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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は、「なぜ下取りサービスを続けているのか?」という内容でお話したいと思います。

元祖、「家具のアウトレット専門店」であるビッグウッドは、大型チェーン店と差別化し、生き残る為にアウトレット商品をおもに扱っております。

店舗面積は、大型家具店に比べて非常に小規模で、商品の展示面積は「約200坪~400坪」位の店舗がほとんどです。

ですから、何千坪もある大型店のように、広いスペースに家具をトータルコーディネートして展示する方法が出来ません。

そのため家具を一式揃えるようなお客様にとっては、見にくい、選びにくい「立体陳列」になっております。

しかし、単品家具の買い替えのお客様にとっては、見やすい、選びやすい展示であると思います。

要するに、ビッグウッドのビジネスモデルは、「家具を買い換えるお客様」をターゲットとして構築されたのです。

家具を買い換えようとされるお客様は、当然古い家具をお持ちになっておりますから、新しい家具を買おうと思ったら古い家具を捨てなければなりません。

しかし、粗大ゴミに出す事もできない家具は、専門業者に高額なお金を払って処分するしか方法がありません。

ですから、新しい家具を買っていただきたいと思っている我々家具小売店が、お客様の古い家具を引き取ると言うのは当然の事でありますが、お客様にとってはありがたいサービスであると思います。

まして、古い家具を現金で下取るサービスは、お客様に喜んでいただける最高のサービスだと思っています。

我が社は、その下取りサービスを完成させる為に何年もかけて準備をしてまいりましたが、やっと一年半前から実施できるようになりました。

実は、我が社の配送員が全員正社員で、外注、アルバイトを採用しないのは「下取りサービス」を完成させる為でもあるのです。

現在は、3万円未満の家具をお買い上げの方は「無料引き取りサービス」で、3万円以上の家具をお買い上げの方には現金2000円で古い家具を買い取るサービスをいたしております。

実は、下取りに掛かる費用は13店舗で、年間約1500万円、引き取った家具の処分費が年間1800万円合わせて、3300万円掛かっています。

我が社にとっては、大変大きなな費用でありますが、「お客様に喜んでいただけるサービス」としては、最高のものだと思っております。

お客様が、「家具を買い替え出来る状態」を作りださなければ、「新しい家具を買ってください!」とは言えないと思います。

今までは、下取りする場合、同種の家具でなければ出来ないルールでしたが、今後は違う家具であっても下取りする方向で行きたいと思っています。

ビッグウッドの経営理念は「お客様及び全従業員の喜びの創造」でありますから、よりお客様を喜ばすサービスを考え出していく事が使命だと思っています。

将来、この下取りのサービスが浸透し、地域のお客様に認知される時が来たら、「ビッグウッドでなければ家具を買わないお客様」がたくさん増えていると思います。

ですから、なんとしても「やり続ける必要」があるのです。

ある本で読んだのですが、「能力の差は小さい、努力の差は大きい、継続の差はさらに大きい!」

中小家具店が、「大型家具店、大型家具チェーン店」に勝つ方法は、「地域のお客様を自社のファンにする!」以外に方法はないのです。

中小家具店に従事する皆さん、「もっと差別化できるサービス」を皆で考え実施しようではないですか!

                             株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟








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今日は、心をつかむ「お礼状」と言う題で話したいと思います。

商業界と言う雑誌に「お客様との絆をつくる」と言う記事の中に「お礼状」に関する興味深い文章がありましたのでご紹介いたします。

定期的にお客様にお礼状を出している会社は100社の内、たった3社しかないそうです。

これは言い換えれば、お礼状を出す事によってトップ3には入れるということでもあります。

差別化が難しい経営環境の中にあって、この不況期に一番強いのが、お客様との絆作りが出来る店です。

お客様との信頼関係がしっかりと出来ている店は、お客様の購入の判断基準が「価格」ではなくなり、たとえ他の店より高くても、他の店より待たされても「あなたから買いたい」「あの店から買いたい」となります。

