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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今日は「購買方法の大転換」という内容で話したいと思います。

今、我々小売業にとって大きな時代の変化が起こっており、「お客様の購買方法の大転換」が発生しております。

どういうことかと言いますと、インターネットの発達によってお客様の商品を買う方法が変わってきているのです。

我々のような家具小売業界でも、大きな変化を感じております。

以前は、商品を買う場合いろいろな店舗を見て回って、自分が欲しいと思う商品を見つけ出し、その商品が一番安いお店で購入するというのが常識でした。

ところが、最近のお客様はまずインターネットで自分の欲しい商品を探し出し、その商品を展示してある店舗に見に行きます。

しかし、その商品を気に入って購入しようと思っても、そのお店では買わないのです。

自宅に帰って、その気に入った商品を価格ドットコムで探し出し、一番安く売っているネット業者で購入するのです。

要するに、実店舗は見て確かめるだけのショウルームになってしまっているのです。

家具などの高額商品は、特に実店舗で即決することはありません。

この傾向は日に日に多く見られるようになって来ています。

特にメーカー品などは、何処で買おうが商品自体が同じですから一番安い所で買うのが得だからです。

この現象は、日本経済が15年以上デフレに苦しんでいる理由の一つでもあると思います。

将来を考えると、益々この傾向は大きくなり実店舗の存在自体が危ぶまれる時代になるでしょう。

スーパーなどの低価格商品にしても、宅配システムが発達して来ており、ネットで食品を買う時代が到来しております。

まして我々のような高額商品を扱う家具店では、真っ先に影響を受けるでしょう。

これからのお客様の消費行動を予測すると、実店舗で何処でも買えるメーカー品等を取り扱うことは「ショウルーム化」する事を覚悟しなければなりません。

ネットで売っている商品は、ネットの価格より安くなければ売れない時代が来ています。

要するに実店舗で販売するものは、ネットでは売っていない商品か、ネットより安く売れる商品でなければ売れないということになります。

日本の家具メーカーも、自社のネット販売で一般消費者に直接売ることを考えてきております。

この流れは止めようもない現実ですから、メーカーに文句を言っても仕方がないでしょう。

では、我々実店舗の小売店は一体どのように差別化しなければいけないのでしょう!!!

1.販売する商品の差別化

ネット販売で買えるものであれば、価格競争が激しく、ネット業者より安く販売すると粗利益が激減して実店舗を経営することが出来なくなってしまいます。

ですから、現品限りの商品(同じ価格で販売することが出来ない商品)を取り扱うべきです。

2.ネット販売の弱点は、商品配達です。

ネット販売では、運送業の配達になりますが玄関渡しが原則で、部屋の中まで運び入れてはくれません。

もし大きい家具であれば「ツーマン配達」のサービスもありますが、配送料が高額ですからネット業者は利益が取れなくなるので嫌がります。

実店舗の配送であれば、「ツーマンで配達」しても配送経費が安く抑えられます。

まして古い家具を引き取るサービスは、実店舗の配送でなければ出来ないでしょう。

3.対面販売による人間関係

ネット販売では、商品説明が書かれてありますがより詳しい説明を求める為には、メールや電話をしなければなりません。

対面販売では、詳しい説明も聞けますし、取り扱い方法やアフターメンテナンスの方法も聞くことが出来ます。

また、販売員さんの笑顔やホスピタリティーに触れることも出来ますし、信頼関係を築くことも可能です。

以上の3つの差別化を徹底して行ってこそ,実店舗の生きる道が開かれるのです。





















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今日は「生活の中心におくべき原則」について話したいと思います。

正しい原則を自分の生活の中心におけば、自分の安定性、知恵、力を開発していく為のしっかりとした土台を得ることになります。

原則とはそういう一貫した生活の中心になり得る唯一のものであります。

原則中心の場合、ころころと変わる人やものに頼るような中心とは違い、安定性は原則の不変性に基づくものであります。

原則は何に対しても一切反応することはありません。

怒ることもなければ、私達に対する態度や接し方を変えることもありません。

原則は深い基礎的な真理であり、全人類共通のものであります。

原則中心の生活から生まれる個人的な力は、自覚と知識を持ち、他人の行動、態度や環境、状況の影響に制限されない主体的な人間の力であります。

原則は必ず作用し、その自然な結果をもたらすものであります。

原則と調和された生活をすれば、良い結果が得られるのです。

原則を無視すれば、望ましくない結果を被ることになります。

時代を越えた不変的な原則を自分の生活の中心におくことにより、効果的に人生を営むために正確な基礎的なパラダイム、ゆがんでいないレンズを持つことが出来ます。

原則を中心に持つことで、初めて他のあらゆる物事をバランスよく見ることが出来るようになるのです。

そこで皆さんは、原則とは何なのか? という疑問が出てきたと思います。

原則とは、「誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制」であります。

「成功」といわれるような人生には、その裏付けとなる原理原則があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外に、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はないとベンジャミン、フランクリンは教えています。

