アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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本日は、「ビジョン」とはどのようなものかお話したいと思います
まず、偉大な企業にはビジョンが不可欠である
金儲けのために「ビジョン」は要らない、「ビジョン」がなくても儲かる企業はつくれる
説得力のある「ビジョン」がなくても、大金持ちになった人はたくさんいる
だが、時代を超えて存続する偉大な企業をつくりたいなら、「ビジョン」が必要だ
では、どのような企業を「偉大な企業」というのか?
例えば、アップル、アマゾン、グーグル、IBM、HP、メルク、ハーマンミラー、スリーエム、ソニー、マクドナルド、ナイキ、ウォルマート、ディズニー、マリオット、ボーイング、ジョンソン&ジョンソン、モトローラー、フェデラルエクスプレス等、世界には多くの「偉大な企業」が存在します
これらの偉大な企業の共通点は、規模が小さかった頃に「ビジョン」を設定していたことです
「ビジョンのメリット」
1.通常では考えられないほどの努力を引き出す
2.共通のビジョンは一体感、チームワーク、共同体を生み出す
3.企業がひと握りの中心人物に依存した状態から脱却する
ビジョンのフレームワーク
1.コアバリューと理念
2.パーパス(企業の根本的な存在意義)
3.ミッション(BHAG)
(BHAG)とは、社運をかけた大胆な目標のことです
まず最初に「ビジョン」があり、それに則った戦略、戦術がなければ「偉大な企業」にはなれないでしょう
[4回]
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本日は、アメリカのオフプライス業態の代表的な会社「TJX」について話したいと思います。
2019年度の売上は、417億ドル(4兆5,870億円)、店舗数 4,600店以上
従業員4万人以上というとんでもなく大きな会社です。
デパートなどの一次流通企業が衰退する中、毎年、物凄い勢いで出店しております
ネット通販はやらず、実店舗での販売に特化しています。
4つのセグメントの店舗を持っております。
1.アパレルとホームファッションを扱う「TJマックス」「マーシャルズ」
2.アウトドア用品を中心に販売する「シェラ、トレーディング、ポスト」
3.一般家具、寝具、バスルーム用品を扱う「ホームグッズ」
4.高級な大型家具、照明器具、アート商品を販売する「ホームセンス」
TJXのマーチャンダイジングは、「Buy now or cry later mentality]
意味は「今買わなければ、後で泣きを見る」
今だけ、ここだけ、あなただけ という感じです。
ちなみにオフプライスとアウトレットの違いが分からないという人が少なくないので説明します。
アウトレットとはもともと工場がB級品(または傷モノ、不良品)の現金化を目的として隣接して営業する直売所のことを言います。
オフプライスとは発祥が異なるし厳密には、取り扱う商品の性格が異なっています
このアウトレットをひとまとめにするショッピングセンターを「アウトレットモール」と言います。
オフプライスの店舗は、自社工場は持たず、多種多様なメーカー、商社、小売店から見切り品を仕入れて、販売する「宝探し感覚の店舗」です。
我が社は、TJXの「ホームグッズ」と同じような店舗を全国に53店舗展開しています。
また「ビッグウッドプレミアム」と言う店舗がありますが、TJXの「ホームセンス」に近い店舗です。
アメリカでは、ネットで買っていた人々が「オフプライス」の実店舗で買うようになって来ています。
これは、まさに小売業の大転換です。
この波は、日本にも早々に起こるであろうと言われています。
すでに、ゲオ、ドンキホーテ、ワールドなどがオフプライスの店舗を始めていますが、アパレルや雑貨しか扱っておりません。
BIGWOODは、家具、インテリアの「オフプライスストアー」として全国に展開する予定です。
皆さん、お楽しみにしてください!