つまり、買うと言う行為を通じて店や人と「つながっていたい」と言う感情が出てくるのです、恋愛感情や愛情といった感情に近いのかもしれません。

お礼状を見る事で、店の事を思い出し再来店する確率が高まります。

また、お礼状ならばハガキそのものが保存され、回覧されていくと言う物理的な残存効果があります。

特にお勧めなのが写真付きハガキです、お客様が来店されたら記念撮影をして、その写真をお礼状にプリントしてみましょう。

写真付きハガキは、活字だけのダイレクトメールと比べると、その場で見てすぐ捨てられる可能性が低く、保存される効果は圧倒的に高まり、回覧される可能性も高くなります。

教科書どおりの無味乾燥なビジネス文章で書くと効果が半減してしまいます。

絆を育むための心をつかむお礼状には、コツがあります、しかしほとんどの方が、お礼状の効果的な書き方、演出方法、継続する仕組みをご存知ありません。

そこで、お礼状の基礎となる「心をつかむ3つの原則」をお伝えします。

1、すぐ書く

お客様が店を出られて、24時間以内にポストに投函すると感動を与える事ができます。

目安として「感動の24時間」「満足の1週間」「納得の2週間」と覚えてください。

2、手書きで書く

やはり活字より人間のぬくもりが伝わる手書きのお礼状の方がお客様との人間関係を早く構築する事ができます。

3、私信として書く

お礼状の宛名を変えれば、誰にでも送付できる「文面つきハガキ」は、最もお客様の心をつかまないお礼状です。

なぜなら,そこには何の感情も特別感もパーソナル感もないからです、人は自分のことを分かってくれている、理解してくれている人に心を開くものです。

究極のお礼状は、ラブレターを書くときの気持ちで書いた物ではないでしょうか。

最後に「継続して出す為の仕組み作り」を説明します。

お礼状のチャンスリストの作成です。

お礼状を出すタイミングを決めておいて、進行状況を見えるようにします。

初来店の時、購入時、再来店時、紹介いただいた時、誕生日、結婚記念日など、店のスタッフの皆さんで話し合っていつ出すかを決めておきます。

気分や場当たり的にお客様をフォローするのではなく、いつ何をするのか決めておく事が大事です。

このようにお礼状を出し続けると、一定の割合でお客様から返信が届いてきます。

届いたお客様からのお礼状は、何よりもスタッフのモチベーションを高めます。

朝礼時などに、皆の前で発表して気持ちを鼓舞したり、お客様の許可を得て店内に掲示して店の賑わい感を演出したりと1枚のハガキを複数回活用する事ができます。

商品やサービスは真似されても、お客様との絆は他店には簡単に真似出来ません。

お客様が熱烈なファンになる秘訣は絆作りですが、絆は一朝一夕に出来るものではないからです。

一朝一夕には出来ないから、ファン作りのためにも「今日から」初めて欲しいのです。

ここまで読んで、「早速、お礼状を書いてみようかな!」と思われた方は、是非やっていただきたいと思います。

以上ですが、皆さんどう思われますか?

私は、大変感銘を受けました。

近江商人10教訓の中で、「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる」とありますが、正しくその通りだと思いました。

我が社は、幸いにもお客様のご住所を知る事ができる業種なので、お礼状を書くことが出来ます。

我が社の一部の優秀な販売員さんは、もうすでに何年も前からお礼状を出し続けておられます。

本当にありがたい事です、「ビッグウッドの宝」だといっても過言ではないと思います。

しかし、出来れば全スタッフが、お客様にチャンスリストに沿って継続してお礼状を出せるような会社になりたい

ビッグウッドの経営理念 「お客様及び全従業員の喜びの創造」を目指して頑張りたいと思います。

                              株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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今日は、「広告媒体の変化」と言う題で話したいと思います。