この原則中心に生活することが、「人格主義」と呼べるものであります。

「成功」についての書物を二百年分さかのぼってみると、その中に驚くべき傾向が隠されていることがわかりました。

最近の五十年間の「成功」に関する文献の内容は、自分自身の抱えていた問題や仕事で接してきた人たちの心の痛みを考えると、それはその場しのぎの表面的で薄っぺらいものにすぎないということでしありました。

これらの文献は成功するためのイメージの作り方、テクニック、あるいは応急処置的な手法を説明しているだけだったのです。

鎮痛剤やバンドエイドのようにうわべの症状に対応し、その問題を解決しているかのように見えますが、それは一時的なものに過ぎず、その問題のそのものにある慢性的な原因には全く触れていないのです。

その為、その問題が何度も再発することになるのです。

こうしたアプローチを「個性主義」と呼ぶことにします。

この個性主義では、「成功」は個性,イメージ,行動,態度,スキルなど,人間関係をスムーズにする手法やテクニックから生まれるものだと考えます。

そしてこの個性主義は基本的に二つのアプローチに分かれています。

一つは人間関係や自己PRのテクニックであり、もう一つは積極的あるいは前向きな考え方と姿勢であります。

これらの哲学は、「成功は態度で決まる」「笑顔は友達を作る」「念ずれば道は必ず開かれる」などのうたい文句で表現されています。

そのほかにも個性主義の中では、明らかに人を操ったり騙したりするための方法論を展開する文献もありました。

それは人に好かれるためにテクニックを使い,あたかもその人の趣味に興味を持っているかのようなふりをしたり,あるいは強圧的に相手に脅したりして、都合良く人を利用して人生を過ごすように進めていたのです。

しかし、自分の人格に基本的な欠陥、二面性,あるいは不誠実さを持ちながら,テクニックや手法だけで人を動かしたり、仕事をさせたり、士気を高めようとしたりすれば,長期において成功することは出来ないのです。

いずれは、その二面性によって相手に不信感が生まれ、いくら人間関係を改善させる為のテクニックを使ったとしても、それはすべての相手を操ろうとしている行動にしか見えないのです。

信頼という土台がなければ、永続的に成功することはありえません。

基礎となる「人格」の良さがあって初めて、テクニックが生きてくるのです。

だから、テクニックだけに集中することは、学校で詰め込み式の勉強を繰り返し、中身を丸暗記しようとするようなものであります。

その一方はじめの百五十年間の文献はそれとは著しく対照的なものであり、「人格主義」と呼べるものでありました。

人の成功や人間関係においても、最終的にはこの「原則」が必ず作用することになるという考え方です。

つまり、人に成長も人間関係も自然のシステムであり、「農場の法則」が支配しているのです。

あなたに本当の誠実さや人格の良さがなければ、人との関係において大きな問題に直面した時、あなたの本当の動機が表面に表れ,その結果,人間関係が壊れ,それまで得ていた見せかけの「成功」を失ってしまうことになるでしょう。

表面的な「成功」(才能などに対する社会的評価)に恵まれた人の中でも,こうした「真の成功」(優れた人格を持つこと)を達成していない人もいます。

私たちには、人格を良く知っているがために絶対的に信頼をおいている相手が必ず存在するはずです。

その人が雄弁であろうがなかろうが,人間関係のテクニックを知っていようがいまいが関係なく,私たちその人を信頼して,一緒に働くことが出来るのです。


以上がスティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」からの原則についての文章です!

私も大変勉強になりました。

皆さんも読んでみてください!



