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アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」社長のブログです。
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今、話題の「渋沢栄一翁」の本から抜粋しています。

1.私欲に走った生き方では天に味方されない

この世界は自分のためにあるだとか、自分の心のままに動けば、他人のことは考えなくてもよいとかと言う説はよろしくない。

人にはいつでも誠意を持って接しなさい
喪中の人を悼み、爵位のある人を尊敬し、体が不自由な人を思いやる誠意が大事である。

2.道徳を用いればつまずくことなく富んでいく

道徳と理財は相反しない(道徳と生産利殖とは一致しているのだ)

喜んで尋ねなかったり聞いて改めなかったりする人が多いから、よく友を選んで交われ。
世の中にすべての点で優れた人などいない、だから善に接して過ちを改めるのに躊躇しない善良な人を友とせよ。

3.自分の今の生き様に自信があるか

すべてに節度を守ること

節度を失うことは、ときには愛嬌に見えることもあるが、決して立派な行為とは言えない、嬉しくて喜びすぎたり、悲しみすぎてわれを忘れたりするような事がないようにすべきだ。

一身一家をおさめることが出来ないのに、国家社会のために尽くそうとするのは、本末転倒もはなはだしい。

人間は中庸が最も大切だ、過ぎたるも中庸ではなく、及ばざるも中庸ではない
だから過ぎたるも中庸を得ざることにはおいては、なお及ばざるに等しい。

すべて中庸に保つということは、その身を全うするということであって、人として中道を歩むことは、最も必要なことである。

4.憂えず、恐れず

君子とは何か

自分の行動に対して、人道を誤らず道理に背かず、行いに過ちがなく、品行が正しければ、自ら省みてやましい点がないはずだ。
これがすなわち君子である。

人は常に安らかな心をもって、禍いがあることを憂うことなく、また恐れることもなければ、これを君子と言うことができよう。

以上の4つの条件を満たせば天に味方される人になれるという事です。
日々精進しなければなりません!

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本日は、我々の会社BIGWOODが「アウトレットストアーからオフプライスストアー」へ進化するという内容です。

1990年日本初のアウトレット家具店となりましたが、2021年3月より家具業界では日本初のオフプライスストアーに転換いたします。

2019年4月に、我々BIGWOOD幹部社員はアメリカロサンゼルスに行き、小売業の進化を視察して来ました。

アメリカでは、一次流通と言われるデパート、専門店が衰退しアマゾンを代表とするネット販売が市場を席巻しております。

更に近年では、ネット販売の顧客をオフプライスストアーという実店舗が奪い取っている状況です。

ネットで買っていた人たちが、なぜ実店舗のオフプライスストアーで買うようになっていったのか?

それは、圧倒的な価格の差です。

一次流通の実店舗よりも、ネット販売の方が安いのですが、更にオフプライスストアーの方が安いのです。

では、なぜオフプライスストアーはネット販売より安く販売できるのか?

それは、メーカー、問屋、小売店の処分品や滞留在庫を安く仕入れて販売しているからです。

要するに「見切り品」をどこよりも安く仕入れる努力をしているのです。

アメリカでは、このオフプライスの業態を「二次流通」と言っております。

一度市場に出た商品が売れ残り、不良在庫になってしまった「見切り品」を仕入れ

もう一度販売することを「二次流通」と言います。

最も大きなオフプライスの会社は、TJXです。

2019年 売上 約4兆5千億円 従業員 約28万人 店舗数 約4,574店舗

コロナ禍の現在でも、ほとんど売上を落としておりません。

実店舗で販売するという業態ですが、成長し続けております。

我々BIGWOODは、日本初となる「家具のオフプライスストアー」へ進化します。

みなさん、期待してください!









