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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は、商業界という雑誌の中で「お客が並ぶ店」という記事を紹介させていただきます。

時代が変わると基本も変わります。

これまでは良いとされていたことに対して疑問を持つ必要が出てきたのです。

皆が当たり前だと信じていた事に、もう一度よく考えてみようと言う動きがいろんな分野に見えてきました。

これはいいことです。

原理原則を丸呑みしてきた画一主義に疑問が湧いてきたのでしょう。

例えば、こんな事がありました。

ある会合での事です、コンビニエンスストアはお客様の便宜の為に、24時間営業するのが「正しい」のかという質問が出ました。

それが正しいのならば、最寄品を扱う近隣購買型の商店街の週休制や20時閉店は「反顧客」になるというわけです。

こういう疑問は実はいたるところに存在しています。

似た例では,「お客様が並ぶような店が真の繁盛店だ」ということへの疑問です。

並ばないと買えない店は,お客様の生活時間を奪っていることにはならないのでしょうか。

実は私はかつて「店頭にお客様をいつも並ばせておく技術」を教えられた記憶があります。

簡単に出来る事なのですが、そこまでして繁盛店の評価を確立することが、果たしてお客様の為になるのかどうかを考えてみてください。

この頃はウェブ上で、お客様が付けた評価を順位にしたものが出ています。

これで飲食店の良し悪しがかなり決まると言うのです。

もちろん売上に結びつくので、裏で操作していることが発覚して新聞ネタにもなったようですが、これも同行異曲かもしれません。

大手企業でも、開店や改装の売り出しで、冬の早朝に何百人も並ばせて話題となり、是非を問われた事がありました。

話題性をつくることと、お客様の関心を高めることは全く反対なのに、これを混同して独り善がりになれば、いつかはお客様から大きな不満が沸き立つことは明らかです。

どうすれば、お客様に並ばせる事なく買っていただけるかに知恵を絞るところにこそ、お客様との明日の信頼が育つのだということを考えてみてください。

これからの経営は、原点に立ち戻って全てこうしたことに考えを及ぼすということが、出発点になると思います。

以上が記事の内容ですが、考えさせられました。

本当の「顧客満足」とは?

お客様の気持ちを考え、お客様と一体になって「店舗運営」「販売方法」「サービス」「接客方法」などを考えていかなければ、と思います。

店舗側の考えをお客様に押し付けてはいないか?

反省する時期ではないでしょうか!


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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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