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今日は「生活の中心におくもの」という題で話したいと思います。

全ての人には中心があります。

しかし、自分の中心を意識することはないし、またその中心が自分の人生に及ぼしている多大な影響について考えることもあまりありません。

1.自己中心

現在最もよく見られる中心は「自己中心」でしょう。

その中で最も良く目につく形はわがままであり、これはほとんどの人が心の中で信じている価値観に違反するものであります。

自己という極めて限定された中心には、安定性、方向性、知恵、力はほとんどありません。

その一方、人に仕え、価値を生み出し、有意義な形で貢献することにより自己の成長を目指すことは、自分の安定性、方向性、知恵、力に劇的な改善をもたらすことになります。

2.仕事中心

仕事中心の人はワーカホリックになってしまい、健康、人間関係、その他の大切な生活の要素を犠牲にしてまで働きがちであります。

彼らの自己イメージと自尊心は仕事と深く関わっているため、仕事の妨げになる出来事は全て自分の安定性を揺るがすことになります。

方向性は仕事の要求に左右され、知恵と力が自分の仕事の範囲によって限定されます。

3.所有物中心

所有物は、多くの人にとって大きな動機付けになっています。

もし私の安定性が私の評判や持っている所有物に依存していれば、それを失いはしないか、盗まれはしないか、あるいはその価値が低下することはないかと常に恐れて、脅威を感じながら生活するほかありません。

所有物中心の人は自尊心が常に揺らいでおり、一貫性、安定性、または一定の自分というものを持っていません。

いつも資産、土地、地位、または名声を守ることに集中しています。

4.お金中心

ほとんどの人は、生活する中で経済的な不安や心配に直面することがあるでしょう。

社会の厳しい変化が私達の経済状態に影響を与え、生活の安定を揺るがしてしまうことがあります。

しかし、お金を稼ぐことを生活の中心におき、そればかりに集中すれば、自滅を招くことになるでしょう。

お金中心の限界は、人間関係などの大きな問題に直面した時に明確になります、なぜならお金を生活の中心におく人たちは、家族などの大事な事柄をすべて後に回し、周りの人は皆、「仕事の大切さを理解してくれるだろう」と思い込んでいるからです。