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全従業員のみなさん、明けましておめでとうございます。

本日は、株式会社BIGWOOD 2021年「年度方針」です。

1.アウトレットからオフプライスへ進化
2.B品販売比率60%以上
3.最低価格、地域一番店
4.経常利益率の向上

以上の4つの項目を「年度方針」といたします。

スローガンは、昨年に引き続き
「大きな利益を出して、みんなの収入を倍増しよう!」です。

1.の「アウトレットからオフプライスへ進化」ですが、我々BIGWOODは1990年から2020年まで、30年間アウトレット家具店として成長してきました。

我々BIGWOODの目指すアウトレットという業態は「リテールアウトレット」であり、現在多くの人に認知されている「ファクトリーアウトレット」ではありません。

アメリカで進化を遂げている「オフプライス」こそ、我々が目指す「リテールアウトレット」そのものであります。

そこで、2012年3月よりBIGWOOD全店を「家具Off Price Store BIGWOOD」といたします。

今まで以上に、「最低価格」を追求し高価な家具をどこよりも安く提供することをお約束いたします。

2.の「B品比率60%以上」ですが、2つのB品比率があります。

1つはB品販売比率 もう1つはB品在庫比率です。

これに関しては、もう一歩のところまで来ておりますが、完璧に出来ておりません、今期(38期)2021年8月末までにはやり遂げるつもりです。

3.の「最低価格、地域一番店」ですが、最低価格保証をすることによって、お客様からお褒めの言葉を頂いております。

しかし、49店舗が全ての地域で「一番店」としては認められていないと思います。

そこで、オフプライスに進化することで、最低価格を追求し「最低価格、地域一番店」に必ずなると信じております。

4.の「経常利益率の向上」ですが、経常利益とは粗利益から販売管理費を差し引いて残った利益のことです。

「税引き前利益」とも言いますが、会社を存続するうえで最も大切な利益です。

また、全従業員さんの収入を倍増するための原資でもあります。

「売上を最大に、経費を最小に」入るを増やして、出ずるを減らす
これは商いの鉄則です。

以上の4つの年度方針を達成すれば、スローガンである「大きな利益を出して、みんなの収入を倍増しよう」を実現出来ると思っております。

コロナ禍で、不安なお正月を過ごされていると思いますが、常に明るい気持ちで理想を掲げ、希望を持ち続けながら、一生懸命努力を重ねましょう!

自分の未来に希望を抱いて明るく積極的に行動していくことが、仕事や人生をよりよくするための第一条件です。

初売りを成功させて、良いスタートを切りましょう!











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本日は、「2020年を振り返って」です!

2020年(令和2年)は、大変な年となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、世の中が一変してしまったと思います。

世界的なパンデミックとなり、多くの人が感染し、多くの人が亡くなりました。

我社の社員さんは、今まで一人も感染されておりません。

300名近くのスタッフが一人も感染されていないことには、本当に感謝です。

会社の業績に関しては、3月、4月は厳しい状況でしたが、5月、10万円の特別給付金が給付されてから業績は良くなりました。

また、5月には埼玉県上里市のイオンタウンにビッグウッド上里店をオープンしました、関東で6店舗目です。

6月、7月、8月は「巣ごもり消費」が発生し、過去最高利益を出すことができました。

冬の賞与の査定期間が「3月~8月」であるため、12月の賞与は思い切った額の賞与を出すことができました。

これも、ビッグウッドの全社員さんの努力の賜物です、感謝です!

9月、10月、11月は前年並みで、12月は「感染第3波」のため厳しい年末になりました。

来年2021年は、コロナウイルス感染拡大のため「非常事態宣言」が発令される恐れがあります。

我々小売業にとってやはり脅威であります。

一日も早く終息して欲しいと願っています。

来年3月には、「アウトレット」から「オフプライス」へ進化いたします。

1990年から30年間「アウトレット」として頑張ってきましたが、「アウトレット」の定義が「ファクトリーアウトレット」として認知されています。

ビッグウッドは、「リテールアウトレット」という業態で、自社では商品を作っておりません。

国内、海外のメーカーから「アウトレット商材」を仕入れて販売する会社です。

今後共、宜しくお願いいたします。






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本日は、起業「4つのステップ」について話したいと思います。

ステージ1 幼児期(年商0円~1億円)

問題点  自分が何をしているのか、よくわかっていない。
課題   販売による利益を初めて出す。
チャンス 一気に跳ね上がるための分岐点となる普及率まで顧客を獲得すること。

