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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は「なぜ、現品売りなのか?」と言うことについてお話します。

一般的な家具屋さんは、「現品売り」をしません。

なぜ現品売りをしないのかと言うと、展示商品を売らないで、新しい商品を取り寄せて配達すると言う習慣があるからです。

当然、展示商品は長期間、展示したままになりますから、売り場全体の鮮度が落ちてきます。

お客様にとっては、いつも同じ場所に同じ商品が展示してあれば、売れていないと言う印象が残るはずです。

そして、商品自体の鮮度が落ちてきますから、展示している商品を見ても欲しくならないのです。

いくら新しいりんごを取り寄せますからと説明しても、腐ったりんごを見て購買意欲がわく訳はないと思います。

ビッグウッドは、20年前まで一般的な家具店でしたので、他店と同じ商品を展示し、当然「現品売り」をしていませんでした。

大型店との競争に巻き込まれて、売り場が狭く商品力のないビッグウッドは、倒産寸前まで追い込まれました。

大型店と同じ商品を、同じような価格で販売したのでは勝てる訳がないので、お客様に支持されなくなったのです。

20年前、ビッグウッドは差別化をするために、アウトレットの商品を展示するようになりました。   

するとお客様に喜んでもらえるようになり、たくさんのお客様が支持する店に変化したのです。

アウトレットの商品は「現品限り」の物がほとんどですから、当然「現品売り」をするようになりました。

そうする事によって、売り場は常に新鮮になり、すぐに商品が入れ替わるような家具店になったのです。

お客様から「いつも違う商品が並んでいるので見に行くのが楽しい!」と喜びの声を聞けるようになりました。

しかし20年前でも、全商品をアウトレット商品にすることは不可能でしたから、プロパー商品もかなり展示していました。

しかし、プロパー品でも本数を限って仕入れて「現品売り」をしていたので、商品は入れ替わっていたように思います。

「現品売り」をすることにより、色々なメリットがありました。

例えば、商品陳列する時に検品が出来るのでクレームが減りました。

又、配達の日程が決めやすく、すぐに配達に行けましたし、お持ち帰りもしてもらえました。

納期遅れのトラブルも起きませんし、クレームが減ることによって私に時間の余裕が出来、社長本来の仕事が出来るようになりました。

そして、店舗在庫の回転率まで良くなり、支払いのお金に困ると言う事がなくなりました。

良い事ずくめではありましたが、いちいち展示すると言う手間が大変でした。

それと販売機会が喪失すると言うデメリットもありました。

しかし、メリットのほうが断然大きいと思います。

今にも倒産しそうな家具店が、繁盛店に生まれ変わったのですから!

150坪の倉庫のような店舗で、一ヶ月2000万円以上売り続ける事が出来たのは「現品売り」に徹したからだと思います。

恐るべし「現品売り」であります。

          株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟











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今日は「人材育成」について話したいと思います。

我々中小企業は、人材不足だと言われますが優秀な人材を育成するにはどうすればよいのでしょうか?

人材育成は、いつの世も「永遠の課題」といわれていますが、私の「人材育成」に対する考えをお話したいと思います。

27歳で独立し、いろいろな人を採用し育ててまいりましたが、私の経験では人間の能力にはあまり差はないのではないかと思います。

京セラの稲盛会長が、人生の結果(仕事の結果)=考え方×能力×熱意 であると言われています。

能力の差よりも、考え方や熱意の差の方が遥かに大きいと言うことです。

考え方には、プラスからマイナスまでありますから掛け算すると全てがマイナスになる恐れもあります。

熱意にしても、毎日の積み重ねですからものすごい差が生まれてきます。

要するに、優秀な人材を育てるためには「考え方」と「熱意」を教育する事が大切と言うことです。

先ず「プラス思考の正しい考え方」を教える必要があります。

「チャレンジ精神」とか「失敗を恐れるな」とか「勇気ある行動」とか色々言われますが、「現状から一歩踏み出す」と言う努力を身に着けるように指導しなければなりません。

そして、会社であれば「経営理念」をしっかり教えて、価値観を共有できる人材を育てるべきです。

「お客様に喜んでいただくためにビッグウッドは存在すると言う理念を持ってもらう事」、「好き嫌いで人を評価しない公平な考え方」、「相手を思いやる優しさ」等を持ってもらえるような教育をしなければなりません。