5.家族中心

家族に集中し、自分の多くのエネルギーを投入すれば、家族は深い人間関係、愛、分かち合い、人生を素晴らしいものにしてくれる多くの要素を含んでいます。

しかし、これを中心にすれば、皮肉なことに家族の成功に必要な土台そのものが破壊されてしまうことになります。

家族中心の親というものは、本当の意味で子供の最終的な幸福を考える余裕と情緒的な安定性を持っていません。

親の子供に対する愛は条件つきであり、子供に情緒的な依存状態か、反抗的な反対依存状態をつくり出す結果になります。

6.友達、敵中心

友達中心は、時と場合によっては特定の一人の人に集中し、夫、妻中心に似た現象を呼ぶ起こすこともあります。

特定の人に対する情緒的な依存性は、高まる欲求と争いの悪循環を生み出し、中心においていた人間関係そのものを破壊してしまう結果を呼びます。

敵を生活の中心におく人は、自分の生活を主体的に送るより、相手の行動や態度に対して反対依存的に反応しているだけであります。

7.宗教組織中心

宗教組織の中心では、イメージや見かけが重要視されがちで、個人の安定性がなくなってしまう偽善的な生活になりがちであります。

宗教組織そのものは、方針、プログラム、活動、人などによって構成されたものであるから、それだけで人に深い継続的な安定性あるいは内的な価値を授けることは出来ません。

宗教組織を中心にする人は,生活を区画しがちで、寺院,神社、教会などに行く日はある行動、態度を示し、残りの一週間は違う行動をとりがちです。

宗教組織を手段としてではなく、目的としてみることは、私たちの知恵を奪い、生活のバランスを崩す結果を招きます。

8.遊び中心

度を過ぎない罪のない遊びは、心身ともに休息を与え、家族やその他の関係の育成に役立つものであります。

しかし、遊びそのものが深い継続的な満足や充実感を与えるものではありません。

遊び中心の人はすぐ今味わっている楽しさのレベルに飽きてしまい、常に「もっと欲しい、もっと欲しい!」と叫びだします。

だから次の楽しみがもっと大きく、もっと強烈で、もっとエキサイティングで、もっと興奮させてくれるものでなければ、満足できなくなるのです。

こうした人たちは完全に陶酔状態に陥っており、今すぐここで楽しくなるかどうかで人生の全てを解釈し評価してしまうのです。

安定性、方向性、知恵、力は連続体の下のほうにあり、はかなく一瞬で消えてしまうものであります。

以上は、多くの人が生活の中心におきがちなものであります。

もしも「正しい原則」を自分の生活の中心におけば、自分の安定性、方向性、知恵、力を開発していく為のしっかりとした土台を得ることになります。

「原則中心」の場合安定性は原則の不変性に基づくものとなり、継続的にそれに頼ることが出来るのです。

原則は何に対しても一切反応することはなく、怒ることもなければ、私達に対する態度や接し方を変えることもありません。

原則は深い基礎的な真理であり、全人類共通のものであり、人生の生地そのものに一貫して、深く、美しく、力強く織り込まれているのです。

原則を生活の中心に位置づけることによって生まれる知恵と方向性は、物事の現在のあるがまま、過去のあったがまま、将来にあるがままの現実についての正確な地図を持つことによってしか得られないものであります。

正しい地図を持つとき、目的地はそこにたどり着くための道がはっきりと見えるようになります。

意思決定をするにあたって、正しいデータを生かし、有意義なかつ実行可能な計画を作ることができるのです。

原則と調和された生活をすれば良い結果が得られ、原則を無視すれば望ましくない結果を被ることになるのです。

以上の文章はスティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」から抜粋いたしました。

来週は、「正しい原則とは?」という題でお話いたいと思います。




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今年2013年3月で、ビッグウッドは創業30期目を迎えます。

1984年に創業してから30年目になりますが、いろいろな事がありました。

27歳で独立し、文具屋さんの倉庫(約70坪)で家具店を始めました!

30歳の時、国道33号線沿いに初めて家具店らしい店舗(約150坪)を構えることが出来ました。

しかし、私の経営能力のなさと大型店舗との差別化が出来ない為、33歳の時に経営が行き詰まり、倒産寸前まで追い込まれました。

1991年、私が34歳の時、一緒に働いていた西村忍さん(現ビッグウッド専務)の助言で「アウトレット家具専門店」に業態転換をしたことで、日本で初めての「アウトレット家具専門店ビッグウッド」が誕生したのです。

アウトレット家具専門店として生まれ変わった150坪の店舗で、一ヶ月2,000万円以上の売上げを何年も続ける事が出来たのは、「倒産したくない」という危機感があったからだと思います。

そして利益が出るようになり、出店を繰り返して現在に至っております。

さて、30期を迎える我々の会社ビッグウッドで、長年働いてくれている社員さん達を紹介いたします!

1987年入社(26年間) 西村忍(現 専務取締役)

1992年入社(21年間) 河本康(現 FC店舗事業部長、取締役)

1994年入社(19年間) 岡和総(現 四国エリア長) 武智アケミ(現 松山南店勤務)

1996年入社(17年間) 桧田法彦(現 本部管理部)

1997年入社(16年間) 越智純一(現 直営店舗事業部長)

1998年入社(15年間) 岡本英敏(現 松山南店長) 斉藤隆志(現 中津店長)

1999年入社(14年間) 谷川建二(現 仕入部長) 本田和也(現 ネット販売責任者)

2000年入社(13年間) 浦橋こづえ(現 曽根店営業主任) 大場俊輔(現 九州北エリア長) 
平井広幸(現 九州南エリア長) 眞鍋裕二(現 ペルシャ絨毯課長) 池田典子(現 曽根店店長)

2001年入社(12年間) 永井こづえ(現 本部管理部)

2002年入社(11年間) 清家一道(現 仕入部課長) 新城恵介(現 中国エリア長) 

南屋元紀(現 宇部店長) 橋本計二(現 西条店長) 濱川将和(現 福山店長) 渡部圭子(現 本部管理部) 宮崎祐介(現 松山南店営業主任)

2003年入社(10年間) 立脇孝光(現 鹿児島南店長) 藤井敏貴(現 大分南店長)  稲永美幸(現 古賀店長) 長谷川竜一(現 宮崎北店長) 

福田光則(現 家具再生工場責任者) 松尾健一(現 古賀店営業主任) 

越智将和(現 西条店営業主任) 熊谷恵美子(現 宇部店営業主任)

10年一昔と言いますが、10年以上働いてくれている仲間が沢山おります。

ビッグウッド30周年の感謝の気持ちを込めて、長年働いてくれている仲間にお礼を言いたいと思います。

「本当にありがとうございました。」

皆さんのお陰で、今のビッグウッドがあるのだと思います。

30年と言う一つの大きな区切りを終え、これから将来の「30年計画」に向かって走り出しましょう!