ステージ2 少年期(年商1億円~10億円)

問題点  収支がとんとんである、もしくは損失を出している。
課題   利益の出せる新たな商品を迅速につくり出す。
チャンス 革新的な事業を確立し、キャッシュフローを増やし、利益を出す。 

ステージ3 青年期(年商10億円~50億円)

問題点  システムに無理が生じ、顧客もそれに気がついている。
課題   混乱状態を整理し、秩序を取り戻す。
チャンス 有用なガイドラインの確率方法とプロセスや手順の管理を学ぶ。

ステージ4 成人期(年商50億円~100億円以上)

問題点  販売が減速する、もしくは完全に行き詰まる。
課題   設立当初のベンチャー的な企業に戻る
チャンス 何もしなくても会社が回るようにする。

以上が 4つのステップです。

「販売なくして事業を継続的に維持するのは非常に難しい」
これが起業における第一のルールです。

事業というのは、初めての売上を出すまでは、資金を投じた実績のないアイデアの集まりでしかないのです。

中には実現可能で優れたアイデアもあるかもしれないが、粗末なものや非現実的なアイデアもあるでしょう。

だが、実際に販売して試してみるまでは、どのアイデアが成功し、どれが失敗するかはわからないものです。

これから起業を目指す方は、まず「自分のアイデアや商品を販売する」ことをお勧めします。

初期投資は、なるべく少ないほうが良いのです。

アイデア、商品が売れ始めてからその規模に見合った「投資」をしても遅くはありません。

コロナ禍による、業態の大転換が起こっております。

変化はチャンス、起業を目指す方たちには大きなチャンスだと思います。

頑張ってください!