人が人を教育すると言うことは、とても難しいことです。

皆から尊敬されているような人でも、人を教育すると言うことは並大抵の努力ではありません。

まして同年代のスタッフや年上のスタッフを教育するとなると、ものすごい熱意が必要です。

スタッフの事を真剣に考え、大切にする事から、突破口を開いていくのが自然ではないかと考えます。

教育する内容が同じでも、人間関係が出来ているかいないかでは天と地の差があるはずです。

人間関係を良くする方法は、最初に相手の良い所を尊敬し好きになる事から始まります。

そして相手をとても大切に思うようになったら、相手の将来の事まで心配出来るようになります。

本当に相手の事を心配出来るようになったら、厳しい助言や教育も出来るようになるはずです。

「人材育成」とは、人間関係と密接な関係があると思います。

ですから、教育したいと思ったら、相手と良い人間関係を作って、相手を大切に思って、相手の将来まで心配出来るようにならなければだめです。

誰でも、熱意(火種)は持っているのです。

その熱意(火種)に火をつける事が出来るかどうかが、「人材育成」できるかどうかの鍵だと思います。

優秀な人材が、優秀な人材を育成することが出来るわけですから、全てはトップ達の責任です。

人材がいないと嘆かれている会社では、トップ達が自ら勉強して自己啓発し、優秀な人材になるしか方法はないでしょう。

火種に火をつけると言う努力を、自分の部下に行い、その部下がまたその部下に実行出来るような社風を作り上げる事が「人材育成」の要諦だと思います。

              株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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今日は、「価格競争」について話したいと思います。

去年から始まった経済不況により、今年はさらに厳しい「価格競争」が展開されています。

食料品から、衣類、不動産まで激しい値下げ競争が行われておりますが、デフレが止まらない状況です。

家具業界でも、激しい価格競争が行われており、大型チェーン店、ディスカウントショップ、アウトレット専門店、インターネットショップ等が凌ぎを削っています。

我が社も家具のアウトレット専門店として、何処にも負けない価格を創造すべく頑張っていますが、商品の価格について私なりの考えを話したいと思います。

商品価格=商品代+接客サービス+配送サービス

家具業界の場合は、接客と配送と言う業務が必ず発生しますから、お客様にとっては全部ひっくるめて商品価格と思われているはずです。

という事は、いくら商品そのものの価格が安かったとしても接客や配送が良くなければ、総合的に価値がないと言う事になります。

商品の価格には、付加価値が含まれますので総合的にお買い得感がなければ、お客様は支持してくれないはずです。

そうすると、接客、配送と言う付加価値をいかに価値のあるものにするかが勝負だと考えます。

特に配送業務におけるサービスは、ピンからキリまで大きな差があると思います。

例えば、イケアのように配送業者に任せて、自社では責任を取らない所もあれば、インターネットショップのように玄関で受け渡しのところもあるし、家具専門店のように部屋まで配送し、古い家具を引き取るサービスをしているところもあります。