我が社でインターンシィップをしている大学生が書いたレポートを紹介いたします。 

現代の情報機器は目覚しい発展を遂げている、その中でアップル社の ipad などが挙げられる。

ipad などの出現により電子化が更に進歩すると言われている。

電子化が進むと紙を使っていた物が段々と減っていく事が予想される。

例えば、新聞や本などである。

この事からわかる様に、「電子化>紙」 になって行くであろう。

すると次に考えていくと、小売店と消費者との間に位置する広告媒体にも変化が訪れるのではないか。

現在、小売店はチラシを使い宣伝を行いそのチラシを消費者が見てお店に訪れるという仕組みである。

しかし、今後予想されるのは、小売店と消費者の間を取り持つのはEメールになるという事である。

小売店が消費者に宣伝したい内容をEメールで送り、それを見た消費者が小売店に買いに行くという仕組みが出来ると考えられる。

ここで数字を例に挙げて更に見ていくと、まず現在のチラシ一枚にかかるコストは4円50銭ぐらいである。

それを1万人の人に配るとなると、4万5千円かかる、しかしメールで1万人の人に送るとするといくらもかからない。

せいぜい掛かるとしても、月々のインターネット料金しか経費として掛からない。

それでは経費の分野から見ても小売店側からすると安く済み、そして自分達が宣伝したい事が瞬時に消費者に届くので一石二鳥である。

そうすると次に、ある問題が生じる。

それは多くの小売店がEメールで宣伝を始めると、消費者は多くのEメールが届くので、うんざりしてしまい余計なEメールを削除して、小売店のEメールを配信停止にする可能性がある。

それでは、小売店側は宣伝出来なくなる。

よって小売店側は、どうすれば配信停止にならないのか考えないといけない。

その具体案としては、お客様の誕生日にプレゼントを贈る事や、結婚記念日に粗品を贈るなどを行い、どれだけEメールを通して消費者と長く関係を結ぶ事ができるかが、今後の商売の焦点になると考えられる。

以上が、大学生 西雄一郎君のレポートの内容です。

今後5年間で、大転換が起きるといわれていますが、広告媒体にも著しい変化が訪れると思います。

我々小売店は、この変化にいかに対応できるか、生き残る為に、今何をしなければいけないのか?

早く手を打たないと、生き残れなくなる恐れが充分にありますね。

ビッグウッド社員全員で、真剣に考えるべきだと思います。

                            株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟










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今日は、「誠実は最強の商法」と言うテーマでお話したいと思います。

大丸百貨店の始祖、下村彦右門さんが残した言葉は、「義を先にして利を後にする者は栄える」であり、

商業界前主幹、倉本長治さんは、「商人の誠実さは繁盛で証明され、商人の知恵の深さはその利益で測定される」と言われました。

又、「商人よ誠実であれ、お客は必ずそれを見ている」とも言われています。

低迷から抜け出しきれない食品スーパー業界において、年率30%の成長を成しえている食品スーパー、オーケー(株)の飯田勧社長は、「お客様を決して裏切らない、それが私の商法です」と言われています。

飯田氏は、オネスト(正直)カードと言う物をつくり、店に貼り出しています。

どういう物かと言うと、商品の産地は当然のことながら、展示してある商品の欠点や、購入時期なども正直にお客様に伝える為の大きなカードです。

また、飯田氏は「エブリデイ、ロープライス」を掲げて、商品の品質、売価を吟味し、品質を絞り込んで、オーケー(株)の売価を、競合店の特売価格に負けないように引き下げています。

オーケー(株)の社風は「極めて謙虚、極めて誠実、極めて勤勉」ですが、まさしく「誠実は最強の商法である」を実践されています。

又、お客様にお願いして、「ご意見カード」という物を書いてもらい、お店に対するお客様の批評をうまく吸収しています。

社長さんは、全ての「ご意見カード」に眼を通して、お客様に回答をしているそうです。

我々小売業者は、お客様との商取引の中で、何を基準に判断するのか?

「損得で判断するのではなく、善悪で判断する!」と言う事が大事ではないでしょうか!

目先の利益にこだわり、お客様に卑怯な対応をすれば、それは将来大きな損害をもたらすと思います。

逆に、こちらが損をしてもお客様に正しい対応をすれば、それは将来大きな利益をもたらすと言う事です。

私は、「誠実は最強の商法」と言う言葉に、その通りであると心の底から納得しています。

皆さんは、どう思われますか?