[6回]
本日は2021年を振り返って
忙しくて、ブログの更新をしておりませんでした、すみません。
あっと言う間に今年もあと1日となりました。
2021年は、我が社にとって重要な年でありました。
2021年3月には、アウトレットからオフプライスへの進化をいたしました。
3月から8月の前期は、コロナ禍ではありましたが、全社員が非常に頑張ってくれて良い業績を残してくれました。
2021年9月から、後期がスタートしたのですが、海外からのコンテナの入荷が遅れて思うように売上を作ることが出来ませんでした。
しかし、なんとか12月31日にある程度入荷することが決まりました、一安心です。
来年からは定期的にコンテナ商品が入荷する予定です。
また、BIGWOODの新しい業態として BIGWOODプレミアムの店舗を出店いたしました。
場所は、広島にあるジ、アウトレットモールです。
11月19日にオープンしたのですが、予想以上の反響で高級な商品が売れています。
この成功をチャンスと捉え、既存店でも「BIGWOODプレミアム」に転換する店舗を増やしていきたいと考えております。
色々な事があった、2021年でしたが振り返るとあっと言う間の一年でした。
皆様には、一年間本当にありがとうございました。
心から感謝をしております。
また来年もよろしくお願いいたします。
[5回]
本日は、ジムコリンズ著作「ビジョナリーカンパニーZERO」からです
「育成」から「交代」に転換するタイミングについて話します。
もし、あなたの会社で、重要なポストに就いている人の仕事ぶりが、悪くないが理想的ではない場合どうするでしょうか?
あなたはこの人物が好きで、なんとか成功して欲しいと思っている
しかし、このポストに期待されるAランクの成果はあげられていない
こんな状況に直面したとき、あなたはどちらを選ぶだろうか?
「育成」を選ぶか「交代」を選ぶか?
「育成」から「交代」にシフトする7つのタイミング
1.この人物を重要なポストにとどめているために、他の人材が会社を去りはじめていないか?
2.価値観の問題か、意志の問題か、あるいは能力の問題か
重要なポストにある者が一貫して、あるいは甚だしく企業のコアバリューに反する行動をとる場合、優れたリーダーは交代させる
3.「窓」と「鏡」をどう使うか?
重要なポストにふさわしい人は、「窓」と「鏡」を上手に使いこなす
物事がうまくいっているときは「窓」を指し、自分以外の要因のおかげだと考える
物事がうまくいかなくなったときは、「鏡」を指し自分のせいだと反省する
「窓」を指し、言い訳をしたり問題を他人のせいにしたりする人は重要なポストに就けてはいけない
4.仕事を「業務」とみるか「責任」とみるか?
重要なポストにふさわしい人は、自分が与えられているのは「業務」ではなく
「責任」だと理解している
5.ここ1年で、この人物に対するあなたの信頼は高まったか、下がったか?
重要なポストに就けている人の成長や成果によって、その人への信頼は上下する
その人が「任せて」と言ったとき、あなたの安心感は高まるだろうか、それとも
不安になるだろうか
6.バスの問題なのか、座席の問題なのか
その人物の能力や性格に合わない席に配置してしまったか、あるいはそこに座っている人の能力を超えてしまっているのか
7.この人物が退社したら、あなたはどう感じるか
もし、内心ホッとするのであれば、正解です、もし心底がっかりするのであれば
失敗です。
境界線に達したと判断し、重要なポストにいる人物を交代させると決めたら「厳格であれ、非情になるな」
厳格でありつつ非情にならないためには、勇気と思いやりを併せ持つことが必要です。
交代の理由を直接はっきりと伝えること、そしてその辛い役目を他の人に押し付けないこと
自ら決断し、その知らせを伝える責任を引き受ける胆力がないのなら、あなたは会社を率いる資格はないと思ってください。
[4回]
本日は「責任をとる覚悟」です
指導者(リーダー)とは責任をとるということです。
責任をとれない人は、指導者(リーダー)たる資格はないのです。
戦国時代であれば、指導者の心得というのは、みんなのために死ぬということでした。
「一将死して万卒生きる」
一国の首相であれば国民のため、会社の社長なら社員のため、部長や課長、店長なら部下のために、大事に際しては自分の命を捨てる心意気を持たねばなりません。
命を懸けるといえば多少うそになるというなら、命をかけなくとも職をかける、指導者は当然、それをやらないといけません。
