は「公私のけじめを大切にする」です
仕事をしていく上では、公私のけじめをはっきりとつけなければなりません
プライベートなことを勤務時間中に持ち込んだり、仕事上の立場を利用して取引先の接待を受けたりすることは厳につつしまなければなりません
例えば、仕事上の「役得」ということがあります
職務上の自分の立場を利用して個人的にうまい汁を吸うことです
具体的には、会社で大口の発注を行う場合にある人間が、注文欲しさに何とか取り入ろうとする売り手側から、盆暮れの贈り物を個人的に受け取ったりすることがそれにあたります
発注者は、「自分はそういう立場にあるのだし、まあ菓子折りの一つや果物一ケースくらいいいだろう」と思って、ついつい受け取ってしまいます
ところが最初は安い菓子折りだったのが、だんだん高価な贈り物を受け取るようになり、一度そういう役得を経験してしまうと、それが習い性として身について行って、人間がしだいに卑しくなるのです
人間として一番低俗であるこの「卑しい人間」を育てるようなことをしてはいけません
そのためには、厳格すぎるくらいに、公私の区別をはっきりさせる必要があるのです
どんなに些細なことであっても、役職を通じてうまい汁を吸おうとする行為を許してはなりません
日ごろから小さな不正を黙認していれば、事はどんどん大きくなって行って、さらに罪を深くしてしまうことになります
そのような罪をつくらせてはいけませんし、そもそも従業員を「卑しい人間」に育てていくようなことがあってはならないのです
会社の立場を利用して個人的な利益を得るということは、仲間に対する「背任行為」です
経営者自ら、「公私混同」しないように厳しくしなければなりません
経営者が、私用で使う車を「会社名義」で買うのはもってのほかです
また、会社のお金を株に投資したり、ギャンブルに使ったりするのもダメです
トップ自ら、公私のけじめをつけなければ、従業員が出来るはずがありません
経営者の皆さん十分に気をつけましょう!
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