商売は奥が深いですね。

                     株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「棚卸」について話したいと思います。

物販業なら、どんな業種でも「棚卸」はされていると思います。

我が社も、年に2回、前期は8月末に行い、後期は決算棚卸を2月末に行っています。

毎回、棚卸の為に全店舗を休業としていますが、お客様には大変ご迷惑をおかけしていると反省しています。

本来ならば、閉店後一晩で棚卸をして、お客様に迷惑をかけない方法を考えるべきなのですが、現在の我が社の状況から判断すると、難しい状況だと思います。

今回の棚卸で、1店舗だけなのですが「棚卸請負業者さん」にお願いして、夜に棚卸を実施してもらいました。

なれない事でしたので、準備から大変でしたが、なんとか棚卸が終わりほっとしています。

その結果ですが、かなりの差異が出て、その差異を調べるのに丸一日かかりました。

自社でする棚卸よりも、手間がかかり気も使わなければなりませんでしたが、「正確な棚卸」と言う点では満足できるものでした。

「棚卸」を実施する意味ですが、正確な在庫を把握する為だけではなく、社内の不正を発見する事も大切な目的のひとつです。

「企業は、人なり」とよく言われますが、不正を起こすような人材を育成したのでは、企業として何の価値もありません。

ですから、社内で不正が起きないような仕組みを構築する事が、大切だと思います。

例えば、専門業者による棚卸であったり、内部監査の仕組みであったり、店舗マニュアルによるお金の管理であったり、在庫管理のためのバーコードシステムであったり、色々な仕組みが必要です。

何か不正が起こってからでは、遅いのです!

不正が起こる会社は、次から次へと起こるものですが、それは会社の仕組みが不正を起こしやすい仕組みになっている場合が大半です。

将来有望な社員さんに、もしもの事があっては会社としても大きな損害です。

ですから、我々経営者は「不正が起こらない仕組み」を考え、出来るだけ細心の注意を払うべきです。

「管理部」という部署は、そのような仕組み作りを行う部署でもあります。

各店から送られてくる情報を、整理するだけではなく、如何にすれば不正の起きない会社の仕組みを作れるのかを、考える事が大切だと思います。

一人の人間の一生を左右するような「大きな問題」が起きないように、万全を尽くすのが経営者の務めだと考えます。

経営者の皆さん、「棚卸」を真剣に行うよう提言いたします!            
                              株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、ニトリの「在庫調整改革室長」の紹介と言う事で、ネットに記事が載っていましたので紹介いたします。

発注とは数学である。

私は人間の感覚という物を当てにしていません。

全ては数学で管理されるべきだと思っています。

メーカーから材料を調達し、製造加工し店舗に運ぶ、この商品の流れ、いわゆるサプライチェーンマネジメントを改革する事が私の仕事です。

店舗での欠品を減らしつつ、在庫も減らす為には、商品をどのタイミングで店舗に届けるのか綿密に計算して行わなければなりません。

通常の小売業であれば、店舗は卸業者に商品を発注するだけです。

店舗に届くまでに、せいぜい一週間程度あれば済みます。

しかし、製造物流小売業であるニトリの場合、発注とは材料の発注から始まる、商品が店舗に届くまで、数ヶ月単位に及びます。

しかも商品の種類は何千点とあり、店舗も200以上あるので、一つひとつの発注の誤差が喩え小さな物だとしても、それが積み重なれば大きな機会ロスに繋がります。

この機会ロスをいかに最小に抑えるか、私が出した答えは、人の裁量を減らすという仕組みでした。

過去の商品の売れ行きを調べ、データを解析、商品ごとに売れ行きに応じた「発注量公式」を導き出しました。

これにより、店舗ごとに担当者が自分の判断で決めていた商品の発注に明確な基準を設定できます。

さらに統計に基づき、商品ごとに数ヶ月先の売れ行きを予測し、商品をいつどのくらい生産し、いつどのくらい何処にストックし、どのルートで店舗に届けるかを完璧に計算します。