当然、配送と言う付加価値が商品価格に含まれてきますので、お客様が高いと感じるか安いと感じるかは、配送サービスの内容によって変わってきます。

実は、ビッグウッドは最終的に生き残るために、この「配送サービス」がとても重要であると考えております。

なぜかと言いますと、いくら価格競争が激化して安くなったとしても、配送サービスが低レベルであればお客様は満足しなくなると思っているからです。

ですからビッグウッドの配送スタッフは、全て自社社員で構成されています。

「お客様の喜びの創造」という経営理念に沿って、お客様に本当に喜んでもらえる配送を目指し努力しております。

商品の価値だけではなく、サービスの価値を高めることによって、他社が真似の出来ないオンリーワン企業に成長しようとしています。

4年前から古い家具の無料引取りサービスを始めて、昨年から下取りサービスにレベルアップして頑張っています。

お客様が最も喜ばれるサービスを探し出し、最高の付加価値をつけて商品を販売する事が、この「価格競争」に勝利し生き残る為の最良の方法であると考えています。

お客様の為に、なくてはならない企業になるために、今後も更に喜んでもらえるサービスを考え出し、実践していくつもりです。

ビッグウッドの価格をもっともっと安くする為に付加価値を高めて行こうと思います

家具業界の皆さん、堂々と「価格競争」をして勝ち抜く努力をしましょう。

             株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、「手帳」についてお話していと思います。

商業界と言う雑誌の中で、ワタミ(株)の渡邉美樹会長が「夢を実現する手帳の極意」と言う内容の文章があり、共感しましたのでご紹介したいと思います。

「夢に日付を」

こういう厳しい時代だからこそ、手帳が大きな意味を持ちます。

手帳は夢を実現するための設計図であり、自分を見失わないための航海図だからです。

目標を設定し、それを実現する日付を入れ、逆算をして今日の現実を明確にして行動に移す。

それは夢にゴールする日を決めて、その日までの日数で割ることで、今日やるべき事を明確にすると言うことです。

私の手帳は、目標設定したらそのままスムーズにいかないのが前提になっています。

つまり、その日の行動を必ず見直して反省し、計画修正すると言う手帳です。

うまくいかないのが世の常ですが、目標を変えてはだめです。

目標と日付を変えないで、その道筋を変えればいいのです。

「夢に本気になる」

目指すべき姿、つまり理想がなければ問題は生じません。

全て現状を受け入れてしまえば、何も問題を感じる事がないわけですが、そこには進歩も成長もありません。

理想と現実のギャップが問題なので、そのギャップを埋めるために人は努力します。

ですから、進歩しようと思ったら、あるべき姿=夢を持つしか方法はありません。

人間は強く思わないと行動を起こさない生き物です、ですからどれだけ強く思ったか、どれだけ本気になれたかが夢の実現に近づく原動力とまります。

その為の航海図が手帳です、何処にいつまでに行くのかと言う事において、航海も夢の実現も、まったく同じです。

「夢を現実にした自分をイメージする」

イメージする事が非常に大切です。

5年後や10年後の自分の姿を強くイメージするわけです。

人の意志という物はそれほど強くない物です、だからイメージする、つまり最終の形を一日に何度もイメージすることで、それが潜在意識にすり込まれます。

そうすると、無理しなくても努力できるようになるのです。

イメージ出来るならば、それは必ず実現できる夢なのです、そう信じてください。

「いつか日付をつける夢に向かって」

日付をつけた夢を行動に変える上で、自分に課していく事を手帳に記入します。

毎日、毎週やることは絶対に変えてはいけません、やらなければならない事は手帳にすべて明確になっていますから、それが達成できたら消して行きます。

それでも出来なかったら、翌日の箇所に転記します、それでも出来なかったら翌々日、それでも出来なかったら、翌週のところに転記します。

出来なかったことは、絶対に消さない、それは自分に対して絶対に妥協しない、決してあきらめないと言うことです。

夢を実現するためには、まず、何をしたいか、何を強く思うかが最初の一歩です。

それがなければ手帳を持つ必要がありません。

強く思うことは何でもいいのです、強く思えば、必ず実現する。

その為のツールが手帳です。

いかがですか皆さん、25歳で独立して51歳で東証一部上場の大企業に成長させたワタミ(株)の渡邉会長の話でした。

実は私も手帳を携帯しておりますが、夢を実現すると言うことは手帳を持つことから始まると言う説には、納得させられました。

             株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟



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遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今日は、「2010年家具業界の予測」と題しまして、話したいと思います。