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本日は、「人格」について話したいと思います。

感性論哲学を作り上げた、吉村思風先生によりますと「人格」にはレベルがあるそうです。

「7段階の人格」

1段階 一人称の人格
0歳~15歳 自分のことしか考えられない、自己中心的な人格

2段階 二人称の人格
16歳~25歳 友達、恋人を中心とした考え方をする人格

3段階 三人称の人格
26歳~35歳 自分の考え、行動を「第三者」として冷静に判断できる人格

4段階 超越的自我の人格
36歳~45歳 一つのことに没頭して無我夢中で頑張る状態の人格

5段階 去私的自我の人格
46歳~55歳 自分のことよりも他人のことを大切にできる人格

6段階 全人的自我の人格
56歳~65歳 自分のやりたい事が全て、周りの人、地域社会に役に立つという人格

7段階 自在的自我の人格
66歳~100歳 相手に合わせて、自由自在にどの人格にも適応できる人格

以上「7段階」あるということですが、「人格」は常に上下しているそうです。

人格者だと言われていた人が、傲慢になって人格が下がってしまうことはよくある事です。

常に意識して、努力しなければ立派な「人格」を保つことは出来ません。

リーダー的存在の方は、特に「人格」のレベルを上げなければ、みんなから尊敬されることは出来ないでしょう。

自分が、今 どのレベルの「人格」なのか、想像することが大切ですね。

年齢と関係なく、一人称や二人称の方もおられます。

レベルの高い「人格」を目指して常に努力してこそ立派なリーダーになれると思います。

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本日は、菅総理大臣について話したいと思います。

令和おじさんで有名な、菅総理は、1948年12月6日、秋田県の農家の長男として生まれ、現在71歳です。

秋田県湯沢高等学校を卒業して、家出同然、単身で上京し、板橋の段ボール工場で住み込みとして就職しました。

大学の入学金を貯めるため、アルバイトもしながら2年間働きます。

そして、当時私立で最も学費が安かった法政大学法学部政治学科に入学しました。

夜間(二部)ではないかという噂もありますが、間違いなく昼間(一部)です。

部活は、沖縄剛柔流空手部で4年間頑張って、三段を取得しています。

実は、菅総理は私の大学の8年先輩にあたります。

私は法政大学、少林寺拳法部でしたが、剛柔流空手部とは仲がよく一緒に練習しておりました、私も一応、少林寺拳法三段を取得しております。

菅総理と一緒に練習した経験はありませんが、政治家として活躍している大学の先輩として尊敬しておりました。

26歳で小此木彦三郎議員の秘書として、政治の世界にはいり、1987年39歳で横浜市会議員の当選し、1996年に衆議院議員として、48歳で初当選されています。

それから現在、71歳まで23年間、国会議員として本当に一生懸命に走り続けた政治家だと思います。

2020年9月14日、国会議員職の世襲ではなく、選挙地盤を世襲していない菅総理大臣が誕生しました。

お酒は飲まず、甘いものが好き、朝早く起きて毎日散歩、いつ何時緊急事態が起きても誰よりも早く官邸に駆けつける方だと聞いております。

まるで修行僧のような生活をされているようです、意志が強く自分が正しいと思ったらやり遂げる方のようです。

土日も休まず、官邸で仕事をされていると聞いています。

口数は少ないけれど、行動力は並外れており、官僚からも慕われているというのは驚きです。

菅総理には「胆力」があると言われています。

すべてのことを知っていながら、ここ一番で抑える術を知っている。

呑み込んでいながら、全部吐き出すわけではない、余計なことは言わない。

まるで、昔の武士のようです。

菅さんのような政治家が増えれば、日本も良くなると思うのですが、皆さんはどう思われますか?







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本日は ビッグウッド「DXプロジェクト2025年」について話したいと思います。

DXとは、デジタルトランスフォーメーション(DijitalTransformaition)のことです。
意味は、企業がデータやデジタル技術による業務やビジネスの変革です。

具体的に言うと、AIや5Gなどのデジタル技術を活用して商品やビジネスモデル、業務に変革をおこし、競争に勝てるようにしていくことです。

国も、デジタル庁を設立してDXを推進する方向です。

2019年の時点で、DXが完了している企業は上場企業でも8%程度だと言われています。

多くの専門家が破壊的なイノベーションの到来を予測しており、「第4次産業革命」が起きると予想しています。

企業にDXが必要な理由

①生産性向上や市場で有利になれるといったメリットがある
②既存の仕組みの維持費高額化(2025年の崖)といったリスクがあるため

DX導入のメリット

①業務の生産性が向上する
②消費行動の変化に対応したビジネスにつながる
③BCP(事業継続計画)の充実につながる

DXを導入しないで発生するリスク

①既存システムの保守費が高額になる(2025年の崖)
②市場の変化に対応できなくなる
③データの喪失やブラックボックス化

営業部門のDXとしては、以下の3つが代表時と言えます

①Web接客
②SFA CRM
③チャットボットなどを活用したホームページ

①Web接客とは、オンライン会議やチャットを活用して、営業や問い合わせ対応を対面以外で行うこと。

②のSFAとは、セールスフォースオートメーション(SalesForceAutomation)
「営業支援システム」のことです。

具体的には、営業マンが簡単に日々の活動を入力すれば、次のアクションや訪問先を教えてくれたり、報告書を作成してくれたりするシステムです。

②のCRMとは、カスタマー リレーションシップ マネジメント
(Customer Relationship Management)顧客関係管理の意味です。

具体的には、顧客の情報を収集、分析して、最適で効率的なアプローチを行い、自社の商品、サービスの競争力を高める経営手法のことです。

③のチャットボット(Chat Bot)とは人工知能を活用した「自動会話プログラム」のことです。

レストランやタクシー、ホテル、航空券の予約ができる。
チャットボットの質問や提案にタップして応えると、自分の今の気分にピッタリの商品が見つかるようになる。

我々ビッグウッドも「DXプロジェクト2025年」を立ち上げようとしています。

まずは、オンライン上にすべての在庫をアップすることから始めようと思います。

「第4次産業革命」が始まるまでに、DXプロジェクトをやり遂げたいと思っています。

大きな変化は、チャンスを生み出します、頑張りましょう!