さらに計算結果と実績に大きな差が発生し、店舗の欠品が発生しそうな場合を検知できるよう対策を打ちました。

結果、全ての工程において効率が上昇、余分な在庫が減った分、商品をストックする物流拠点の新設計画も不要になりました。

この過去の統計から、公式を導き出す作業は、企業の規模が大きくなるほど複雑になってきます、特に海外への出店が進めば、国ごとの違いも加味する必要があるでしょう。

しかしこの計算は、全体のパイが大きくなるほど解けたときは、より良い公式が出来るはずです。

それはウォルマートなど、アメリカのチェーンストアーがすでに証明しています。

まだ見ぬ解を求めて私は計算を続けて行きます。

以上が、記事の内容ですが、本当に素晴らしいと思いました。

我が社も、是非、見習って「物流システム」、「計画発注の仕組み」を構築すべきだと感じます。

                               株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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「お客様と共に」 とは、我々企業の生きる道であり、成長発展する為の羅針盤です。

お客様が欲しい物を供給する、お客様がして欲しいと思うサービスを提供する、お客様が喜ばれる事を考える

お客様が嫌がる事は決してしない、お客様が不愉快になるような態度は決してとらない、お客様が気まずくなるような事は決して言わない聞かない。

当たり前の事ですが、気配りが出来ていないと、ついつい出来ていないものです。

お客様の考えている事を理解し、お客様の気持ちを最優先する行動指針が必要なのです。

我々は、お客様と共に生きて行く、お客様の変化に対応していく、お客様の気持ちを理解する事が大切です

私が、家具屋を創業した27歳のとき、最初に来店してくださったお客様の事を26年たった今でも、はっきり覚えています。

お店に近づいてくるそのお客様が、本当に神様に見えたのです!

本当に、光り輝いていました。

この方の為ならどんな事でもしてあげようと思いました。

涙が出るのをこらえながら、一生懸命接客をさせていただいた事を忘れる事はできません。

チラシを撒いているにもかかわらず、一日に来店してくださるお客様は4,5人でした。

でも、私は来店していただいたお客様の為に、出来る限りの事をしようと頑張ったので一人のお客様に接客するのに何時間もかかり、4,5人で充分でした。

来店してくださったお客様と仲良くなって、お客様のお家に遊びに行っては、家具を欲しがっているお友達を紹介をしていただき、上手くいくと御礼をするということを繰り返していました。

来店してくださった、数少ないお客様と本当に仲良くなりたい、一生のお客様になってもらいたいと思って接客していましたので、長いときは半日くらい一緒に話していました。

お忙しいお客様もいらっしゃいますので、皆がみんなは無理でしょうが、居心地が良いと結構長くいてもらえるものです。

自分が、お客様と一緒にいたいと思わなければ出来ない相談ですが、信頼関係を結ぶ為にはどうしても長時間の接客が必要です。

信頼関係を結ぶ為には、お客様の事を理解する、お客様の事を3回は褒める、お客様に自分の意見を言う、
そして「笑顔」です。

「笑顔」でなくても、楽しそうな顔をしていなければ長時間話をする事は出来ません。

お客様でなくて、友達でも暗い顔をしていたら一緒にいたいと思いませんよね!

来店してくださった事に、心から感謝すれば自然とお客様の事が好きになれますから、楽しい会話が出来るものです。

社員の皆さん、来店してくださるお客様に心から感謝してみてください、お客様が神様に見えるはずです!

                                       株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟




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今日は「株式公開」についてお話したいと思います。

最近、株式公開の事を 「I P O」と言いますが、I はイニシャル(Initial)、Pはパブリック(Pablic)、Oはオファーリング(Offering)の意味です。