家具業界の専門誌に「ルームファニシング」と言う雑誌があるのですが、新春号で「トップリーダーが予測する2010年家具、インテリア業界」と言う題で編集されていました。

「2009年を振り返って景気をどのように判断しますか?」と言う質問に対して、家具関連業者150社に対しアンケートをとったところ、、、、、

「悪かった」と答えた業者がなんと、93.7%であったそうです。

さらに2010年の今年の予測はと言うと、情けない話ばかりで読んでいて腹が立ってきました。

確かに、厳しい経済環境ではあると思いますが年の初めの挨拶で、こんな事しか言えないのかと、あきれてしまいました。

勝負をするのに、する前からすでに負けているような状態です。

どんなに景気が悪くなっても、デフレになって価格競争が激しくなっても、その時代に合った経営方針があるはずだと思います。

業界を代表するトップリーダーが、揃いも揃って情けない事しか言えないようではどうしようもないですね。

日本の家具業界は一部の勝ち組企業を除いて全滅するのではないかと思うほどです。

「時代と共にお客様の価値観が、変わった事」をいかにも悪い事のように愚痴を言っているようでは、経営者としては失格でしょう。

お客様のニーズをすばやく察知して、それに答える物を提供していくのが我々経営者の仕事だと思います。

デフレ結構、価格競争結構、不景気結構じゃないですか!

その時代その時代に合った経営感覚を身に着けていなければ、会社は存続出来ないですよ。

本当に、今、お客様が望んでいる商品、サービスを提供することが生き残る為の絶対条件でしょう。

日本の家具メーカーさんにしても、もっとグローバルに物を考え、他の業界のメーカーさんがいかに努力しているかもっと勉強すべきですよ。

卸屋さんにしても、直接お客様の声を聞く仕組みを作らないと、ピントの外れた商品ばかり提供しても小売店さんはどうしようもないですよ。

小売店にしても、お客様の要望を聞きながら自分達の都合で、お客様の気持ちを無視していたのでは、誰も来なくなりますよ。

我々企業は、お客様のために存在している訳で、支持を得られない場合は退場するべきです。

あるいは、過去の業態を見直し新しい業態に変化するか、価格とサービスの見直しをするか、顧客管理を徹底し満足していただくか、、、、

あるいは、全てをやり遂げないとお客様の支持は得られないかもしれません。

要するに「改革」をすべき時です!

今までの家具業界のままでは生き残れないのが、現実です。

変化することは、決して苦しいだけではありません。

夢を持って、楽しく変化すればお客様も喜んで帰って来てくれると思います。

家具業界の皆さん、皆で生き残りましょう!

松下幸之助さんが言われていた「好況よし、不況さらによし!」の精神で頑張りましょう。

我が社も今年は「飛躍の年」だと思って改革を実行します。

今年のキーワードは「チェンジ、チェンジ、チェンジ」で行くつもりです。

成功のキーワードは「お客様と一体となる!」です。

本年も宜しくお願いいたします。

               株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟


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今日は、来年「2010年の経営方針」についてお話したいと思います。

ビッグウッドも26歳を迎える事になりました。

私が今年で53歳になるのですが、今まで生きて来た人生のちょうど半分をビッグウッドと共に過ごしたことになります。

長いようで、あっという間の短い時間だったように感じます。

前置きは終わりにして、今年の年度方針を書きたいと思います。

一言で言えば「改革」です。

日本一の家具アウトレット専門店になるために、今年一年、懸命に「改革」をすると言うことです。

第一に、「商品改革」ですアウトレット商品を増やし、出来るだけプロパー商品を減らすという事です。

B品、換金商品、旧型品、倒産品、自社コンテナ商品の増加を目指す。

他社との差別化、集客増員、粗利率の改善を成し遂げるにはどうしても、商品改革が必要です。

今年の最重要課題です。

第二に、「物流システムの改革」です。

これは、ビッグウッドが今後、成長発展していくためには新しい物流の仕組みが必要であるからです。

第三に、「サービスの改革」です、現在下取りサービスを実施していますが、もっと                
     いろいろとお客様に喜んでもらえるサービスを考えていかねばなりません。          
 