アウトレット家具を全国のお客様に提供するという大きな使命を持って、邁進して行きたいと思います。


                







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今日は、「幸福とは?」という題で話したいと思います。

スティーブン、R、コヴィー氏の「7つの習慣」から文章を抜粋いたしました。

昔の格言に 「思いの種を蒔き。行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る」 というものがあります。

私達の人格は、繰り返される習慣の結果として育成されるものである。

習慣が私達の生活に決定的な影響を及ぼしているのです。

習慣によって無意識の内に生活のパターンが決められ、人格が育成され、そして生活そのものが効果的あるいは非効果的なものになってしまうのです。

習慣は、知識とスキルとヤル気という3つの要素からなっています。

知識は「何をするか」または「なぜそれをするか」という2つの質問に答えてくれます。

スキルは「どうやってするか」を示すものであります。

ヤル気は動機であり「それを実行したい」という気持ちであります。

生活の中で習慣を確立するためには、この3つの要素がどれも必要であります。

常に自分の意見を述べるだけで人の話を真剣に聴かなければ,友人、同僚、家族など周りの人との関係はうまくいかないことになるでしょう。

また、相手の話を聴かなければならないということがわかっていたとしても、そのためのスキルがないかもしれません。

つまり、他の人の話を深く聴く方法を知らないということであります。

しかし、聴く必要性を知り、聴くスキルを持っていたとしても、それだけでは不十分であります。

聴きたいと言う気持ちがない限りは、習慣にはなりません。

つまり、ヤル気が必要なのです。

習慣にする為には、この3つの側面を全て育成しなければなりません。

この成長と変化のプロセスは、上向きの螺旋状の循環であります。

つまり、自分のあり方を変えることによって見方が変わり、見方が変わることによってさらにあり方が変わるのであります。

知識、スキル、ヤル気のレベルが高まるにつれて、古い パラダイム(世界を見る見方、認識、理解、解釈を決めるもの、既成概念などの意味)から解き放たれ、生活や人間関係がさらに高い効果性の領域に入ることになります。

そして、このプロセスは常に上向きに続きます。

時として、このプロセスを難しく感じることもあるでしょう。

生活を変化させるには、大きな目的によって動機付けられる必要があります。

今すぐ欲しい結果を我慢して,将来本当に得たい結果を追求しなければならないからです。

しかし、このプロセスこそが、私達の存在目的である幸福を作り出すものであります。

幸福とは、最終的に欲しい結果を手に入れるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならないのです。

以上が、「7つの習慣」から抜粋して文章です。

「幸福とは?」 人格を高める習慣を身に着けることであり、目先の欲望を我慢して、本当に欲しい成果(成功)を勝ち取ることであると言われています。

自分の事を考えると、耳が痛いです!

目先の欲望に負けて、将来の成果(成功)が遠ざかって行くのが良く理解できました。

反省しかりです、精進して「今の習慣」を変えていこうと思います!






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今日は、「消費税アップ対策」という話をしたいと思います。

2014年4月 5%→8% 2015年10月 8%→10%

来年の4月には消費税が(3%)アップし、再来年の10月には更に(2%)アップいたします!

我々小売業者にとって、消費税アップは大きな問題であり、また大きなチャンスでもあります。

消費者にとって、消費税アップは嫌なニュースでありますが、売り手側にとっては増税前の駆け込み需要が必ず発生しますので、近年まれに見る「特需」になる事が予測されます。

市場全体が駆け込み需要で活性化されると、マンションや車のような高額商品だけではなく、低価格商品でもまとめ買いや、先買いが発生しますので、ほとんどの商売にチャンスが巡ってくるといってもいいと思います。

1997年4月に消費税が2%増税された際の実質消費支出データを見ると、実は駆け込み需要は前年の夏ごろから発生しており、14年になってから消費税の駆け込み需要の対策を練るのでは、遅すぎることがわかります。

しかし、今の消費者はお金を使うことに臆病になっている傾向が強いので、おそらく夏よりももう少しあとにならないと、駆け込み需要は発生しないのではないかと思います。

駆け込み需要が発生する「Xデー」は消費税増税の半年前の13年10月、「消費税増税まで後半年になりました」という報道が一気に流れて,その勢いで年末商戦に突入していくと思われます。

