アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
78項目ある京セラフィロソフィの中で1番重要な項目
1.「宇宙の意志」と調和する心についてです。
世の中の現象を見ると、宇宙における物質の生成、生命の誕生、そしてその進化の過程は偶然の産物ではなく、そこには必然性があると考えざるを得ません。
われわれのいる太陽系は、銀河系に属しています、この銀河系には、太陽系に匹敵するものが何億もあるだろうと言われています。
そしてまた、この銀河系に匹敵する銀河も、この宇宙には数え切れないほど存在するそうです。
宇宙の始まりは、ごく一握りの超高温、超高圧の素粒子の塊だったそうです。
それがあるとき、大爆発を起こしてこの宇宙をつくり、現在でもまだ膨張し続けているというのです。
この「ビッグバン、セオリー」は、宇宙物理学者の観測データーなどによって、正しいことが証明されています。
もともと、この宇宙は一握りの素粒子から始まったのです。
しかし、それは一瞬たりとも現状のままとどまらず、結合を繰り返し、現在の宇宙を形作ってきました。
つまり、宇宙には、一瞬たりとも停滞することなく物事を進化発展する方向へ進めていこうという流れがあるのです。
この流れを「宇宙の意志」と表現することができるのではないかと考えています。
宇宙に流れている意志とは、すべてのものを慈しみ、すべてのものを愛し、すべてのものを良くしてあげたい、という思いであり、自分だけが良くなろうという意志の対極にあるものです。
他人を蹴落としてでも、足を引っ張ってでも自分だけが良くなりたいと思う人もいるかもしれませんが、そういう心では「宇宙の意志」とは調和せず、うまくいきません。
心が愛に満ちていれば「宇宙の意志」と同調し、全てのことがうまくいくのです。
そこで難しいのは「どうすれば愛に満ちた心を持てるか」ということです。
実際には、私自身も含めて、持てやしないのです、持てないけれども「持とう」と思うことが大事なのです。
ほとんどの人は心の大切さに気づかず、心を立派にしようなどということに関心を持ちません。
しかし、まずは心を高めなければならない、心を美しくしなければならないと思わなければならないのです。
そうは言っても、われわれは煩悩、欲にまみれた人間ですから、なかなかそうはなれない。
なれないけれども、「ならなければならない」と思って反省する、この反省があるから、努力をしようと心がける。
このことが人生にとっては大切なのです。
「宇宙の意志」のことを「宇宙根源の法則」とも言いますが成功された人や人格者として尊敬されていた人はこの「宇宙根源の法則」を理解していた人たちです。
調和しない、弾き飛ばされるような考え方では決してうまくいかないのです。
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