和訳すると、「最初の公開の出し物」と言う意味だそうですが、株式公開と言うより I POと言うほうが一般的になっています。

会社経営継承の手段は4つしかないと言われています。

1.上場=株式公開= I PO
2.子供、社員への継承
3.M&Aによる会社譲渡
4.廃業

以上の4つですが、実際には4の廃業を除けば3つしかありません。

中小企業は一般的に、2の子供、社員への継承がほとんどです。

年齢的に無理でも、能力的に無理でも、自分の子供に継承する場合が多いそうです。

社員への継承は、オーナーが健在な時は、大丈夫なのですが、オーナーにもしもの事があったら、会社経営の継続が難しくなると言うのは、誰しもわかる事だと思います。

3のМ&Aによる会社譲渡の場合、吸収合併された企業の社員さんはかなり辛い思いをするそうです、また吸収合併された会社の名前が存続する事はほとんどないそうです。

以上のことを考えると、1の上場「株式公開」がベストの選択だと思います。

我々創業者は、自分の造った会社を末永く存続させる事が何よりも大切だと考えています。

ですから、自分の手から離れて公共の会社になったとしても、会社の継続を望む訳です。

そして、「誰でも社長になれる会社」に進化させ、次々と社長が交代しながら会社が永遠と生きながらえる事は創業者の夢だと思います。

しかし、上場(株式公開)している会社は全国で、約4925社であり、580万社ある会社の0.085%しかありません。

1178社の内、1社しか上場(株式公開)していない現実を考えると、いかに難しいかと言う事がわかります。

しかし、580万ある事業所の内、ちゃんとした会社として存続しているところは、半分もないと思われますので
この確率が正しいとは言い難いのも事実です。

しかし、一番理想の継承方法が、難しいのは当然ですね!

だからこそ、挑戦する価値があると思います。

皆さんはどう思われますか?

                           株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「接客」について話したいと思います。

我々販売業に従事する者は、必ず接客をしなければなりません。

お客様に接する事を「接客」と言うのですが、どのような接し方が良いのでしょうか。

販売員は、みんな売り上げ目標があり今日、今すぐ売り上げを作りたいと思うのは当然だと思います。

しかし、お客様の立場で考えると、高額な商品ほど色々な店を見てみたい、インターネット販売の商品も調べて失敗しない買い物をしたいと考えているのです。

ですから、お店に来店してくだっさっても、今すぐ商品を決めて購入すると言う事は難しいわけです。

何万円もする商品を、すぐに決めてしまうお客様の方が普通ではなく異常だと思うべきです。

そういうお客様の気持ちを考えながら、「今すぐ買って下さい!」と言うような接客はしないほうがいいと思います。

商品の説明をして欲しいと思っているお客様は沢山いらっしゃいますが、「今日決めてください」と言うせっかちな接客をすると、お客様は怖くなって、商品の説明もゆっくり聞いてくれません。

ですから、お客様に「もし、将来買うとすればどのような商品が良いですか?」と言うように、「今すぐ決めなくてもいいですよ」と言う優しさをもって接客すべきだと思います。

そして、「気になる商品がございましたら、お見積もりだけさせていただきます。」と言って色々な商品の説明をゆっくりして差し上げる事が大切です。

一つの商品だけではなく、関連商品からスタートして、家中の家具を買い換えてみたらどんなに素晴らしい生活になるか想像してもらいながら、楽しい時間をすごす事が大切です。

初めて会った人(販売員)と話をする事が怖いと思っている方が多いわけですから、徐々に仲良くなっていく為には、長い接客時間が必要です。

ですから、5分10分で接客を終えている販売員は、売り上げが悪いはずです。

しかし、商品の説明だけで、30分、1時間、2時間と会話を続ける事は至難の業ですから、世間話をしなければなりません。

お客様と友達になるつもりで、販売員は自分の事も話しながら、一番大事な事はお客様の情報を聞き出す事です。

「何処にお住まいで、どんなお家で、ご家族は何人で、どんな趣味をお持ちで、職業は何をされているのか、どんな車に乗っておられるのか」等、話し出したらきりがないほどです。

ですから、優秀な販売員は一人のお客様に時間をかけてゆっくり接客をしているものです。

そして必ず、見積書を書いています、それもかなり沢山の商品をまとめて書いています。

見積もりした商品を全部買っていただける訳ではないのですから、少しでも多くの商品を見積もりしておいたほうが、買っていただける点数が増えるわけです。

ゆっくり時間をかけて接客し、見積書を書いて、運がよければ今日買っていただけるような人間関係が出来るかもしれませんが、金額が大きくなればなるほど難しくなります。

ですから、欲を出さないで「他店も回ってみてください、値段には絶対の自信がありますから、他店の価格と比べてみてください」と言いながら、見積書を封筒に入れてお渡しするのがいいと思います。