11月以降の商戦は過熱気味に消費が活発になると予測します。

これらの状況から考えると、今のうちから消費税増税の駆け込み需要を考慮した販促計画を立てなければなりません。

増税後の価格設定もにらんで、今のうちから商品の値上げや商品構成に関して、社内で論議を重ねておく必要があると思います。

我々家具業界に従事する者にとっても、「消費税アップ」は大きなチャンスでもあります。

耐久消費財である家具に関しては、何十年も買い替えされていないお客様がたくさんおられます。

そのお客様が一気に「駆け込み需要」を起こす可能性が大きいと考えます。

元来、我が社「家具のアウトレットビッグウッド」は買い替え顧客がターゲットであります。

1997年の消費税アップの時を思い出しますと、かなりのお客様が駆け込み購入をされました。

14年4月の消費税アップも、長年使った家具を買い換える大きなチャンスになると思います!

家具を買い換えようと思われるお客様の気持ちになって、少しでも買い換えていただけるようなサービスを考えておくべきですね。

例えば、「古い家具の無料引き取りサービス」とか「古い家具の下取りサービス」とか、「配送料無料サービス」とか他社に勝るサービスの構築が必要だと思います。

まだ一年以上あると思っているでしょうが、実質には「駆け込み需要」が発生するまで8ヶ月しかありません。

新しいサービスや対応策を構築するとすれば、今から考えておかないと間に合わないのが現実です。

来年、再来年確実に起こる「駆け込み需要」にどう取り組むかによって、会社の業績は大きく変わってくると考えられます。

経営者の皆さん、今から対応策を考え、「駆け込み需要」の大きなチャンスをつかめるよう頑張りましょう!

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今日は、「知っておきたい住宅ローン減税」について話したいと思います。

政府、自民党は2014年4月の消費増税対策として、住宅ローンを借りた人の所得税などを軽くする住宅ローン減税を14年から拡充する方向で調整に入っております。

現在はローン残高 2千万円までの1%分(最大20万円)を毎年の所得税から差し引く減税を10年間受けられるようになっております。

しかし新しい法案では、毎年の所得税から差し引く減税を 4千万円の1%分(最大40万円)まで広げようとしています。

住宅を購入する場合、土地には消費税はかからないが建築物については(マンションは建物相当分)かかります。

2014年4月から消費税が 8%に、2015年10月からは消費税が 10%に上がります。

そうなると住宅の消費税が数十万以上上がる事になり、購入者に対して大きな負担になることが考えられます。

そこで政府は、今の住宅ローン減税が2013年末に終了予定を、さらに5年間延長することとしました。

また、年間の所得税が減税額より低い場合、現在は住民税を最大 9万7,500円減税していますが、2014年から最大 13万円超にする事を検討しております。

さらに、中、低所得者は多額のローンを組むことが出来ない為、減税の恩恵を十分に受けることが出来ない事が予測されます。

そこで中、低所得者に対してはローンを借りた場合は現金などを配ることを検討しています。


ケースA (住宅ローンが 2,000万円(土地 1,000万円+建物 1,000万円)の場合

増税額 1,000万円×5%=50万円の増税

減税額 年間の納税額が20万円程度の場合2013年と同じ
     年間の納税額が15万円以下の場合、10年間で2013年入居より50万円以上の減税メリット

結果 50万円減税-50万円増税=0円 (年間の納税額が 15万円以下の場合)


ケースB (住宅ローンが 3,000万円(土地 1,500万円+建物 1,500万円)の場合

増税額 1,500万円×5%=75万円の増税

減税額 10万円×10年間=100万円の減税

結果 100万円減税-75万円増税=25万円メリット


ケースC (住宅ローンが 4,000万円(土地 2,000万円+建物 2,000万円)の場合

増税額 2,000万円×5%=100万円の増税

減税額 20万円×10年間=200万円の減税

結果 200万円減税-100万円増税=100万円メリット


ケースD (住宅ローンが 5,000万円(土地 2,500万円+建物 2,500万円)の場合

増税額 2,500万円×5%=125万円の増税

減税額 20万円×10年間=200万円の減税

結果 200万円減税-125万円増税=75万円メリット

結果を見ると、最もメリットが出てくるのは 3,000万円~5,000万円程度の物件を購入した場合です。

またメリットが少ないのは、年収が400万円~600万円で、住宅ローン残高が 1,500万円~2,500万円程度の物件を購入した場合です。

また、住宅ローンの減税額は年間最大40万円の上限があり、追加的な減税メリットは10年間で200万円と決まっており、いくら高額な建物を購入しても減税額が増えるわけではなく、かえって購入物件の諸費税分が負担になる事になります。

以上の記事は、家具業界専門誌「ルームファニシング」より抜粋いたしました。

住宅購入を考えておられる皆さん、良く考えて消費税増税に備えましょう!