第四に、「情報伝達の改革」それぞれの部署の人達がすばやく情報を手に入れる仕組みを作り上げたいと考えています。  

第五に、「仕入れ改革」ですが、計画発注の仕組みを考えて行きたいと思います。

自社コンテナの商品を欠品しないとか、デッドストックを作らない様にする為に是非必要です。

第六に、「経営理念に対する意識改革」をお願いしたいと思います。

ビッグウッドの経営理念「お客様及び全従業員の喜びの創造」「企業の再生支援を通じて社会に貢献する」この二つの理念の意味を全従業員が理解し実践できるようになりたいのです。

第七に、「在庫の改革」です

各店舗が在庫回転率を考え、適正在庫になるよう在庫削減に取り組む事が必要です。
なぜかと言うと、在庫と言う物は多ければ良いというものではないのです。

売り上げが悪い店舗は、売れない在庫が多いと言うのが現実で、古い商品がその店の鮮度を落としており、店舗の魅力を半減しているからです。

第八に、「業務マニュアルの作成」です。

接客マニュアル、配達マニュアル、サービスマニュアル、店長マニュアル等の作成を今期中に完成させる事が必要です。

なぜかと言うと、お客様に喜んでいただくためには、高いサービスの標準化が必要であり、店舗価値の標準化をしなければ、お客様に迷惑がかかるからです。

第九に、「店長の育成」です

多店舗展開していく上で、店長の育成が急務となってきていますので、「店長養成講座」を作って、店長資格を所得する仕組みが必要です。

以上の「九つの目標」を達成できるよう、全社員の皆さん宜しくお願いします。

来年はビッグウッドにとって「飛躍の年」になるのでは?
という予感がしています。

今年のブログはこれで終わりますが、一年間読んでいただいた方には、心から感謝いたします。  ありがとうございました

又、来年も宜しくお願いします。
            
              株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟




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今日は、「仕事は自分で作るもの」という話をします。

我々中小企業に従事する者は「自分で仕事を作り出し、自分で責任を持って成し遂げる」と言うスタンスで仕事をしなければ何事も成しえません。

ところが、会社から与えられた仕事、上司から命令された仕事だけしかしていない人達が存在しています。

もし、あなたがそのような「指示待ち人間」であるならば、中小企業では働いても意味がありませんので、公務員に転向するか、大工場のような所で働いたほうが良いと思います。

中小企業では、一人ひとりが事業主のような気持ちで、全体を見渡し自分のすべき仕事を、自分で考え実行できなければ意味がありません。

なぜかと言うと、中小企業とは、将来の自分の為に自己を磨いて、自己成長をする場所だからです。

大企業と違って、中小企業は会社全体の流れがわかり易く、仕事のノウハウも覚えやすく、又自分のしたい事も出来る土壌があります。

そして、社員の数も少なく一人の社員に任せる仕事の領域が大企業に比べると、とても大きく深いのです。

ですから、自分のやりたい仕事や新しいアイデアも実践できる可能性が、大企業や公務員に比べると比較にならないほど大きい訳です。

そのような職場でやりたい事が出来る環境にいるにもかかわらず、自分で仕事を作り出すことが出来ない人は、人生を無駄に過ごしているとしか言いようがありません。

すぐに、転職することをお勧めします。

仕事とは、人生の大半の貴重な時間を費やするものであり、面白くなくてはとても苦痛になる物です。

「人生の貴重な時間」を、「生活する為だけのお金」と引き換えにするのは、あまりにももったいないと思いませんか?