しかし、アウトレット商品はほとんどが現品限りでありますから、予約して置かないとなくなってしまいます。

ですから、お客様に「予約をしておきますが、何日までにご返事ください!」と言って電話番号を聞かなければなりません。

日時が来ても、御来店してくれないとか、御返事がない場合は、こちらから電話をして返事をいただかなければいけないからです。

接客の内容が良ければ、ほとんどのお客様が帰って来てくれます。

そのように、見積もりをして後日帰って来ていただいたお客様の平均単価は、かなり高額になるはずです。

ですから、平均単価の低い店舗は「せっかちな接客をしている、今すぐ売ろうと強引な接客をしている、お客様の滞在時間が短い、すぐお客様が帰る為いつも店内が淋しい」等の特徴があるはずです。

「今日の売り上げ目標」と言わないで、「今日の見積もり目標」と言うべきだと思います。

「お客様の喜びの創造」を経営理念にしているビッグウッドの販売員さんは、お客様に対して優しい接客、丁寧な接客を心掛けるのが当然ですよね。

お客様の平均単価=お客様の満足度=お客様の喜びの度合い=販売員の努力と熱意

平均単価は販売員のレベル、店舗のレベル、会社のレベルをあらわします。

平均単価をあげるコツは、お客様と楽しい会話を少しでも長くする事です、出来れば笑い声を入れて、、、

「接客」とは、本当に素晴らしい仕事です、色々な人と会話が出来て、楽しい時間をすごす事が、商品の販売につながり、その利益で我々は生活ができる訳ですから!

皆さん、もう一度自分の接客を見直してみる良い機会だと思いますので、参考にしてくださいね!


                            株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟 

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今日は、「53歳親父の独り言」と言う題で話したいと思います。

私は、今年53歳になりました。

人間の一生を大きく区分けすると「幼年期、少年期、青年期、壮年期、熟年期、老年期」大きく6つに分かれると思います。

53歳と言うのは、熟年期だと思いますが、労働年数で考えると働ける年数はあと少ししかありません。

体力的には、かなり弱ってきていますが、気力は充実している時期だと思います。

残された数年で何が出来るか、最後の仕上げの時期でもあります。

私は、27歳で独立して家具屋を創業しました。

26年間一生懸命働いて、仮にもFC店も含めると30店舗のチェーン店の経営者になる事ができました。

26年と言うと、本当にいろいろな事がありました。

波乱万丈であったように思いますが、過ぎてみると良い事も悪い事も、すべていい思い出になっています。

26年の間に、色々な人を我社の社員として採用し、縁を結ぶ事が出来た事には、心から感謝しております。

色々な人に関わって、その人の人生を左右するような重大な立場に立っていることを忘れた事は一度もありません。

今までに入社していただいた社員さんは、私にとっては子供以上に大切な存在でありました。

なぜかと言うと、自分がやりたい仕事の手助けをしてくれる存在であるからです。

私と縁を結んでくれた、ありがたい人達を全員、幸せにする事が私の責任だと思っています。

26年の間に、多くの方が入社し、多くの方が退社されましたが、退社された方達には本当に申し訳ないと思っています。

私の力不足で、会社に残る事ができなかった訳ですから、、、、

収入の面でも、やりがいの面でも、自己実現の面でも、充分に応える事が出来なかった私の責任だと思っています。

しかし、現在も働き続けてくれている社員さんも沢山います。

その社員さんの為に、私の残った数年の「労働年数」を捧げたいと思っています。

どれだけの事が出来るかわかりませんが、精一杯の努力はすべきです。

自分の作った会社が、将来何十年、何百年続くかわかりませんが、出来る限り生き続けてもらいたいと願うのは、創業者であれば誰しも同じではないでしょうか?

この会社の将来を支える、次の世代の方達の為に、この会社を良くしておきたいと思うのは、現役幹部の大切な仕事だと思います。

脈絡のない話をしてしまいましたが、53歳親父の独り言だと思って許してください。

                                                              株式会社 家具アウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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