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今日は、スチィーブン.R.コヴィー氏の「7つの習慣」から「人間関係の6つのパラダイム」について書いてみたいと思います。

1.win-win の関係

自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当事者がほしい結果を得る事。

全ての関係において常に相互の利益を求める心と精神のことである。

お互いに満足できる解決策を打ち出すことである、win-winは、人生を競争ではなく、協力する舞台と見るパラダイムである。

ある人の成功は、他人の成功を犠牲にしなくても達成出来るという考え方である。

2.win-lose の関係

自分が勝ち、相手は負ける。

私が勝てば、あなたは負けるというものである。

「あなたは満足しないかもしれないが、私は満足だ、私の言うとおりにせよ」という独裁的なアプローチを生み出す考え方である。

ほとんどの人は、生まれたときから多くの場面でwin-loseの脚本づけを受けている。

価値は自分の中にあるのではなく外にあり、価値は他人との比較や期待像に対する達成度合いにおいてしか存在しない、というものである。

3.lose-win
自分は負けて、相手が勝つ。

「俺は負け犬だ、生まれつきそうなんだ」

「喧嘩は嫌いなんです、衝突を避けるためなら何でもします」

基準、希望、期待、ビジョンなどが全くない。

相手の要求に対して折れるのが早く、又、相手に好かれたいという欲求が強い。

人に受け入れられ好かれることに、自分の価値を求める。

自分の気持ちや信念を表現する勇気がなく、ほかの人の我の強さにすぐおびえることになる。

4.lose-lose

自分も負けて、相手も負ける。

両方ともが負ける、お互いに敵愾心にかられ、復讐心に燃える。

相手を殺すことは、自分を殺すことであり、復習は両刃の剣だということが、全く見えなくなってしまう。

相手を負かす為ならば、たとえ自分が負けようとかまわないと考えるのだ。

内的な方向性を全く持たず、深い依存状態にいることから、自分が惨めだから他人も惨めであるべきだと思う人間の考え方である。

5.win

自分だけの勝ちを考える。

単にwinを考えることである。

この考えを持つ人は、必ずしも相手に負けて欲しいと考えているわけではない。

それはその人に関係ないことで、大切なのは、自分の欲しい結果を確保することだけである。

競争や争いの意識がないとき、このwinが最も良く見られる態度だろう。

自分の目的を達成することだけを考え、他の人が目的を達成出来るかどうかはどちらでも良いと考える。

6.no deai

取引きしない事に合意する。

双方が納得する案を見つける事が出来ないときは、「合意しないことに合意する」ということである。

つまり取引きしないということだ。

相手に期待を持たせることもなく、契約や「実行協定」を取り交わすこともない。

様々な期待を持ち、双方が幻滅してしまってからそのことに気がつくよりも、最初から気づいた方が良いのだ。

両方が満足しない案でやっていくよりは、取引きしない方がいい、そうすれば、今度またお互いに協力する接点があるかもしれませんから。

以上が「6つの人間関係」の内容ですが、自分の考え方はどれなのか見直すべきだと思いました。

皆さんは、いかがお考えでしょうか?

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今日は「商業統計で未来を予測する!」という題で話したいと思います。

「商業統計」とは、商業を営む事業所について、業種別、従業員規模別、地域別に事業所数、従業員数、年間商品販売額等を把握し、日本の商業の実態を明らかにし、商業に関する施策の基礎資料を得る事を目的としている。