自分で考えたアイデアや、仕事のやり方、方法を会社全体に浸透させたり、全社員が共感してくれる様な場所は、中小企業が最高だと思います。

そして、自分が会社を変える、成長させる、進化させると言う意気込みがあれば、将来会社のリーダーとして活躍することも可能です。

「自分の仕事は、自分で作る」と言うことが先ず第一であり、見渡せば改良改善すべき点が山のようにあるのが、中小企業であります。

中小企業で働かれている皆さん、良い修行の場であると考えて仕事を考え出してください。

「必ず、将来自分のためになる!」と断言しても過言ではないと思います。

         株式会社 家具のアウトレット ビッグウッド 杉浦眞悟





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こんにちは、2009年も終わりに近づいて来ましたが、今年は皆さんにとってどんな年だったでしょう。

今年は、本当に色々な出来事がありましたね。

リーマンショックによる世界経済の悪化から始まって、日本では円高による輸出企業の業績悪化、失業率の悪化、デフレスパイラルによる物価の下落など、我々中小企業にとっては、極めて厳しい年でありました。

ビッグウッドにとっては、今年は改革元年であったと思います、2009年年度方針を「全社一丸となった経営」とし、全社員が愛社精神を持ち、会社を良くして行こうと頑張った年であったと思います。

又、部長、課長、エリア長、店長をはじめとする20代から40代の若手社員が、ビッグウッドを自分たちの会社であると認識しはじめて、改革を始めた年であったと感じています。

我々50代の経営幹部は、世代交代の時期を迎えつつあると感じております。

優秀な部下を育成し、自分がやってきた責任ある仕事を部下に引き継ぐと言うことは、喜ばしいことである反面ちょっと寂しいものです。

しかし、会社と言う物は変化、進化していく物であり、役割も若い世代に交代していく物であります。

時代に合った経営を行うことが、生き残る最善の方法であり、成長発展する唯一の手段である事は、誰しも理解しているはずです。

しかし、過去の成功体験をなかなか忘れることが出来ない我々幹部社員は、変化することを恐れる傾向があります。

改善、改良を積み重ねて行くことは、過去の成功を打ち消し将来の成功を見出すことであります。

「昨日までの成功は、明日の成功を約束しない」と誰かが言っていましたが、本当にその通りだと思います。

ですから、世代交代が行われなければ会社は衰退すると言うのも当然です。

しかし、世代交代するためには優秀な部下を育てる必要があり、自分たちが築いてきたノウハウや技術を引き継いでもらわなければなりません。

最も大切にしなければならない物は、経営理念でありビッグウッドの創業の精神であります、これは不変の物であり羅針盤でもあります。

どんなに時代が変わっても、「お客様の喜びの創造」という精神は永遠に不滅であるべきでしょう。

我々経営幹部は、次の世代の人たちに「変えなければいけない物、変えてはいけない物」を両方伝えなかればいけないと思います。

改革とは、「喜びを作り出すために苦しむことである」と言う名言の通りではないでしょうか。

皆さんも、将来の成功のために苦しんでください。

            株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟






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今日は、長い間ご無沙汰しておりました、すみません。

毎週ブログを書こうと思っていたのですが、なかなか出来ないものですね!