どのような組織でも、指導者(リーダー)は必ず必要です。
そして指導者(リーダー)は、組織全体の責任を取らなければなりません。
部下の失敗を部下のせいにするような、指導者(リーダー)には誰もついていきません。
組織全体の責任を取る覚悟は、必要です。
ですから、私も社長として会社で起こる全ての事に責任をとる覚悟は持っています。
38年間、一度も逃げたことはありません。
この責任を、次のリーダーに引き継いでもらわなければなりません。
組織というものは、常に問題が起こります。
そしてその都度、解決しなければならないのです。
正しい判断で問題を解決できるかどうか、その重責を負わなければなりません。
ですから、指導者(リーダー)は正しい判断基準を身につけていなければなりません。
「人間として何が正しいか」といシンプルな判断基準が必要だと思います。
[14回]
本日は、自分の人生を振り返って「夢中で生きる」です。
私は1957年2月3日、3人兄弟の末っ子の長男として生まれました。
5歳の時、父親が病死し、父親の記憶があまりありません。
小、中、高校と愛媛県松山市で過ごし、大学は東京の法政大学でした。
大学時代は、まだ学生運動が盛んで、法政大学は「中核派」でした。
試験当日には、いつも大学封鎖によって試験が受けられませんでした。
実に4年間一度も試験を受けず、レポート提出のみで卒業しました。
その当時、ブルースリーの映画が人気があり、それに影響されて少林寺拳法部に入部しました。
4年間、少林寺拳法に夢中になり、勉強はほとんどしていません。
しかし、今となっては少林寺拳法部で鍛えた精神力で生きてきたように思います。
大学を卒業して、一度も就職せず、1984年 27歳でBIGWOODを起業しました。
何もわからないまま、夢中で会社経営をやりました。
誰からも会社経営、組織のつくり方を教わらずに自己流でやりました。
失敗の連続でしたが、師匠となる人を見つけなかったのは自分が我儘な人間だったからです。
しかし、京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の本を読み、テープを毎日聴いて会社経営とはどうあるものか勉強しました。
これも夢中で勉強しました、様々な経営者の本を読みあさり、共通点を見つけ出しました。
それが「宇宙根源の法則」です。
「全てのものが進化発展し、共存しなければいけない」
利己的ではなく、「利他の心」で物事を判断しなければいけない。
すでに64歳になり、37年間社長をやっています。
日本にも、必要となるであろう「オフプライス」という業態を広めようとしています。
夢中で生きてきました、仕事も遊びも一生懸命やりました。
夢中になるということは、一生懸命生きるということだと思います。
一日一日を、一生懸命に夢中で頑張りたいです。
[11回]
本日は、「勇気づける」と「ほめる」の違いについて話したいと思います。
人は、いいところも、そうでないところも、注目されたところが伸びてゆくという特徴をもっています。
たとえば、相手にダメ出しをすると、ダメ出しされたところばかりの行動がどんどん目立つようになっていきます。
反対に、いいところに目を向ければ、そこがどんどん伸びてゆくのです。
職場での部下への対応でも、パートナー間でも、子育てでも、相手のいいところに注目し、認めて勇気づけることは大切です。
状況について
「勇気づける」相手が達成した時だけでなく失敗した時も(無条件)
「ほめる」 相手が自分の期待していることを達成したとき(条件付き)
関心について
「勇気づける」与えられる側の関心
「ほめる」 与える側の関心
態度について
「勇気づける」ありのままの相手に共感する態度
「ほめる」 一種の褒美として上から下への関係として与える態度
対象について
「勇気づける」行為に対して与えられる
「ほめる」 行為をした人に与えられる
波及効果について
「勇気づける」自分の成長、進歩に意識が向かい、自立心と責任感が育まれる
「ほめる」 他人との競争に意識が向かい、周囲の評価を気にするようになる
印象について
「勇気づける」心からのものであると相手に通じる
「ほめる」 口先だけと受け取られかねない
継続性について
「勇気づける」明日への意欲を生み、継続性が高い
「ほめる」 その場限りの満足感を刺激するため、明日への意欲が生まれにくい
以上の違いがあるようです。
「ほめる」ではなく「勇気づける」ような行動をとらなければいけませんね!