(1991年~2013年)の変化状況をかなりドラマスティックに物語ってくれています。

1991年を100%として推移を見ると

「店舗数」

食品スーパー  120%にアップ

総合スーパー   90%に減少

百貨店       70%に減少

専門店       60~70%に減少

「売上高」

食品スーパー  150%の増加

総合スーパー  80%に減少

百貨店      70%に減少 

専門店      2007年 70%に減少したが 2007年以降 80%へと上昇

「売り場面積」

食品スーパー  300%に増床

総合スーパー  150%に増床

百貨店       減少

専門店       減少

「1㎡当たりの売上げ」

食品スーパー  60%に減少

総合スーパー  80%に減少

百貨店      80%に減少

専門店      80%に減少

市街地専門店 150%に増加

「従業員一人当たりの売上げ」

食品スーパー  70%に減少

総合スーパー  50%に減少

百貨店      40%に減少

専門店      2007年 80%まで減少したが、2007年以降 90%まで上昇

以上が、「商業統計」の主な調査数値の結果です。

この調査結果を見ると、1991年以降「日本の商業」が衰退してきている実態が良くわかります。

中でも「何でも業」と言われる「総合スーパー」や「百貨店」の衰退が激しいと思います。

また、「売り場面積」の増加を見ると、過当競争が熾烈を極めていると感じます。

食品スーパーにおいては、22年間で売上高が150%に増えてはいますが、なんと売り場面積は300%の増床ですから、「1㎡あたりの売上げ」は60%以下に減少しているわけです。

また、最も大事な 「従業員一人当たりの売上高」 に関しては専門店が1991年の時点に比べて90%程度まで持ち直していると言う結果には驚きました。

「専門店」とくに、「市街地専門店」では「1㎡当たりの売上げ」が、1991年の数値に対して150%アップという凄まじい増加ぶりです。

「市街地専門店」は、非常に効率の良い商売をしているという事がお分かりだと思います。

失われた20年と言いますが、日本の商業が今後どのように復興していくのか?

変化の兆しが少しわかった気がしました。

「過去を見ることも出来ないのに、未来を見ることは決して出来ない」というように、過去の流れを見ることは未来を予測する上で大変重要な事だと思います。





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今日は、「ミッションステートメント」について話したいと思います。

「ミッションステートメント」とは、どういう意味かと言いますと、ミッション(使命)+ステートメント(声明、声明書)であります。

企業活動におけるミッションとは、企業と従業員が共有すべき価値観や果たすべき社会的使命などを意味します。

従来の「経営理念」や「社是、社訓」がこれにあたりますが、そうした自社の根本原則をより具体化し、実際の行動に資する指針、方針として、明文化したものを「ミッションステートメント」と呼びます。

「ミッションステートメント」は、組織の成功にとっても重要な役割を果たします。

そして、効果的な「ミッションステートメント」の作成は、組織の奥底から出来上がってこなければならないのです。

経営者や経営幹部だけでなく、全ての従業員が有意義な形で参加すべきであります。

組織の全員によって作成された「ミッションステートメント」と、上から押し付けられた「ミッションステートメント」の間には、天と地ほどの開きがあります。

組織の抱える基礎的な問題の一つは、人は他人の決めた事に対しては決意しないということです。

組織に入ったばかりの人間や幼い子供は、相手から与えられた目標を素直に受け入れることができる、しかし成長し、成熟し、自分自身の生活が独自の意味を持つようになると、有意義な形で参加したいという気持ちが湧いてきます。

組織の「ミッションステートメント」をつくるプロセスには、時間、忍耐、参加、スキル、感情移入が必要なのです。

組織内の全員の深く共有化されたビッジョンと価値観を、本当に反映している組織の「ミッションステートメント」は、強い一体感と強い決意を作り出すものであります。

人々の心の中に自律のための基準とガイドラインを植えつけることにより、指示、管理、批評、評価する人は必要ではなくなります。

なぜなら、従業員はその組織の不変の核心を、自分のものとして受け入れているからです。

以上の文章は、スティーブン.R.コヴィー氏の「7つの習慣」から、抜粋した文章です。

我が社も含めて、大抵の企業は経営者が一人で作った「ミッションステートメント」だと思いますが、それではダメであると書かれてあります。

そうすると、全従業員と共に作る必要があるのだと思います。

全従業員が、自分達の考えた理念を「ミッションステートメント」とすることによって、自分の会社だという意識が湧いてくるのだと思います。

組織、会社は、そこで働く人達のものでなければなりません。

全従業員の使命と、会社の使命が一致する時、もの凄い力が湧いてくるのではないでしょうか!

ビッグウッドの「ミッションステートメント」は、経営理念である「お客様及び全従業員の喜びの創造」と「企業の再生支援を通じて社会に貢献する」であります。

しかし、本物のアウトレット家具専門店として、お客様に喜んでいただく事が一番大切なミッションだと思います。

全従業員さんの意見を聞き、もう一度「ミッションステートメント」を作りたいと考えています。

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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