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78項目ある京セラフィロソフィの中で1番重要な項目
1.「宇宙の意志」と調和する心についてです。

世の中の現象を見ると、宇宙における物質の生成、生命の誕生、そしてその進化の過程は偶然の産物ではなく、そこには必然性があると考えざるを得ません。

われわれのいる太陽系は、銀河系に属しています、この銀河系には、太陽系に匹敵するものが何億もあるだろうと言われています。

そしてまた、この銀河系に匹敵する銀河も、この宇宙には数え切れないほど存在するそうです。

宇宙の始まりは、ごく一握りの超高温、超高圧の素粒子の塊だったそうです。

それがあるとき、大爆発を起こしてこの宇宙をつくり、現在でもまだ膨張し続けているというのです。

この「ビッグバン、セオリー」は、宇宙物理学者の観測データーなどによって、正しいことが証明されています。

もともと、この宇宙は一握りの素粒子から始まったのです。

しかし、それは一瞬たりとも現状のままとどまらず、結合を繰り返し、現在の宇宙を形作ってきました。

つまり、宇宙には、一瞬たりとも停滞することなく物事を進化発展する方向へ進めていこうという流れがあるのです。

この流れを「宇宙の意志」と表現することができるのではないかと考えています。

宇宙に流れている意志とは、すべてのものを慈しみ、すべてのものを愛し、すべてのものを良くしてあげたい、という思いであり、自分だけが良くなろうという意志の対極にあるものです。

他人を蹴落としてでも、足を引っ張ってでも自分だけが良くなりたいと思う人もいるかもしれませんが、そういう心では「宇宙の意志」とは調和せず、うまくいきません。

心が愛に満ちていれば「宇宙の意志」と同調し、全てのことがうまくいくのです。

そこで難しいのは「どうすれば愛に満ちた心を持てるか」ということです。

実際には、私自身も含めて、持てやしないのです、持てないけれども「持とう」と思うことが大事なのです。

ほとんどの人は心の大切さに気づかず、心を立派にしようなどということに関心を持ちません。

しかし、まずは心を高めなければならない、心を美しくしなければならないと思わなければならないのです。

そうは言っても、われわれは煩悩、欲にまみれた人間ですから、なかなかそうはなれない。

なれないけれども、「ならなければならない」と思って反省する、この反省があるから、努力をしようと心がける。

このことが人生にとっては大切なのです。

「宇宙の意志」のことを「宇宙根源の法則」とも言いますが成功された人や人格者として尊敬されていた人はこの「宇宙根源の法則」を理解していた人たちです。

調和しない、弾き飛ばされるような考え方では決してうまくいかないのです。


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本日は、「大胆と細心」について話したいと思います。

「大胆と細心」は相矛盾するものですが、この両極端を併せ持つことによって初めて完全な仕事ができるのです。

この両極端をあわせもつということは「中庸」ではありません。

綾を織りなしている糸のようなものです、縦糸が大胆さなら横糸は細心さというように、相反するものが交互に出てきます。

リーダーは、ときには大胆に決断しなければなりませんし、また石橋をたたいても渡らないというくらい、細心でなければなりません。

常に大胆であってもいけませんし、いつも細心であってもいけません。

リーダーは、恐ろしい程の大胆さと、じれったい程の細心さ、その両極端を兼ね備えていなければならないのです。

例えば、もの凄く情が深く、優しい人間性を持っていながら、ときにはズバッと社員の首を切れるという冷酷さ、非情さということもあります。

あるいは、合理主義に見えて、一方では人間性、感情的な一面を持っている。

つまり、大胆と細心、温情と冷酷、合理性と人間性、それぞれの両極端の性質が、一人の人間の中に綾を織りなすように存在しているわけです。

リーダーは、大胆さと細心さを状況に応じて上手く機能させる能力がなければなりません。

F.Sフィッツジェラルドは「第一級の知性とは、両極端の考え方を同時に併せ持ち、かつ、それらを正常に機能させることのできる人間である」と言っています。

大胆であるべき時は大胆であり、細心であるべき時は細心でなければならないのです。

リーダーとは、大胆と細心、温情と冷酷、合理性と人間性の両極端を併せ持ち、かつそれを場面に応じて使い分ける能力が必要です。

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プロフィール
HN:
杉浦眞悟
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/02/03
職業:
社長
自己紹介:
アウトレット家具のチェーン店「ビッグウッド」の代表取締役社長
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