自分の意思の弱さを反省するばかりです。

ところで、今日は「使命」についてお話したいと思います。

人間は、誰でも「使命」を持って生まれてくるものだと思います。

意味もなく、生まれてくるのではなく、成すべき「使命」があるはずです。

自分の場合は、「家具業界に新しい業態を作り出すと言う使命」をもって生まれてきたのだと思います。

新しい業態とは、「家具のアウトレット」であり、日本の物流が変化していく中で必要に迫られて生まれてきた業態です。

何かの縁があり、私がその業態を日本に広める事になりました。

しかし、たまたま私が選ばれただけで、私以外の誰でも良かったわけです。

と言う風に、人間にはそれぞれの「使命」があるわけですから、自分の「使命」に気がつく事が大切だと思います。

私が気がついたのは、40歳を過ぎてからの事ですから、情けない話です。

しかし、「使命」に気がついたならば何が何でもやり抜かなければなりません。

自分が生まれてきた意味を知ったからには、死ぬまでやりぬく覚悟を持つべきだと思います。

もっと早く自分の「使命」に気がついていたならば、もっと違った人生が送れたのにと後悔する暇などありません。

おそらく、「使命」に気がつく時期も運命で決まっていたのかもしれません。

ただ、「自分は何の為に生まれてきたのだろう?」と言う疑問を若い時から持っていると、いないとでは人生が大きく変わると思います。

是非皆さんも、自分の「使命」はなんだろうか?と言う疑問をもって生きてみてください。

必ず、見つかるはずです!

         株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟

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今日は、先週に引継ぎ「家具屋の常識をぶっ壊せ第二段」をお話したいと思います。

家具屋さんの常識の中に、配送料というのがあります。

商品を買っていただき、お届けする為の料金ですが、家具は一応にして大きい物が多いですから、一人では配達が難しいので、二人で行います。

当然、人件費が発生しますので、もし配達に一時間かかれば二人で2000円はかかります。

また、トラックにかかる経費や、燃料代を計算するとかなりのお金がかかることになります。

ですから、配送料をお客様からいただくのは当然であるという常識ができたのです。

しかし、お客様から考えれば商品を購入しても自分で持って帰る事が出来ない訳で届けるのは当然であると言うことになります。

需要と供給のバランスを考えれば、現在は買い手市場でありますからお客様の考え方で、物事を考えなければ商売は成り立たないわけです。

そうすると、配達料をいただくのは間違いであると言うことになります。

10年前までは、配達料をいただくのは当然でありましたが、現在は送料無料が当たり前になっています。

ですから、いまだに家具屋の常識にとらわれて配達料をいただいているお店は、お客様から支持されないと言うことです。

さらに、新しい家具を買うお客様は大抵古い家具を持っていますから、新しい家具を買う為には、古い家具を廃棄しなければ買うことができません。

家具屋の常識では、古い家具を引き取る時は引き取り料をいただくのが当たり前でありました。

と言うのも、古い家具を引き取れば、それを家具屋さんが廃棄しなければならず、廃棄料が発生するからです。

ですから、家具の種類にはよりますが、2000円から5000円ぐらいの引き取り料をいただくのが常識でした。

しかし、お客様の立場から考えれば、新しい家具を買えば当然古い家具は置き場がなく、引き取ってもらわなければ買うことができないと言う理論になります。

となると、家具店は古い家具を引き取って当たり前、引き取り料をもらえないと言うことになります。

さらにお客様の立場で考えれば、引き取った古い家具をリサイクルとして販売すれば、家具屋は儲かるのではないかと思うかもしれません。

であれば、買い取ってくれてもいいんじゃないかと言う考えがあるかもしれません。

自分が、お客様の立場になって家具を買う時にはどういう気持ちになるか想像すると、確かにそのとうりではないでしょうか。

そうすると、お客様が気持ちよく新しい家具を買うためには、古い家具を下取りしてあげる事が一番良いのではないかと言う結論になります。

すると、我々家具店は「無料配達、無料引取り、下取りサービス」が当たり前のサービスになる訳です。

家具屋さんの常識では考えられない様なサービスが、お客様から考えればいたって当然であると言うことになります。

さらに、お客様が考えている通り、古い家具を再販すればゴミ代も節約できるし、いくらかお金も入ってきます。

さらにエコ対策としても、地球温暖化防止対策としても家具を燃やさない事で協力できる訳です。

色々なアイデアが生まれてくる為には、常識をぶっ壊すことから始まるのだと思います。

皆さんも、もう一度自分たちの業界の常識を見直してください。

お客様の視線で物を見る事から、常識に対する疑問がわいてくるはずです。

          株式会社 家具のアウトレットビッグウッド 杉浦眞悟

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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