部下を持つ皆さんには、気をつけて欲しいと思います。
[6回]
本日は「良い人間関係を築く6つの姿勢」について話したいと思います。
アドラーの心理学によると
1.尊敬
人にはそれぞれに年齢、性別、職業、役割、趣味などの違いがあっても、人間の尊厳には違いがないことを受け入れ、礼節も持って接すること。
2.信頼
常に相手の行動の背後にある善意を見つけようとすること、根拠を求めず無条件に信じること。
行為とそれをした人をわけてとらえること。
3.協力
目標に向けて仲間と合意できたら、ともに問題解決の協力をすること。
4.共感
相手の置かれている状況、考え方、意図、感情などに関心をもつこと。
5.平等
各人の違いを受け入れつつ、対等の存在と認め、各人の最大限の自由を許容すること。
6.寛容
自分の価値観が絶対的なものではないことを知ること。
他者を自分の価値観ではかったり押し付けたりしないこと。
意見を意見として受けとめ、批判、避難とみなさないこと。
以上の6つの姿勢を持てば、良い人間関係が築けるとあります。
簡単なようで、意外と難しいと思います。
毎日、反省を繰り返し、このような姿勢が取れるようにしたいものですね。
[5回]
本日は、アドラーの心理学から「人を勇気づける7つの習慣」について
話します。
1.加点主義
相手に対して常に肯定的な態度で接し、相手の進歩や成長をともに喜ぶ。
2.プロセス重視
結果ばかり見るのではなく、相手が今まさに取り組んでいる過程をしっかりと寄り添いながら承認する。
3.ヨイ出し
相手の出来ているところや良いところに注目し、そこを認める姿勢を持ち続ける。
4.人格重視
相手に対して絶対的信頼感を持って接する。
不適切な行為が見られても「罪を憎んで人を憎まず」のスタンスをもつ
5.協力原理
まわりとの比較や差に注目して競争させるのではなく、相手の長所や持ち味を認めながら、みんなの共通の目的に向けて生かし合う。
6.聴き上手
自分が話したいという誘惑をコントロールして、相手の話したいことに耳を傾ける。
7.失敗を受容
「失敗はチャレンジの証」「学習のチャンス」ととらえ、相手の失敗を受け容れる。
以上の7つの習慣が身に付けば、「人を勇気づけることができる人」になれるそうです。
福沢諭吉も「財を残すは下なり、名を残すは中なり、人を残すが上なり」
と言っております。
人の上に立つ人は、周りの人を勇気づけ立派な人間に育てることが出来なければ一流とは言えませんね。
日々精進しましょう!
[6回]
今、話題の「渋沢栄一翁」の本から抜粋しています。
1.私欲に走った生き方では天に味方されない
この世界は自分のためにあるだとか、自分の心のままに動けば、他人のことは考えなくてもよいとかと言う説はよろしくない。
人にはいつでも誠意を持って接しなさい
喪中の人を悼み、爵位のある人を尊敬し、体が不自由な人を思いやる誠意が大事である。
2.道徳を用いればつまずくことなく富んでいく
道徳と理財は相反しない(道徳と生産利殖とは一致しているのだ)
喜んで尋ねなかったり聞いて改めなかったりする人が多いから、よく友を選んで交われ。
世の中にすべての点で優れた人などいない、だから善に接して過ちを改めるのに躊躇しない善良な人を友とせよ。
3.自分の今の生き様に自信があるか
すべてに節度を守ること
節度を失うことは、ときには愛嬌に見えることもあるが、決して立派な行為とは言えない、嬉しくて喜びすぎたり、悲しみすぎてわれを忘れたりするような事がないようにすべきだ。
一身一家をおさめることが出来ないのに、国家社会のために尽くそうとするのは、本末転倒もはなはだしい。
人間は中庸が最も大切だ、過ぎたるも中庸ではなく、及ばざるも中庸ではない
だから過ぎたるも中庸を得ざることにはおいては、なお及ばざるに等しい。
すべて中庸に保つということは、その身を全うするということであって、人として中道を歩むことは、最も必要なことである。
4.憂えず、恐れず
君子とは何か
自分の行動に対して、人道を誤らず道理に背かず、行いに過ちがなく、品行が正しければ、自ら省みてやましい点がないはずだ。
これがすなわち君子である。
人は常に安らかな心をもって、禍いがあることを憂うことなく、また恐れることもなければ、これを君子と言うことができよう。
以上の4つの条件を満たせば天に味方される人になれるという事です。
日々精進しなければなりません!
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プロフィール
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長